違法賭博問題に揺れる大谷選手の会見!

晴天の霹靂、寝耳に水、飼い犬に噛まれた・・・・などということわざが思い浮かぶ大谷選手の通訳の方の賭博問題。「大谷選手も関与か」と思われた中での日本時間2024年3月26日朝に会見が行われました。

その会見についての私の意見を書いておきます。

まず、ご自身の「誠実さ」が出ながら、「賭博をしたことがない」「元通訳が賭博をしていたことを知らない」とハッキリとわかりやすく否定しているところが良かったですね。

ネットのご感想もチラッと見ましたが、政治家の方が何かしらの問題で、

「私は知らない」「秘書が勝手にやったことだ」

*秘書は、勝手にはできないのですけどね。

と同じ感じと書かれていましたが、これは違いますね。

大谷選手と政治家と異なるのは、自分なりの言葉です。今回は、この言葉にインパクトがありました。

「ショック」「嘘」

元通訳に対して全幅の信頼を寄せていたのに、こんなことになるなんて・・・裏切られた「つらくて寂しい」気持ちが伝わってきます。

一方、前出の政治家の言葉には、秘書に対する想いなど微塵もなく、「私はここから逃れたい」という逃げたい気持ちが伝わってきます。

表面的な文字通りの表現「していない」「知らない」は大谷選手、政治家の常套句は同じかもしれませんが、それぞれの想い、感情は異なってきます。そこに誠実さのポイントがあります。

いかがでしょうか。

大谷選手は、賭博をしなくても自分のプレーに集中すれば大きく稼ぐはずですから、「全く知らない」と言っても過言ではないでしょう。

しかし、なんだか大谷選手の会見で、「う〜ん」と思われたあなた。

それは、ビジネスの表現ではなかったところでしょうか。

ショック、嘘という言葉は、日本のビジネスでは使いませんよね。どちらかというと

「この度のことは、大変心を痛めております。彼が偽った釈明、説明をしていたこと(虚偽の報告をしていたこと)を韓国戦の前に知りました」

と表現するでしょうね。大谷選手は野球選手でアメリカの地におります。日本社会のビジネス表現を彼に求めるのはやめましょう。

これから、気持ちを切り替えて、野球のプレーに集中していただけることを願っていたいものですね。

 

あの過激ショーの言い訳に使われた「多様性」

私も何も他人の批評ばかりする人間ではありません。むしろ、発する相手のひと言に本当の真意や感情がどのように含まれているのか考えたり悟ったりするのが仕事です。

「多様性」

という言葉がここ最近、メディアに踊ったのは、ある議員さんの過激ショーでの苦しい弁明から。

私の著書「男女の言い換え図鑑」(自由国民社)をお持ちの方は、私は「はじめに」の3ページでこのように書いています。

「価値観の多様性を認める現代社会では、多様な価値観に翻弄される」

先ほどの議員さんもまた、翻弄されたおひとりなんだなあと思ったものです。

過激ショーでダンサーの方の職種の理解からの多様性。一定の方々の理解は大切です。ただし、多様性はたとえ少数であっても自分とは異なる背景、考え方、価値観を持つ方々の理解ではありますが、犯罪だったり、公序良俗に違反したり、10人のうち8人が「ふさわしくない」不快と思ったところに多様性の理解はしなくて良いのです。

良識の範囲内ということです。

正直、個人の趣味で楽しむなら良かったものの、公的な会の余興に過激ショーは、理解に苦しみますよね。政治的な勉強会ではなく、遊んでいたのだと思われても仕方がないでしょう。

また、「男女共同参画推進事業」で関わっている私から言いますと、

「女性を性的な目で見ていた」

ということから、男女のあり方、男女の対等性は欠落していたと言わざるを得ません。

「多様性」をもっと理解したいのならば、まずはご自身のパートナーを理解した方がよろしいと思います。あなたのパートナーのそのひと言。理解できないことが多いでしょう。それぞれのバックグラウンド、育った環境の習慣、価値観が異なっていることに気づくはずです。

その違いを理解することが「多様性」です。

 

 

経験したからこそ!

今日は、お知らせです。

いよいよ、私、うえたのYou Tubeチャンネルを4月23日火曜日午後の予定で開設していきます。

 

You Tubeでは、こちらの日記、コラムを映像化、動画で解説というものです。こちらのホームページの日記、コラムは引き続き文字の可視化ということで継続。これからは映像と文字、文章でお楽しみいただくスタイルにしようと思っております。

 

「遅いですよね」

 

と思われた方いらっしゃると思います。私、うえた、オリジナルコンテンツを持っていますからね。

私も一作目の段階で、考えておりました。既にメディア、講演で私の話を聞いた方々は知っていると思います。東京へ事務所移転の時に、東日本大震災の影響もあったと思いますが、うつ病になってしまい頭がスッキリ晴れない状態になったわけです。

 

頭がスッキリしないので仕事もうまくいかない、東京で頼る人もいない、どう動けば良いのかわからなくなってしまった・・・まさに人生のどん底を経験したのですけど、そういう時、人間は焦り、不安、恐れから毒のあるひと言を発しているのですよね。人と関わる時のコミュニケーションも超ネガティブ。恨み、嫉妬の感情が込み上げているのがよくわかったものです。これでは、いっこうに泥沼から這い上がれないということに気づきましたね。

 

うつ病は、心の栄養不足。病院、クリニックに行かず、当然、抗うつ剤を服用せずに、自分の心と向き合って、自分の発している言葉、コミュニケーションのひと言を見直しました。

 

自分の心が豊かじゃないと誰も私の話など聞いてくれないですよね。(遅くなったのは、まさにコレね)

 

こんな人生の経験を出版社が認めてくれて、「男女の言い換え図鑑」が生まれました。私、思うのですが、大変な経験をしているからこそ、よくわかったり、気づいたりするものですよね。

だって、コミュニケーション、特に日常会話とは私もそうですが、「当たり前」の感覚がありすぎて「何が良いのか悪いのか」わからないじゃないですか。

人生のどん底、暗い闇を見たからこそ、書くことも話すこともできる。You Tubeもその表現の場。「もうできる」と自分の中でスイッチが入ったのが今なんです。ぜひ、お楽しみにしていてくださいね。

 

コミュニケーションの観点から改善していくこと

最近のニュースを私、うえたが心の目で読み解く回です。どうぞお付き合いください。

最近のニュースで気になったのは、自治体の首長さんたちのハラスメントですね。私、うえたも男女共同参画推進事業で自治体の職員の方々、首長さんたちと関わりますので注意深く見ております。

