他のコンサルタントとは「人を動かす」点が違う!

他のコンサルタントとは「人を動かす」点が違う!

前回のコラムで、

「うえたさんと他のコンサルタント、例えば、選挙コンサルタントや話し方教室の先生とどう異なるのですか?」


とご質問をいただきました。

ありがとうございます。おそらく、この質問あるだろうなと思いました。


「話し方」を指導すると言っても、無理に経営コンサルタントに指導を受けなくても良いからです。
ズバリ、他の指導者、先生や講師と比べて、私には明確な特徴があります。


特に女性の欲求、心理に詳しい経営コンサルタントです。その欲求、心理、本音に詳しいので、

「人を魅了し、人を動かすことができる」

というのを知っている、「どうやって話せばお客様は行動してくれる、買ってくれるかに詳しいよ」というのが私の大きな特徴です。

なにぶん、私は色彩心理、女性心理のマーケティング(集客)もしております。心理学を使っているマーケティングというのは、ほとんど「人を動かす」お客様をいかに動かすかに終始しています。


残念なことに、経営者の中にもお客様を動かすのが、欲求、心理、本音ということに気づいていない人も多いのも事実。何か手段となる媒体のチラシ、ホームページを使うとお客様がやってくると思われている方が多いですが、お客様が本当に動くのは、「心が動いたから」です。


これらのノウハウをそのまま話し方にも活かしているのが、私であります。


選挙のコンサルタントは、選挙の運営そのもの、流れ、ライバルの候補者の分析、選挙の重点地域の分析、特に、狙える有権者の層を指導してくれます。候補者の得意とする分野から政策を打ち出してくれたりもします。出陣式の流れも知っているでしょう。いざ、公示されると立会演説会を仕切ったり、その有権者の分析をして、候補者に話し方をアドバイス・・・


ここで初めて「話し方」をアドバイスしてくれるわけです。それも、「声を大きく!」「滑舌きちんと」の表面的にわかる声の声量を確認するレベル。中には「政策の中身をもっと詳しく」と教えられますが、ほとんどの場合、台本でいうところの話す内容はフリーみたいに余白が空いている状態です。そのため、本人にお任せ。もしくは、秘書、関係者の方々が、原稿を書かれたりするのでしょうね。


「人を惹きつける話し方」「人を動かして投票してくれる話し方」

とは、どういうものか「その極意や基本を」押さえておかなければいけないとご相談を受けるわけです。

それでは、話し方の先生に指導を受ければ良いじゃない!とあなたは思うかもしれません。


たぶん、「お行儀の良い、節度ある大人の話し方」を指導してくれますよ。たいてい、今、書店で売られている話し方の本はこの内容ですね。多くの場合が心理学者、カウンセラーのような方が執筆されています。メリットは良好な人間関係。


これでは、「人は動かじ」です。


冒頭の質問者には、無かったのですが、例えば、営業のセールストークを指導する先生、講師とどう違うのかも気になるところでしょう。セールストークというのは、「売る」ってことです。

ほとんど、商品説明の仕方。間の取り方。雑談をどう挟むのか。最後には、「お客様の話を聞け」と教わることが多いでしょう。営業の基本です。

会社に帰ると、今日お会いしたお客様にすぐお葉書を送る!・・・そんな手順を教わったりします。


私は、そういうのは教えませんね。人の欲求、心理、本音を教え、「動いてもらうには」どう話せば良いのでしょう。というのを教えるものです。


よって、営業の方は、「セールストーク」のまさに、「売るための言葉、セリフ、トークを文字どおり覚え!」というところがありますが、私の指導の場合は、「お客様の欲求、心理を知って、本音が見え隠れしていますよ。それを理解して知ること。その時、あなたはなんて言うの?」を教えています。

それぞれのコンサルタント、学者などにより「話し方」とはこのような違いがあるというのをわかってもらえれば幸いです。

なぜ、経営コンサルタントなのに「エグゼクティブの話し方」を指導するの?

この時期になりますと、ご相談が多いのが、

 

「女性とか若者に刺さる話し方ってどうすれば良いですか?」

 

というご相談を承ります。

賢明なあなたなら分かるのですが、


「衆議院選挙が決まったからだ」


なのです。

ええ。代議士の先生、ご本人が直接相談してくださるのではなく、秘書、関係者の方々ですね。実際に、国政レベルとなると代議士の先生に面と向かって、指導、アドバイスすることはありません。*地方議員の先生は直接のことが多いです。


なぜ?経営コンサルタントなのに、そんな要人の依頼?


