男性心理が悪いのではない! 女性との話し方15

男性心理が悪いのではない!
質問こそありませんでしたが、前回のコラムで「女性心理」が良くて、「男性心理」が悪いのでは?とチラリとでも思った方のために、今回は補足説明のため書いておきます。
「女性心理」には、前回のコラムで書いた通り、人情、周囲との協調性、気持ちを伝える・・・などがあり、これはポジティブな面ですね。
一方、人の心理ですから、「女性心理」には、ネガティブな面もあります。嫉妬、妬み、恨み、泣く、感情をむき出し・・・などがあります。
「男性心理」のポジティブな面は、競争心、合理的、リーダーシップ・・・などがあります。ネガティブな面は、前回のコラムで書いた通り、おごり、慢心、偉そうにする・・・などです。
ポジティブな面を私はセミナーで「プラス」、ネガティブな面を「マイナス」と言っています。
私たちは、日常の会話の中で、心理=本音の感情として、言葉の中、会話、コミュニケーションの中に、この「女性心理」のプラスかマイナス、「男性心理」のプラスかマイナスをにじませているというものです。
聞いている方に、「少しでも良いように捉えて欲しい」、そのためにも「女性心理」「男性心理」を駆使して話していかなければお互いの人間関係がスムーズにいかないといえます。
前回のコラムの後に、あの市長さん、そして、メンタリストのDさんが謝罪しました。
謝罪そのものは、「男性心理」「女性心理」は関係ありませんが、そこから、付属している説明、話し方、ジェスチャーなどで4つのうちのいずれかになり、聞いている受け取る側の私たちの感情が変わってきます。
市長さんは、セクハラの講習を2日間受けたこともあって、真摯な態度での謝罪だったと思います。そこには、「おごり、偉そうにする」など男性心理のマイナス作用が消え、男性心理のプラスのリーダーシップ、それから女性心理のプラスの協調性が伝わってきました。
Dさんは、自分の過去のテクニックに頼ったのか、「泣く」のですよね。謝罪中に。「泣く」は、女性心理のマイナスです。「感情出してしまった」というもの。受け取る側は、正直、面食らうというものです。ご本人も惑わすことで許される趣旨を書いていました。
これは諸刃の剣なんですよね。特に、ご本人がそのネタばらししていますし・・・。
何はともあれ、ご本人たちが謝罪をしました。読者の皆さんはいかがでしたか?
私は、女性心理のプラスである「情愛」を以って「それぞれの今後、これからに期待しております」と申し上げておきましょう。