また、私の分野がコミュニケーション、ハラスメントも関連してきますので静観しつつニュースを注視しています。

私も行政に関わった経歴ゆえにわかることですが、民間企業と違って明らかに自治体のトップの首長は全ての権限、決裁、決議を持っています。民間企業では、お客さまと接する現場の意見が会社の決裁に反映してくることが多く、そのような会社はやはり風通しが良く、業績が良いとされます。

自治体は、トップの首長さんの意見で全てが決まるようなもの。自治体では、生産性を追求はしないので、現場の意見よりも法令遵守、上司、トップの意見が最優先です。

もちろん、私と既に関わった自治体の職員、首長さんたちは、外部の私の講演の話を聞こうという「聞く耳」を持たれています。このような自治体は、やはり人口が増えているんですよね。

さて、ニュースになった自治体の首長さんたちは何をしなければいけないのか。

「リーダーとは何ぞや」

をもう一度、考えてみるべきでしょう。今の状態では、ボス、お山の大将にすぎないのです。

新しい時代になったリーダーとは、職員の皆さんと対等な意識を持たなければいけません。そして、現場の意見を聞かなければいけないでしょう。自治体の現場の意見とは、住民の方々の抱えている問題や悩み、改善してほしいことがあります。

それらを汲み取って政策に生かしていかなければいけない、責任を持って遂行するのがリーダーです。

ハラスメントが起きている職場環境では、ほとんどの場合、職員の方々、首長さんとの間にコミュニケーションのズレが発生しています。

職員の方々とコミュニケーションのズレを感じた時は、怒鳴ったり嫌味な発言をするのではなく、ご自身の口グセ、思考パターン(マインドセット)、考え方を見直すことです。これは、新しい時代のリーダーに求められてきます。

ぜひ、私の男女間コミュニケーションから学んでみてほしいです。全てのコミュニケーションの基本とは男女間コミュニケーション、日常会話からきているのだと気付きますからね。

それから、講演も職員の方々と受けてほしいものです。「いろいろな気づきがありました」と職員の方々、首長さんたちからご感想もいただいていますので、おすすめですね。

今、ニュースに出ているひと言をチェックしてみた

日常で使われている言葉、ひと言などをいつもチェックするのも私の仕事です。その時、その時代の流行りの言葉もありますからね。

今日(2024年2月9日)のニュースでは、ある大物議員の国会の答弁ですね。気になりました。

「記憶にございません」

を連呼されました。いや、知っている、記憶にあると思いますよ。選挙の時に団体って、大口さまですからね。「わ〜これで数千人の票が入った〜」と内心ラッキーと思われているはずです。

個人、個人は覚えていないでしょうが、団体、団体のトップは覚えていなきゃ。

覚えている、覚えていないは別にして、この「記憶にございません」って、苦し紛れの表現。見ている側は、苦し紛れを超えて見苦しいなと思ってしまいますよね。

私の指導の時には、伝え方、伝わり方も説明するのですが、この「記憶にございません」って、「もう何度も同じことを言わせるなよ。知らないものは知らないんだよ。いちいちうるさいよ」と伝わってきます。

まさに、何様ですか?と感じてしまいますよね。質問している側の話を遮断するのが狙いでしょうね。

他の状況にも使われる表現かなと思い、考えてみました・・・。

なお、私が、指導する時に、いろいろな状況に当てはめながら説明するのは、ご存じだと思います。例えば、職場で使おうなら、「記憶にございません」と言った途端に、「明日からもう来なくて良いよ」と即答で言われますよね。

私が取引先に言ったならば

「うえたさんって、若年性の認知症ですかね?」

と二度と仕事が来ないでしょう。

この「記憶にございません」って、本当に特権階級しか使えない表現なんだわと改めて思った次第です。

国会の答弁で「記憶にございません」と言ったならば、ペナルティを付けるとかした方が良さそうです。

国会では、質問する側も節度ある表現をしていますが、一般社会では、

「自分の言動を忘れてしまう、自分の言動に責任を持たないのなら、明日からもう国会に出て来なくて良いよ。辞めてもらいたい。その議員報酬を能登半島の皆さんに義援金として送りたい」

とキッパリと言うはずです。

 

先日の上川陽子外相への麻生太郎氏の発言について

知人の女性が「麻生さんの上川外相に対しての発言が許せないわ。今回だけに限らず、麻生さんは失言が多いと思うのよね。うえたさん、話し方のプロでしょ?ぶっちゃけてください。どこがおかしいか!」

と質問してきたので、皆さんにもわかるようにお伝えしましょう。

はい。私は、政治家、経営者の方にスピーチ、話し方の指導もしています。政治家の方は、比較的若い世代ですね。演説の他に次の点にも気を付けて指導しています。

①知識・専門性

②経験

③話し方・コミュニケーションの基本

④今の時代の話し方

⑤コミュニケーションパフォーマンス

①は専門的な内容です。学んできたことですね。

そして、②は経験して研鑽してきたことです。麻生太郎氏は、ここを語るべきでしたね。

自分の長年の政治家人生からわかったことがたくさんあるはずです。ここが語れないとすると、日頃から学んでいない、努力、研鑽していないということです。

③は、これは、私の男女間コミュニケーションの講演でもお教えしているところです。麻生太郎氏はコミュニケーションの基本である伝え方ができておらず、しかも感情をコントロールすることができず・・・上川外相の容姿の話をして何か自分の嫉妬心、感情を抑えきれずにいるように見えました。

上川外相に対して学歴のコンプレックスもあるのかもしれません。だからこそ、②の長年の政治家人生から努力、研鑽したことがあればコンプレックスも感じなかったと思います。

皆さんもわかったはずです。感情をコントロールするなら、うえたさんの著書「男女の言い換え図鑑」読めば?と思われたに違いありません。

④は、これも私の男女間コミュニケーションの講演でお話ししていますが、時代は男女ともに対等な関係性です。上司であっても対等という意識を持たなければなりません。リーダーの在り方が新しい時代と共に変わってきています。

麻生さんの自民党の副総裁というお立場だからこそ、時代の対等性を発言でもって示して欲しかったです。

⑤は、顔の表情、声の大きさや滑舌、トーン、そして服装で印象に残すというものです。麻生太郎氏は常々、口が歪んだ話し方をするなあと思われた方もいらっしゃるでしょう。あまり好印象ではありませんね。ただ、帽子被った印象があります。そこだけは成功しているのではないでしょうか。

①と②は、特殊なお立場の方には関係してきます。③、④、⑤は、一般の方も意識してほしいところですね。講演でも説明しておりますので、ぜひ、聴講していただきたいものです。

 

 

他のコンサルタントとは「人を動かす」点が違う!