「エグゼクティブの話し方」を指導のメニューにご用意しているからです。

 

こちらの弊社のサービスをご紹介しましょう。普段ですと、経営者、役員クラスの方が、何か外部で発表されたり公にお話しされる時にご利用くださいます。


この「外部で発表」というのは、半ばセールストークなんです。


想像するならば、よく外国のCEOが新発表の時、商品の説明をしながら、そこに至る背景、自分のポリシー、会社としての使命・・・を熱く語っていますよね?


日本国内の企業はそこまでしていないように見えますが、いえいえ、中小企業の経営者こそ受けていただきたいものです。

おそらく、「重要だ」という意識はないと思いますが・・・

 

日本最大の幕張などで、ブース出展しても、経営者として上手く発表できるかどうかで、成功するか大コケするかパカりと分かれてしまいます。

私はかつて販路を拡大する仕事をしていましたが、中小企業の経営者の発表、セールストークの質の悪さに「イラッ」としました。

特に私は、創業以前に外資系企業に勤めていましたので外国籍のCEOの発表の旨さをごく普通に目の当たりにしていたものです。よって、余計に中小企業の経営者の発表にセールストークは下手だなと思いましたね。


それで、地元の商工会議所が「どうのこうの」と言われる前から、すでにずっと指導していたわけです。
すると、男性の口コミってすごいですよね。政治家の方々からも注目していただけるまでになりました。*ちなみに昨日、今日のレベルではなく、20年以上かかっていますよ。


「話し方」「人生の自分軸を作る12の習慣」の対面セッションでの指導などは、経営者、企業、団体を問わず、一般の個人の方のご依頼も承っております。


「自分の話し方に自信が持てない」

「人生ってこれで良いのか?」


と思われた方にオススメのメニューとなります。*対面セッションでは、「その方に合わせてポイントを押さえていく」形式です。「実際にしゃべってもらって」というレッスンはありませんので、「少し怖い」という方、ご安心いただければと思います。

女性心理は3つのテーマで指導、お伝えしています!

女性心理は3つのテーマで指導、お伝えしています!

 

「うえたさんは、女性心理が専門なのですか?」

ご質問ありがとうございます。

それとともに、今日は私の指導しているセミナー、講演、対面セッション、コンサルティングについて説明させていただきます。


おそらく、「女性心理が専門です!」と言うとですね。

心理学者とかカウンセラーの方になるのではないでしょうか。

私は、経営コンサルタントですので、「女性の”欲求”に詳しい、”女性消費者特化型”」経営コンサルタントになります。

「女性がモノを買う時に、どのような心理」とか、「どういう動機で買うのか」に詳しい経営コンサルタントです。

「女性が悩んだりして、心を元気にする」ビジネスではありません。それは、心理カウンセラーのお仕事ですよね。


話し方のセミナーをとっても、「女性のお客様にどのようにして売れば良いのか」をセールストークではない表現、雑談ではなくて「どのように言えば買うのか」を指導しているのです。

*細かいですが、企業や職種によって変わります。


私の指導の軸には、「女性心理」を軸にしています。これは、そのまま弊社のポリシー、方針もそうなのです。

「女性心理」だけで、皆さんを指導するのではなく、3つのテーマ


・集客

・話し方

・人生の自分軸の作り方


で「女性心理」をお話しさせていただいています。

士業の先生とは違って、集客だけ専門としていないのは、今のコロナ禍を見たら分かります。今の時代、時短もそうですがお店、飲食店は、集客を制限されていますよね?


