違法賭博問題に揺れる大谷選手の会見!
晴天の霹靂、寝耳に水、飼い犬に噛まれた・・・・などということわざが思い浮かぶ大谷選手の通訳の方の賭博問題。「大谷選手も関与か」と思われた中での日本時間2024年3月26日朝に会見が行われました。
その会見についての私の意見を書いておきます。
まず、ご自身の「誠実さ」が出ながら、「賭博をしたことがない」「元通訳が賭博をしていたことを知らない」とハッキリとわかりやすく否定しているところが良かったですね。
ネットのご感想もチラッと見ましたが、政治家の方が何かしらの問題で、
「私は知らない」「秘書が勝手にやったことだ」
*秘書は、勝手にはできないのですけどね。
と同じ感じと書かれていましたが、これは違いますね。
大谷選手と政治家と異なるのは、自分なりの言葉です。今回は、この言葉にインパクトがありました。
「ショック」「嘘」
元通訳に対して全幅の信頼を寄せていたのに、こんなことになるなんて・・・裏切られた「つらくて寂しい」気持ちが伝わってきます。
一方、前出の政治家の言葉には、秘書に対する想いなど微塵もなく、「私はここから逃れたい」という逃げたい気持ちが伝わってきます。
表面的な文字通りの表現「していない」「知らない」は大谷選手、政治家の常套句は同じかもしれませんが、それぞれの想い、感情は異なってきます。そこに誠実さのポイントがあります。
いかがでしょうか。
大谷選手は、賭博をしなくても自分のプレーに集中すれば大きく稼ぐはずですから、「全く知らない」と言っても過言ではないでしょう。
しかし、なんだか大谷選手の会見で、「う〜ん」と思われたあなた。
それは、ビジネスの表現ではなかったところでしょうか。
ショック、嘘という言葉は、日本のビジネスでは使いませんよね。どちらかというと
「この度のことは、大変心を痛めております。彼が偽った釈明、説明をしていたこと(虚偽の報告をしていたこと)を韓国戦の前に知りました」
と表現するでしょうね。大谷選手は野球選手でアメリカの地におります。日本社会のビジネス表現を彼に求めるのはやめましょう。
これから、気持ちを切り替えて、野球のプレーに集中していただけることを願っていたいものですね。