他のコンサルタントとは「人を動かす」点が違う!

前回のコラムで、

「うえたさんと他のコンサルタント、例えば、選挙コンサルタントや話し方教室の先生とどう異なるのですか?」

とご質問をいただきました。

ありがとうございます。おそらく、この質問あるだろうなと思いました。

「話し方」を指導すると言っても、無理に経営コンサルタントに指導を受けなくても良いからです。

ズバリ、他の指導者、先生や講師と比べて、私には明確な特徴があります。


特に女性の欲求、心理に詳しい経営コンサルタントです。その欲求、心理、本音に詳しいので、

「人を魅了し、人を動かすことができる」

というのを知っている、「どうやって話せばお客様は行動してくれる、買ってくれるかに詳しいよ」というのが私の大きな特徴です。
 

なにぶん、私は色彩心理、女性心理のマーケティング(集客)もしております。心理学を使っているマーケティングというのは、ほとんど「人を動かす」お客様をいかに動かすかに終始しています。


残念なことに、経営者の中にもお客様を動かすのが、欲求、心理、本音ということに気づいていない人も多いのも事実。何か手段となる媒体のチラシ、ホームページを使うとお客様がやってくると思われている方が多いですが、お客様が本当に動くのは、「心が動いたから」です。


これらのノウハウをそのまま話し方にも活かしているのが、私であります。


選挙のコンサルタントは、選挙の運営そのもの、流れ、ライバルの候補者の分析、選挙の重点地域の分析、特に、狙える有権者の層を指導してくれます。候補者の得意とする分野から政策を打ち出してくれたりもします。出陣式の流れも知っているでしょう。いざ、公示されると立会演説会を仕切ったり、その有権者の分析をして、候補者に話し方をアドバイス・・・


ここで初めて「話し方」をアドバイスしてくれるわけです。それも、「声を大きく!」「滑舌きちんと」の表面的にわかる声の声量を確認するレベル。中には「政策の中身をもっと詳しく」と教えられますが、ほとんどの場合、台本でいうところの話す内容はフリーみたいに余白が空いている状態です。そのため、本人にお任せ。もしくは、秘書、関係者の方々が、原稿を書かれたりするのでしょうね。


「人を惹きつける話し方」「人を動かして投票してくれる話し方」

とは、どういうものか「その極意や基本を」押さえておかなければいけないとご相談を受けるわけです。
 

それでは、話し方の先生に指導を受ければ良いじゃない!とあなたは思うかもしれません。


たぶん、「お行儀の良い、節度ある大人の話し方」を指導してくれますよ。たいてい、今、書店で売られている話し方の本はこの内容ですね。多くの場合が心理学者、カウンセラーのような方が執筆されています。メリットは良好な人間関係。


これでは、「人は動かじ」です。


冒頭の質問者には、無かったのですが、例えば、営業のセールストークを指導する先生、講師とどう違うのかも気になるところでしょう。セールストークというのは、「売る」ってことです。

ほとんど、商品説明の仕方。間の取り方。雑談をどう挟むのか。最後には、「お客様の話を聞け」と教わることが多いでしょう。営業の基本です。

会社に帰ると、今日お会いしたお客様にすぐお葉書を送る!・・・そんな手順を教わったりします。


私は、そういうのは教えませんね。人の欲求、心理、本音を教え、「動いてもらうには」どう話せば良いのでしょう。というのを教えるものです。


よって、営業の方は、「セールストーク」のまさに、「売るための言葉、セリフ、トークを文字どおり覚え!」というところがありますが、私の指導の場合は、「お客様の欲求、心理を知って、本音が見え隠れしていますよ。それを理解して知ること。その時、あなたはなんて言うの?」を教えています。

それぞれのコンサルタント、学者などにより「話し方」とはこのような違いがあるというのをわかってもらえれば幸いです。

なぜ、経営コンサルタントなのに「エグゼクティブの話し方」を指導するの?

この時期になりますと、ご相談が多いのが、

「女性とか若者に刺さる話し方ってどうすれば良いですか?」

というご相談を承ります。

賢明なあなたなら分かるのですが、

「衆議院選挙が決まったからだ」

なのです。

ええ。代議士の先生、ご本人が直接相談してくださるのではなく、秘書、関係者の方々ですね。実際に、国政レベルとなると代議士の先生に面と向かって、指導、アドバイスすることはありません。*地方議員の先生は直接のことが多いです。


なぜ?経営コンサルタントなのに、そんな要人の依頼?


「エグゼクティブの話し方」を指導のメニューにご用意しているからです。

こちらの弊社のサービスをご紹介しましょう。普段ですと、経営者、役員クラスの方が、何か外部で発表されたり公にお話しされる時にご利用くださいます。


この「外部で発表」というのは、半ばセールストークなんです。


想像するならば、よく外国のCEOが新発表の時、商品の説明をしながら、そこに至る背景、自分のポリシー、会社としての使命・・・を熱く語っていますよね?


日本国内の企業はそこまでしていないように見えますが、いえいえ、中小企業の経営者こそ受けていただきたいものです。

おそらく、「重要だ」という意識はないと思いますが・・・

日本最大の幕張などで、ブース出展しても、経営者として上手く発表できるかどうかで、成功するか大コケするかパカりと分かれてしまいます。

私はかつて販路を拡大する仕事をしていましたが、中小企業の経営者の発表、セールストークの質の悪さに「イラッ」としました。

特に私は、創業以前に外資系企業に勤めていましたので外国籍のCEOの発表の旨さをごく普通に目の当たりにしていたものです。よって、余計に中小企業の経営者の発表にセールストークは下手だなと思いましたね。


それで、地元の商工会議所が「どうのこうの」と言われる前から、すでにずっと指導していたわけです。
すると、男性の口コミってすごいですよね。政治家の方々からも注目していただけるまでになりました。*ちなみに昨日、今日のレベルではなく、20年以上かかっていますよ。


「話し方」「人生の自分軸を作る12の習慣」の対面セッションでの指導などは、経営者、企業、団体を問わず、一般の個人の方のご依頼も承っております。


「自分の話し方に自信が持てない」

「人生ってこれで良いのか?」


と思われた方にオススメのメニューとなります。*対面セッションでは、「その方に合わせてポイントを押さえていく」形式です。「実際にしゃべってもらって」というレッスンはありませんので、「少し怖い」という方、ご安心いただければと思います。

女性心理は3つのテーマで指導、お伝えしています!

女性心理は3つのテーマで指導、お伝えしています!