そこに、「集客でお客様増やしませんか?」と言っても、飲食店の経営者の皆さんは首をタテにはふりませんよ。


私の仕事が一つの業種で潰れてしまいます。

私も日本経済新聞でも言っておりますが、リーマンショックで仕事を失った経験があります。

業種、専門の絞り込みは情勢が変わると大変なことになるというのを身にしみて経験しているからです。

士業の先生は、行政などの公的な仕事もありますので、専門の絞り込みをしても不況になろうとも影響はありません。*地域が限定されますが・・・


一方の私のようなコンサルタントは、全国を回ることができますが、早いうちから自分が一貫していること、最低でも3つの展開ができることを念頭に自分の指導を考えてオリジナルのノウハウ、指導方法、講演テーマを考えておく必要があります。

*著名な年配の経営コンサルタントの先生でも、「最低でも講演のテーマ3つ持っていないと自分が危なくなる・・・でも、その3つのテーマを考えるのが本当に大変!」と教えていただいたのを思い出します。


大変です。

私も、20年かかってます。


●集客(色彩心理・女性心理)

これは、著書もあります。経営者向けのセミナーが中心。企業の講演もしております。対面セッションにコンサルティングも可能です。


●話し方(女性との話し方・エグゼクティブの話し方)

こちらは、経営者が中心でしたが、講演もできます。また、企業では、研修の形態を取ることもあります。対面セッション可能。


●人生の自分軸(人生の自分軸を作る12の習慣)

こちらは、自己啓発系です。最近のメディアでお話ししたら、人気がありました。自分軸の作り方も「女性心理」の女性の価値観、思考、視点、考え方が影響された話です。講演がメインですが、対面セッションも可能です。


いかがでしたか?一見似ている職業と思われるのですが、士業の先生とは違う経営コンサルタントの仕事の仕方。

そして、学者でありませんので「女性心理」だけお話しすることはありません。ビジネスでどのように活かしていくのかを学べるようになっています。

それから、あいにくこのコロナ禍ということもあり、弊社主催のセミナーはしておりません。企業から依頼のセミナーはオンラインのみ、お受けしております。対面セッションもオンラインのみ承っております。

またのご利用をよろしくお願いします。

ドラマに見られる女性の話し方 女性との話し方20

ドラマに見られる女性の話し方

先日、「緊急取調室」というテレビドラマのシーズンが終了しまして、ちょっとロスになっています。

現在のテレビドラマの中の女性、ヒロインは男性社会の中で男性と同様にテキパキと働く姿が描かれています。職場の中では、欠けてはいけない存在でもあり、今の時代を象徴しています。


かつて、トレンディドラマをよく観ていましたが、女性の上司の描かれ方は、確かに仕事はできるのですが、少し感情的になりやすい、癇癪持ちが多いイメージがあります。恋愛の部分では、嫉妬心が出てしまって女性心理のマイナスのイメージがあるのです。

そのため、今も男性にとっては、女性と仕事をするとかつてのトレンディドラマよろしく感情的になってヒステリックに怒り出す、泣き出す・・・のイメージがあります。


いえいえ、そんな劇場型、激情型で仕事はできませんよ。


今の女性というのは、男性の中では競争力をあげたり、戦う姿勢も見せたりしますね。冷静になって応えることもできます。男性心理のプラスがドラマの中でも、現実の職場の中でもあるのではないでしょうか?

「緊急取調室」のドラマでは、天海祐希さん演じる主人公が「丸裸にするわよ!」「だんだん面白くなってきた」と仕事のモチベーションをあげたりして、男性同等に戦っています。

一方で、取調べをしているときは、「あなたの気持ちは痛いほどよく分かります」と女性心理のプラスである共感を出して、被疑者に畳みかけるようにして取り調べをしています。

男性にはできない緩急を上手く仕事に生かしていますね。

ドラマの中ではこの男性心理のプラスから女性心理のプラスへと行ったりきたりして、天海祐希さん演じる真壁刑事の緩急さが良い感じに描かれています。

また、理想的な職場でもあり、仲間を信頼しあってそれぞれをリスペクトしているのがすごくわかり・・・羨ましい限りです。理想的な職場、仲間だからこそ、お互いのコミュニケーションも良い感じに、男性心理、女性心理と緩急さを使い分けることができるのかもしれません。

テレビドラマを観ていてそう思いました。皆さんはいかがでしたか?

