観光客が来ていますか? 地域活性の集客技術とは?
「うえたさんはいろんなところで集客技術を披露されているんですね。しかも、大企業さんですでに評価をもらっているなんて・・・」
ありがとうございます。
Facebookの友人からいただいたメッセージでした。
こちらの友人は、「集客技術」とおっしゃってくださいました。
なかなか自分のしている専門分野を一言で表すのは難しく・・・
「うえたさんは何をなさっているのですか?」
と言われると
「どうすれば、多くの人に利用してもらえるか、少ない労力で利益をあげられるかを考える人」
例えば、単純にモノを売るにしても、お客さまの心理や色の心理という科学を使うと、1くらいの売上が10になるというものです。
これらを、姫路商工会議所さまは
「科学的集客アプローチ」
と表現してくださいました。なかなか端的にまとまってかっこいいですね。
*科学的集客アプローチって何?と思われる方は、こちらから
さて、昨日は別の友人がFacebookで、岡山の日生(ひなせ)へお嬢さん達と遊びに行ったことが書かれていました。その中で
「それにしても、日生のカキオコによるまちづくりは、成功している方だな。素晴らしい!」
と行列のできたお店の写真アップとコメントしていました。
こちらの日生にある備前商工会議所さまは、なんと私の出版後、一番乗りでセミナーを開催してくださいました。
「カキオコ」というB級グルメ、B1グランプリ出場、全国を意識しているからでしょう。
友人の投稿に書き込みをしますと友人から
「なるほど!うえたさん、大活躍」
私がセミナーに講師として行ったときは、たしか、全国出場をした・・・というくらいです。上位入賞は、同じ岡山でも、「津山ホルモンうどん」「蒜山(ひるぜん)やきそば」の方だと思いますね。
また、こちらの日生のエリアは岡山の東部とあって、西部の倉敷、福山方面と違って、圧倒的なものがなく・・・そこに登場したのが、地元で生産される牡蠣をつかったB級グルメで、観光客を誘致し地元を活性させるというものでした。
私のセミナーで、つかんでもらったのは、
・見せ方
B級グルメの会場って、全国です。しかも、ぶっちゃけ、どれも「おいしい」と思います。
ブースに来てもらわないと、勝負になりません。
一目で何か、が、わかるものでなければなりません。
大げさなくらいに、派手なパフォーマンスと勢いやリズム感も出さないといけないでしょう。
そして、他のブースも圧倒させることも大事です。
・地元のお店も、集客を考える
おそらく、B級グルメで上位入賞すると、メディアが取り上げてくださるのですが、そのときはすごい人気なんです。・・・が地元のお店や地域の活性を考えていないのか、次につながっている傾向はなく・・・そのまま静かにフェードアウトしているものが多いですね。
日生は、地元の商店や経営者の方々が、私を含めた専門家のセミナーを聞いて勉強されています。
・さらに、次につなぐことも・・・
観光客がお店に来てもらって、それで終わり・・・というのではいけないですね。
観光客に特産を知ってもらって、ネットなどで見てもらうことも周知しなければいけないでしょう。
日生は漁港の街なので、おいしい海産物があります。さらに、備前は備前焼きの有名なところ・・・これらをしっかりPRをして広げていく・・・
備前商工会議所さまが常に勉強されてできた仕組みでしょう。
仕組みだけじゃ、ダメですよ。大半の人は仕組みだけで満足されていますけど。
お客さまが、「食べたい!」「絶対、行きたい」という心理や色などを見て、どう思っているかなど
「集客技術」=「科学的集客アプローチ」も学んだ上でのことで、仕組みも立派に機能を果たすのです。