「うえたさんは、女性心理が専門なのですか?」

ご質問ありがとうございます。

それとともに、今日は私の指導しているセミナー、講演、対面セッション、コンサルティングについて説明させていただきます。

おそらく、「女性心理が専門です!」と言うとですね。

心理学者とかカウンセラーの方になるのではないでしょうか。

私は、経営コンサルタントですので、「女性の”欲求”に詳しい、”女性消費者特化型”」経営コンサルタントになります。

「女性がモノを買う時に、どのような心理」とか、「どういう動機で買うのか」に詳しい経営コンサルタントです。

「女性が悩んだりして、心を元気にする」ビジネスではありません。それは、心理カウンセラーのお仕事ですよね。


話し方のセミナーをとっても、「女性のお客様にどのようにして売れば良いのか」をセールストークではない表現、雑談ではなくて「どのように言えば買うのか」を指導しているのです。

*細かいですが、企業や職種によって変わります。


私の指導の軸には、「女性心理」を軸にしています。これは、そのまま弊社のポリシー、方針もそうなのです。

「女性心理」だけで、皆さんを指導するのではなく、3つのテーマ


・集客

・話し方

・人生の自分軸の作り方


で「女性心理」をお話しさせていただいています。

士業の先生とは違って、集客だけ専門としていないのは、今のコロナ禍を見たら分かります。今の時代、時短もそうですがお店、飲食店は、集客を制限されていますよね?


そこに、「集客でお客様増やしませんか?」と言っても、飲食店の経営者の皆さんは首をタテにはふりませんよ。


私の仕事が一つの業種で潰れてしまいます。

私も日本経済新聞でも言っておりますが、リーマンショックで仕事を失った経験があります。

業種、専門の絞り込みは情勢が変わると大変なことになるというのを身にしみて経験しているからです。
 

士業の先生は、行政などの公的な仕事もありますので、専門の絞り込みをしても不況になろうとも影響はありません。*地域が限定されますが・・・


一方の私のようなコンサルタントは、全国を回ることができますが、早いうちから自分が一貫していること、最低でも3つの展開ができることを念頭に自分の指導を考えてオリジナルのノウハウ、指導方法、講演テーマを考えておく必要があります。

*著名な年配の経営コンサルタントの先生でも、「最低でも講演のテーマ3つ持っていないと自分が危なくなる・・・でも、その3つのテーマを考えるのが本当に大変!」と教えていただいたのを思い出します。


大変です。

私も、20年かかってます。


●集客(色彩心理・女性心理)

これは、著書もあります。経営者向けのセミナーが中心。企業の講演もしております。対面セッションにコンサルティングも可能です。


●話し方(女性との話し方・エグゼクティブの話し方)

こちらは、経営者が中心でしたが、講演もできます。また、企業では、研修の形態を取ることもあります。対面セッション可能。


●人生の自分軸(人生の自分軸を作る12の習慣)

こちらは、自己啓発系です。最近のメディアでお話ししたら、人気がありました。自分軸の作り方も「女性心理」の女性の価値観、思考、視点、考え方が影響された話です。講演がメインですが、対面セッションも可能です。


いかがでしたか?一見似ている職業と思われるのですが、士業の先生とは違う経営コンサルタントの仕事の仕方。

そして、学者でありませんので「女性心理」だけお話しすることはありません。ビジネスでどのように活かしていくのかを学べるようになっています。

それから、あいにくこのコロナ禍ということもあり、弊社主催のセミナーはしておりません。企業から依頼のセミナーはオンラインのみ、お受けしております。対面セッションもオンラインのみ承っております。

またのご利用をよろしくお願いします。

ドラマに見られる女性の話し方 女性との話し方20

ドラマに見られる女性の話し方
 

先日、「緊急取調室」というテレビドラマのシーズンが終了しまして、ちょっとロスになっています。
 

現在のテレビドラマの中の女性、ヒロインは男性社会の中で男性と同様にテキパキと働く姿が描かれています。職場の中では、欠けてはいけない存在でもあり、今の時代を象徴しています。

かつて、トレンディドラマをよく観ていましたが、女性の上司の描かれ方は、確かに仕事はできるのですが、少し感情的になりやすい、癇癪持ちが多いイメージがあります。恋愛の部分では、嫉妬心が出てしまって女性心理のマイナスのイメージがあるのです。

そのため、今も男性にとっては、女性と仕事をするとかつてのトレンディドラマよろしく感情的になってヒステリックに怒り出す、泣き出す・・・のイメージがあります。


いえいえ、そんな劇場型、激情型で仕事はできませんよ。


今の女性というのは、男性の中では競争力をあげたり、戦う姿勢も見せたりしますね。冷静になって応えることもできます。男性心理のプラスがドラマの中でも、現実の職場の中でもあるのではないでしょうか?

「緊急取調室」のドラマでは、天海祐希さん演じる主人公が「丸裸にするわよ!」「だんだん面白くなってきた」と仕事のモチベーションをあげたりして、男性同等に戦っています。

一方で、取調べをしているときは、「あなたの気持ちは痛いほどよく分かります」と女性心理のプラスである共感を出して、被疑者に畳みかけるようにして取り調べをしています。
 

男性にはできない緩急を上手く仕事に生かしていますね。
 

ドラマの中ではこの男性心理のプラスから女性心理のプラスへと行ったりきたりして、天海祐希さん演じる真壁刑事の緩急さが良い感じに描かれています。

また、理想的な職場でもあり、仲間を信頼しあってそれぞれをリスペクトしているのがすごくわかり・・・羨ましい限りです。理想的な職場、仲間だからこそ、お互いのコミュニケーションも良い感じに、男性心理、女性心理と緩急さを使い分けることができるのかもしれません。

テレビドラマを観ていてそう思いました。皆さんはいかがでしたか?

こうなると女性はテコでも動かない  女性との話し方19

こうなると女性はテコでも動かない

「いや女性のお客様って難しいです。先日も買うような雰囲気から一転して買えない空気になって・・・。自分の説得力ではもう別次元のような気がしたのです」


そうおっしゃってくださったのは、中小企業の経営者の方。

営業の社員さんがいますが、時には経営者自ら販売をされることもあります。

本来なら、経営者自ら直販されるとお客様としては嬉しいですし、自分のステータスも上がったと思われるのですが、これは、男性だけが思うことで・・・


女性からすると、たとえその社長であっても、「自分が気に入らないものはいらない」なんです。難しいですね。


これは、この話とあまり変わらないのです。

その話とは、わかりやすい例ですが、眞子さまですね。


秋篠宮ご夫婦は、相当、眞子さまを止めたと思います。それは、後から出てきた悠仁様の暴力的な言葉遣いの報道記事を見てわかりました。


父の秋篠宮殿下は、男性心理のマイナスである怒り、暴言にちかい表現で叱りつけたと思います。紀子様も厳しく接されたと思いますね。


すると、眞子さまは頑なに一人部屋に閉じこもり、ダンマリとなるのです。これは、女性心理のマイナスです。

嫌なことから沈黙して防御する・・・そうして頑なに自分を守ろうとする。


こうなるとですね。

どんなに言っても何を言っても、女性はテコでも動かなくなります。


前出の中小企業の経営者の話であれば、女性のお客様は不安を感じて防御になり買う気がなくなったということです。


*そもそも今回の眞子さまの件は、小室圭さんが結納金をしっかりと貯めて、自身の母の贈与?に当たる400万円は自分が支払うと早めに対処して、日本で踏ん張って稼いで「眞子さまをお守りします」と言うのなら・・・なんてことはなかったと思いますよ。

ビジネスで言うところのクレーム対応ができていない。

後先をあんまり考えない小室圭さんだと思われて仕方がないのは、これまでの生き方に「計画性」がなく、金銭感覚がよくわからずさらにこれからも警備費がかかってくるってところでしょうか。


当然ですが、目先が効いて他人への配慮が大事な経営者にはなれないですね。


相手が女性心理のマイナスになると、私といえどもなかなか難しいです。買わせることは至難の技かと思います。また、眞子さまの件、秋篠宮殿下も悠仁様のことを考慮してお認めにならざるを得なかったといえるでしょう。


女性のお客様の場合は、女性心理のマイナスにならないよう言葉に気をつけることが大事です。
*こちらはセミナー、研修で企業に合わせて説明しています。


さて、個を優先された眞子さまの記者会見はもう必要もなく、静かに渡米されると良いでしょうね。

でも、眞子さまが子育てを終えられる頃には、父である秋篠宮殿下が男性心理のマイナスで怒ったり、叱ったりしたことを「一番正しいことを言ったのは父」だと思っていただける日があればと思っています。

お客様ではなくこちらは親子ですから。

父と娘の何かしっくりとこない関係  女性との話し方コラム18

父と娘の何かしっくりとこない関係  女性との話し方コラム
 

つい、先日、日本中を早朝から駆け巡ったニュース。

それは、みなさんご存知の真子さまと小室圭さんとのご結婚であります。

しかし、2日経った今日ではその報道もどこへやら。

祝福ムードとはいえないものを感じます。

また、報道が出たにもかかわらず、ご両親である秋篠宮ご夫妻からのコメントも何も出ていない状況で、「この報道は?」と思っております。


さて、今もなおいろいろなことが片付かれていない状況で「ご結婚、本当にするんですか?」と正直、思っています。今の状況で駆け落ち婚をした場合、真子さまは数年後には離婚される可能性がかなり高いと思いますね。

その理由を専門家の立場としてお話ししましょう。


その理由、答えは、ズバリ「ご両親と腹を割って話し合いができていない」というものです。

ご夫妻のコメントがでていらっしゃらないとなると、「これは、話し合いも何もできていない状況」と思ってしまいます。

今もなお、大きな溝ができているはずです。その溝を真子さまご自身が除けなければ末永い幸せな結婚は望めないと思ってください。


これは、実は伯父にあたる天皇陛下が仰っていました。上手く言い当てていらっしゃいます。


「眞子内親王が御両親とよく話し合い」


本当にポイントを見事に押さえられていらっしゃる・・・と敬服した次第です。


この話し合いは非常に重要で、父と話し合いができない今の状況は、そのまま結婚されて小室圭さんと話し合いができなくなっていくだろうなと容易に察しがつきます。


おそらく都合が悪くなれば、二人ダンマリの世界になることもあるでしょう。


そうなると、夫婦といえどももともと他人・・・正直、「面倒くさくなってきます」そして「なんで私はこの人と結婚したのだろうか」と思われるでしょう。


ましてや、真子さまは、3つの価値観、文化を超えていかなければなりません。


・お金持ちから庶民の生活

・分かり合える女性から小室圭さんという男性

・日本ではないアメリカの土地柄


一つ目は、家の価値観、生まれ育った環境です。

二つ目は特に、男女差です。「男って・・・」という女性いますよね。それくらいわかり合えないなあと感じるはずです。*私がセミナーでお話ししているのはこの男女差の価値観からの話し方です。

三つ目は、国、慣れない文化や環境になります。


二つ目は特に、今、父である秋篠宮殿下と分かり合えていないご様子。父上とは他の価値観、文化は同じなのに、分かり合えないとなると、ご結婚されて3つの価値観、文化の違いをどう乗り越えられるのでしょうか。


コミュニケーション・会話というのは、話しあうそれぞれの価値観が違っていて当たり前。

それをお互いがどこまで尊重して妥協して認め合って・・・理解することが大事です。

私は、駆け落ち婚が悪いとは言いませんが、ご両親とよく話し合い、ゆっくりとでも良いですから答えを出していけば良いのではないでしょうか。結婚されてからの方が人生は長いですよ。

「論破する」って良いことですか?  女性との話し方17

「論破する」って良いことですか?

先日、知人のちょっとした集会で、話し方のミニ講演をさせていただきました。

「男性、女性の価値観から生まれて来る本音、欲で私たちの会話、コミュニケーションが成り立っているのですよ」

とお話しさせていただきました。

*緊急事態宣言が出されていない地域でのガイドラインに従いながら行いました。

その講演の最後に、ご質問をいただくのですが、

「今、若者世代に、『論破する』という言葉あるのですが、論破できるほど知恵がないですし、日頃のコミュニケーションで論破する方っていますか?『論破する』は良い言葉ですか?」


とありました。

ネットのインフルエンサーを中心に、「論破している人」多いですよね。つい前回まで書いていましたDさんも論破する人ではないでしょうか。


「論破する」は、男性心理です。

女性が好き好んで「論破したい」という人はいないでしょう。論破したいという本音、欲とは、「相手を打ちのめしたい」「競争したい」「征服したい」「相手を封じ込めたい」「押さえ込みたい」・・・など競争したいという男性ならではの心理です。


私が指導する話し方、コミュニケーションは、相手の話し方から、その価値観を理解し尊重してお互いを認め合いながら、仕事をしたり、日常を過ごしたり、買い物したり・・・というものです。
 

ところが、「論破する」というのは、自分の持論を展開するだけならまだしも、どちらかといえば、自分の意見で相手を封じ込めるというものです。相手の意見は全く聞き入れませんし、相手の価値観がどうなのかも考えてもいません。


これが日常の生活で心穏やかに過ごせるとは、言い難いですよね。


おそらく、会社では、要注意人物になったり、腫れ物扱いするようになったり・・・たとえ会議で見事に論破したとしても、仕事とは実践の成果あっての世界。「口先ばかりの男だ」と言われかねないでしょう。


また、女性との付き合いにおいては、女性側の意見など聞いてくれませんし、尊重するなどありませんから「ただただ面倒くさい男」に見えてきてしまいます。交際するには難しいのではないでしょうか?


日常で、論破する機会がどれほどあるでしょうか。
その論破した後には、何が残るでしょうか。

その背景を考えてみることも大切!  女性との話し方16

その背景を考えてみることも大切!  女性との話し方16

「うえたさんの解説、わかりやすいです。メンタリストのDさんは今も非難されていますが、うえたさんはどのように感じますか?教えていただければ幸いです」


前回の話し方を「男性心理」「女性心理」と分けて、その心理=本音、人の欲求、欲の部分を解説しました。

もしも、あなたが会社の上司で、部下である「メンタリストのDさん」に一言申し上げるというシチュエーションで説明していきましょうか?

そのほうがご質問者にとって、日常の生活、社内で役に立つかと思います。


メンタリストのDさんと比べ、私もある媒体で話しているとおり、本を出版した後にウツになってまして、とてもではないですが、次の本を書くことができない長い時期がやってきたのです。
そう思うと、Dさんはこの10年で40冊、よく頑張って書かれたと思います。


ただ、そのため「人気商売」というポジションを取られてしまったと思います。私は、地味に低空飛行でしかもかつての病院の副院長先生の言葉のとおり、実直に地に足をつけて鍛錬して今に至るという感じです。


「それが、どうしたか?」


と言われる方もいますが、Dさんは人気のためにいつも「目立つ意見」を言わなければいけないという状況を作ってきました。

私は、自分の専門とともに、確固たる自分の手法、ノウハウを積み上げることができたわけです。

これはね。

長い人生を歩むことで大事でして、Dさんは大勢の意見に振り回されながら人気を獲得してポジションを取る不安定さがあります。私は、自分の手法があり、それが第一人者として評価もされており、「自分軸」があるのです。売れるに越したことはありませんが、取り立てて大勢の人を魅了して人気を得ることもないのです。

私自身はいつの間にかできた心の安定と長い時間をかけて「自信」ができたと思います。振り返れば「自分の人生、とてもよかった」と自己肯定感も備わっているのですよね。

その一方で、私もウツなどのつまずきがなければ、人気商売になりDさんのようになっていた・・・こともありうるかもしれません。そんなふうに今回の一連の流れを見ています。


Dさんが「優生思想」を出した背景には、人気商売ゆえの長く続くかどうかの不安、「自分は高収入なんだ」など突飛な考えや目立つ意見を出して切れ者になって、大勢の人を繋ぎ止める必要があったから・・・これも一因だと私は思います。


さて、部下がミスをした時、あなたはどうしますか?感情に任せて「バカもん」と怒鳴る方もいらっしゃいますが、ここは「話し方」のお勉強です。怒鳴るということは、「男性心理」のマイナスです。


「ミスのどこが悪いのか」を説明してもらう
「何がミスで悪いのか」を聞く方は多いと思いますが、そこに、
「どうしてミスが起きたのか?」も説明してもらう
こと。

何が引き金になって、大きなミスや過ちになったのかその過程を知ることも重要です。「どのような背景があったのか」「なぜ、起こってしまったのか」を追求しておくこと。


ここまでは、「男性心理」のプラスで物事が建設的に動いています。

ええ、部下の「間違ってショック」とか「心理的にダメージ」というフォローはありません。そこで、「女性心理」でフォローです。
「優生思想は危険だと思うよ。でも、間違いというのは、誰でもすること。俺もあった。大事なのは、次、ミスをしないこと。だから、必要以上に落ち込むな」
と「女性心理」のプラスでフォローです。


もちろん、会社ですので、その後「今後、どうすればこのようにならないかも対策を講じること」が大事ですね。

男性心理が悪いのではない!  女性との話し方15

男性心理が悪いのではない!


質問こそありませんでしたが、前回のコラムで「女性心理」が良くて、「男性心理」が悪いのでは?とチラリとでも思った方のために、今回は補足説明のため書いておきます。


「女性心理」には、前回のコラムで書いた通り、人情、周囲との協調性、気持ちを伝える・・・などがあり、これはポジティブな面ですね。

一方、人の心理ですから、「女性心理」には、ネガティブな面もあります。嫉妬、妬み、恨み、泣く、感情をむき出し・・・などがあります。


「男性心理」のポジティブな面は、競争心、合理的、リーダーシップ・・・などがあります。ネガティブな面は、前回のコラムで書いた通り、おごり、慢心、偉そうにする・・・などです。


ポジティブな面を私はセミナーで「プラス」、ネガティブな面を「マイナス」と言っています。
 

私たちは、日常の会話の中で、心理=本音の感情として、言葉の中、会話、コミュニケーションの中に、この「女性心理」のプラスかマイナス、「男性心理」のプラスかマイナスをにじませているというものです。


聞いている方に、「少しでも良いように捉えて欲しい」、そのためにも「女性心理」「男性心理」を駆使して話していかなければお互いの人間関係がスムーズにいかないといえます。


前回のコラムの後に、あの市長さん、そして、メンタリストのDさんが謝罪しました。
謝罪そのものは、「男性心理」「女性心理」は関係ありませんが、そこから、付属している説明、話し方、ジェスチャーなどで4つのうちのいずれかになり、聞いている受け取る側の私たちの感情が変わってきます。


市長さんは、セクハラの講習を2日間受けたこともあって、真摯な態度での謝罪だったと思います。そこには、「おごり、偉そうにする」など男性心理のマイナス作用が消え、男性心理のプラスのリーダーシップ、それから女性心理のプラスの協調性が伝わってきました。


Dさんは、自分の過去のテクニックに頼ったのか、「泣く」のですよね。謝罪中に。「泣く」は、女性心理のマイナスです。「感情出してしまった」というもの。受け取る側は、正直、面食らうというものです。ご本人も惑わすことで許される趣旨を書いていました。


これは諸刃の剣なんですよね。特に、ご本人がそのネタばらししていますし・・・。


何はともあれ、ご本人たちが謝罪をしました。読者の皆さんはいかがでしたか?

私は、女性心理のプラスである「情愛」を以って「それぞれの今後、これからに期待しております」と申し上げておきましょう。

男性でも、「女性心理」がいるのですか?  女性との話し方14

男性でも、「女性心理」がいるのですか?


すぐさま、このご質問をいただいたのですが、「男性でも、『女性心理』がいるのですか?」と。

答えはいりますよ。


「女性心理」を持つことは、おかまになるとか、オネエになるとかの意味ではありません。

わかりやすく、「男性心理」「女性心理」とカテゴライズ、区分けしているだけです。

前回のコラムで説明しますと、アスリートの方の所属先の社長はあの著名な大企業の男性社長です。ちゃんと、「女性心理を理解されている」ということです。「嫌な思いしたね」「不快で気持ち悪かっただろう」と思われたはずですから、代わりにコメントされたと思います。


これは重要でしてね。


最近ですと、これまた著名なDさん、あのメンタリストの方が人権の問題に触れられてましたよね。

未編集で自分の素の状態で話すと、とてもではないですが、「社会性」「人間性」を疑ってしまう意見を述べられるのだなと思ってしまいました。


私も仕事上、彼とはかぶる点があります。(著書、メディア発信などの仕事のしかた、人の心理を扱っている点など)

お若いのに、専門書のみならず、いろいろと自己啓発書まで出されて「え!?」とは思っていましたが、今回の件で、周囲が相当、頑張って彼を売り出したのだなとも思いました。


他の例でお話ししますと、芸人のアンジャッシュWさんが問題を起こした時、相方のKさんは他の方々と違った感想を述べられました。


「Wは、周囲に『感謝』の気持ちがなかった。テレビ局のアシスタントの方々に挨拶もしなかった。おごり、それがこんな形になって出たのだと思う」


Kさんの発言には、「女性心理」があるのです。

人情、周囲との協調性、気持ちを伝える・・・などは「女性心理」です。Kさんは知っているのです。「芸人は、ほぼみなさん同じレベル。むしろ、周囲の方々が自分たちの才能に気づいて、上手く演出して引き上げてくれるようなもの」

視聴者には、Kさんの発言がこのコロナ禍で「共感」として染み渡ったと思います。


反対に、おごり、慢心、偉そうにする、権威・・・これらは「男性心理」です。Dさん、Wさん、そして、前回のコラムでは、あの市長さんにも「男性心理」がどんとあって、相手に配慮する気持ち「女性心理」が無かったのです。


Dさんにも、「女性心理」があれば、周囲があって今の自分のポジションがあることの重要性を知っていれば、あの「優生思想」は出てこないですし、人権に関わる意見は相当な知識がない限り、触れないはずですよ。


それに、Dさんはメンタリスト。男性心理、女性心理を駆使する立場ではないでしょうか。知識ばかりだったのかとも。今回の発言でDさんを支えていた周囲にご迷惑をかけたのではないでしょうか。「社会性」を取り戻し、本当の大人として信用されるには時間もかかります。

Dさんはまだ若い。中高年になって「にっちもさっちもいかない」八方塞がりから這い上がった経験もされていない。

これからの人生経験をもう一度積まれて、一つの真理を導き出し多くの方々を導くことを願っています。

「女性心理」って何ですか?  女性との話し方13

「女性心理」って何ですか?


うえたさんをある媒体で知りました。

うえたさんは、これから「女性心理」を伝えていきたいとのことでしたが、正直「何それ?」と思ってもいました。

こちらの勉強不足かもしれませんが教えていただければ幸いです。

ありがとうございます。

ちょうど、このご質問とともに、全国、いや正確には全世界にこの報道がなされたので、それを使ってご説明しますと、女性のあるオリンピック選手が金メダルを獲ったので自治体のトップの方に表敬訪問されたのですよ。

多くのメダリストがしたように、その選手の方もトップの方に、メダルを持たせて上げたのです。すると、なんら断り無しに、マスク外してメダルを噛むではありませんか?
 

「あ、例の噛みつき事件」

と多くの方が目にしたことでしょう。


ここです!このトップの方、「女性心理」が全く無いってことです。おじさんのこれまでの規範、おじさんの仕組み、おじさんのルール・・・そんな中で、こちらのトップの方は、おじさんのルールに則って行ったことであり、その証拠に


「愛情表現・・・」


とはっきり言いました。おじさんのルールでは、それは愛情、可愛がりなんです。全く悪気はないのです。これはおじさんのルールだから。


しかし、これがですよ。企業のトップがしたら、女性の消費者は全くこの会社から買わなくなっていきます。

モノが売れる、売れないというのは、今の時代、女性の消費者の心理をどこまで捉えているかどうかに大きく左右されますからね。

「流石!」

と思ったのは、こちらの選手の所属先である企業、しかも社長さんがきちんと抗議されているところ

「今回の不適切かつあるまじき行為は、アスリートへの敬意や賞賛、また感染予防への配慮が感じられず、大変残念に思う。〇〇市長には、責任あるリーダーとしての行動を切に願う」とコメント。
 

こちらの企業、リーダーは、「女性心理」を理解しているということです。


今回の件で、自治体のトップは若い女性に向けてどのように対応、話せばよかったでしょうか。


その前にまずは、アスリートの方が自治体のトップよりも格上だと意識しなければいけません。今回の市長、トップは、「若い子でちょっと頑張って金メダル獲った」くらいにしか見ておりません。

ダメです!

それから、金メダルは、このコロナ禍では触らないことです。

「あなたがかけている方がお似合いです」と1.5メートル離れているのが賢かったといえるでしょう。拍手で

「おめでとう!粘り強く戦う闘志をいただきました!感動を本当にありがとう!」

と言えば良かったのです。


どうでしょう。日本社会の中に、「女性心理」があるとはまだまだいい切れないというのはこういうことです。

声のトーンとか滑舌とか関係ありますか?  女性との話し方12

声のトーンとか滑舌とか関係ありますか?

「女性との話し方、参考にさせていただいています。質問ですが。女性は男性の声のトーンとか滑舌の良さとかをどう思っているのでしょうか?『上手く話す』とは違っているのはわかっていますが、教えていただければ幸いです」


ご質問、ありがとうございました。

女性にとって、男性の声のトーン、滑舌の良さは、半分くらいだと思います。相手によると思いますよ。気になる異性ならば、トーンが悪くても、滑舌が悪くても「好き」ですからね。


男性は音質にこだわります。音響システム、イヤホンやスピーカーにこだわるのって女性ではなく、男性だったりします。

ですから、ご質問者(男性)が気になったのでは?と思われます。

女性の場合、声のトーンが低いと、「体調でも悪いのかしら?」とか、滑舌が悪かった場合にも、「何か病気かな?」など、言外の顔の表情や顔色を見たりして判断しますね。


売る側の営業の担当者が、トーンが低くて滑舌が悪い場合、

「売ることに対して、自信がないのかな?」

とは思ってしまいます。その場合、女性はちょっとした「不安も感じるようで」買うのは次にしようかな?とその場の説明だけ聞いて、契約まではしないと思いますよ。


この「自信」というのは仕事、ビジネスをしている時非常に重要でして、先日、私はある取材を受けて、動画で編集され視聴しなければいけなかったのですが、自分の話をしているのは、やはり恥ずかしいです。


しかも、コロナ以前から、仕事や家庭でいろいろと大変だったこともあり、取材、撮影、ヘアメイクをプロの方にしてもらっていたものの悲壮感や疲労感が出ているのではないだろうか、それに伴って声がしんみりとして滑舌が悪かったりして・・・と出来上がりを心配もしていました。


試作で出来上がった動画を観て自分で驚いたのですよね。確かに、人生でいろいろあって乗り越えることの大変さを経験したこともあり自分の顔は年相応に老けていました。

でも、いろいろあっても乗り越えてきたんだという女性らしい強さ、芯の強さが見えて、「自信がみなぎっている」ように見えたのですよね。何か別人を見るような感じで観てしまいました。


思ったことは、声のトーンや滑舌の良し悪しというスキルではなく、あなたのメンタルの「自信」です。

商売をしていること、経営をしていること、「自信を持って売っているのだ」という強さ。


その強さが出た時、声のトーン、滑舌、顔がキレイとかどうとかを見事に凌駕しているに違いありません。

あなたの発している言葉が実は不幸体質!?  女性との話し方11

あなたの発している言葉が実は不幸体質!?

前回は、男性経営者の方々が「女性は感情的で話しにくい」と言っていることについてでした。

今回も「感情的」なのですが、「怒り」とか男らしい強さではなく、女々しいという感情についてです。

女性のお客様の中には、当然、陽気でポジティブな方もいれば、ちょっとしたことで悩んだりクヨクヨしたり、はたまた将来や未来のことをものすごく心配したり不安になってしまう・・・また、口を開けば他人の悪口を取り止めもなく語り出したり、「私は被害者なの」と言わんばかりの発言・・・そんな方もいらっしゃいます。


あなたが接している女性のお客様は、どのような女性のお客様が多いですか?そして、話しやすいですか?接客しやすいですか?


「将来や未来のことを必要以上に心配し、かける言葉も見つからずに結局売ることができなかった・・・」というあなた。


女性のお客様が悩んだり悲観したり・・・は、商品を売っているあなたが「その性格を治せば?」と元々の性格が暗いよねという主旨は言えません。


「もう少し、ポジティブに考えませんか?」と考え方を変えることもできませんよね?


カウンセラーでもありませんから、その心の悩みに答えることもできません。


このような状態になる・・・自分の接客しづらい女性のお客様が来る・・・というのは、2つ考えられます。

1つ目は、あなたの会社の販促物にそういうくだりのキーワードがあったりします。私は、集客のコンサルタントですから、その心理的アプローチもよく知っています。


実際にホームページに「お悩み相談」が大きく出ていたケースもありました。


それから、2つ目に考えられることは、男性経営者の方なら、「引き寄せの法則」とか勉強されたり、一般のごく普通の方々に比べて「運が強い」という方もいらっしゃいます。そのような経営者の皆さんは、いろんな客層のお客様を引き寄せてしまっているということです。


こういう経営者の場合、日頃のあなたの発している言葉に注意しなければなりません。例えば
 

「売り上げが上がらないのは、外部環境のせい」


などとネガティブな言葉が常に口から発信されているのです。それから、SNSの投稿にも・・・。

そうすると、自らが不幸体質になっていて、不幸体質の人を見事に引き寄せていた・・・ということになりかねないのです。


無自覚にも心の吐露を吐き出すかのようにいつの間にか言っていた・・・というあなたは今日から、今からでも直しておく必要がありますよ。

例えば、あなたがケガをして痛い思いをしたとしましょう。そんな時、大抵の人は

「ツイテいないなあ」

とがっかりします。しかし、それでは、不幸体質。

「これくらいで済んで良かったなあ」

と大したことが無くて良かったと自分に言い聞かせてみるのです。

それから、ご飯を食べる時も

「ありがたい。ご飯を口にすることができる。感謝」

とつぶやくだけでも違うのです。


今回は、話し方・コミュニケーションから少し違った角度で見ましたが、女性のお客様と話しやすく買ってもらってからも長い付き合いができるのが理想ですよね。ご参考にしてみてください。

女性は感情的になりやすいから話しにくい!? 女性との話し方10

女性は感情的になりやすいから話しにくい!? 女性との話し方10

男性経営者のご相談に乗っていると、よく言われるのが

「女性って感情の動物だけあって、機関銃のごとく尋問するかのように話すだろ?あれは嫌だな」

イメージすると、国会で女性の議員さんたちが総理に質問する時の口調を想像すれば良いでしょう。一見、強い、カッコいい感じにも取られますが、

このコロナ禍ではただただ「イタイおばさん」に見えてしまっています。


そのイメージのせいで、ごく普通に働いている私たち女性も、そのような話し方をするものだと男性に植え付けているのは、良くない傾向です。


働いている女性の多くは、静かな穏やかな口調で説き伏せていくような話し方もします。そうじゃないとビジネスにならないですよね。

*あれは、国会だから。女性の議員さん達は何を話ししようとも態度が悪くても歳費(お給料)がいただける環境だからです。


それを言わせるならば、会議中の男性陣も違った意見が出てくると、己のプライドから半ばケンカ腰のような口調になっていますよ。

「そんな場に居合わせる女性の身にもなってください」

と言いたいです。進めていくのは、会議のプロジェクトの進行であって、男同士のケンカを見たいわけではありませんよ。


さて、相手の女性が感情的になっている理由は何でしょうか。


前出の女性議員の場合は、「男性に負けない」とか「目立とう」とか「メディアに使用されるパフォーマンス」・・・が考えられますよね。そうじゃないと静かな口調で総理に質問しています。


一般の女性の場合は、「自分の意見が認められない」「理不尽なことを受けた」ではないでしょうか。


相手女性が感情的な口調になったのならば、男性がケンカ腰の口調になったならば、あなたは少し深呼吸して冷静になってみてください。

相手のペースに合わせない飲まれないこと!

しかし、相手の気持ち、心理には理解を示すことです。


「それは、大変でしたね」

「その意見が違っているのは、よくわかります」
 

など、理解を示した後、
「具体的に対処していきますので、詳しく説明していただけますか?」


と少しでも冷静になってもらうよう誘導していくことが大事だと思いますね。

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