こうなると女性はテコでも動かない  女性との話し方19

こうなると女性はテコでも動かない

 

「いや女性のお客様って難しいです。先日も買うような雰囲気から一転して買えない空気になって・・・。自分の説得力ではもう別次元のような気がしたのです」


そうおっしゃってくださったのは、中小企業の経営者の方。

営業の社員さんがいますが、時には経営者自ら販売をされることもあります。

本来なら、経営者自ら直販されるとお客様としては嬉しいですし、自分のステータスも上がったと思われるのですが、これは、男性だけが思うことで・・・


女性からすると、たとえその社長であっても、「自分が気に入らないものはいらない」なんです。難しいですね。


これは、この話とあまり変わらないのです。

その話とは、わかりやすい例ですが、眞子さまですね。


秋篠宮ご夫婦は、相当、眞子さまを止めたと思います。それは、後から出てきた悠仁様の暴力的な言葉遣いの報道記事を見てわかりました。


父の秋篠宮殿下は、男性心理のマイナスである怒り、暴言にちかい表現で叱りつけたと思います。紀子様も厳しく接されたと思いますね。


すると、眞子さまは頑なに一人部屋に閉じこもり、ダンマリとなるのです。これは、女性心理のマイナスです。

嫌なことから沈黙して防御する・・・そうして頑なに自分を守ろうとする。


こうなるとですね。

どんなに言っても何を言っても、女性はテコでも動かなくなります。


前出の中小企業の経営者の話であれば、女性のお客様は不安を感じて防御になり買う気がなくなったということです。


*そもそも今回の眞子さまの件は、小室圭さんが結納金をしっかりと貯めて、自身の母の贈与?に当たる400万円は自分が支払うと早めに対処して、日本で踏ん張って稼いで「眞子さまをお守りします」と言うのなら・・・なんてことはなかったと思いますよ。

ビジネスで言うところのクレーム対応ができていない。

後先をあんまり考えない小室圭さんだと思われて仕方がないのは、これまでの生き方に「計画性」がなく、金銭感覚がよくわからずさらにこれからも警備費がかかってくるってところでしょうか。


当然ですが、目先が効いて他人への配慮が大事な経営者にはなれないですね。


相手が女性心理のマイナスになると、私といえどもなかなか難しいです。買わせることは至難の技かと思います。また、眞子さまの件、秋篠宮殿下も悠仁様のことを考慮してお認めにならざるを得なかったといえるでしょう。


女性のお客様の場合は、女性心理のマイナスにならないよう言葉に気をつけることが大事です。
*こちらはセミナー、研修で企業に合わせて説明しています。


さて、個を優先された眞子さまの記者会見はもう必要もなく、静かに渡米されると良いでしょうね。

でも、眞子さまが子育てを終えられる頃には、父である秋篠宮殿下が男性心理のマイナスで怒ったり、叱ったりしたことを「一番正しいことを言ったのは父」だと思っていただける日があればと思っています。

お客様ではなくこちらは親子ですから。

父と娘の何かしっくりとこない関係  女性との話し方コラム18

父と娘の何かしっくりとこない関係  女性との話し方コラム

つい、先日、日本中を早朝から駆け巡ったニュース。

それは、みなさんご存知の真子さまと小室圭さんとのご結婚であります。

しかし、2日経った今日ではその報道もどこへやら。

祝福ムードとはいえないものを感じます。

また、報道が出たにもかかわらず、ご両親である秋篠宮ご夫妻からのコメントも何も出ていない状況で、「この報道は?」と思っております。


さて、今もなおいろいろなことが片付かれていない状況で「ご結婚、本当にするんですか?」と正直、思っています。今の状況で駆け落ち婚をした場合、真子さまは数年後には離婚される可能性がかなり高いと思いますね。

その理由を専門家の立場としてお話ししましょう。


その理由、答えは、ズバリ「ご両親と腹を割って話し合いができていない」というものです。

ご夫妻のコメントがでていらっしゃらないとなると、「これは、話し合いも何もできていない状況」と思ってしまいます。

今もなお、大きな溝ができているはずです。その溝を真子さまご自身が除けなければ末永い幸せな結婚は望めないと思ってください。


これは、実は伯父にあたる天皇陛下が仰っていました。上手く言い当てていらっしゃいます。


「眞子内親王が御両親とよく話し合い」


本当にポイントを見事に押さえられていらっしゃる・・・と敬服した次第です。


この話し合いは非常に重要で、父と話し合いができない今の状況は、そのまま結婚されて小室圭さんと話し合いができなくなっていくだろうなと容易に察しがつきます。


おそらく都合が悪くなれば、二人ダンマリの世界になることもあるでしょう。


そうなると、夫婦といえどももともと他人・・・正直、「面倒くさくなってきます」そして「なんで私はこの人と結婚したのだろうか」と思われるでしょう。


ましてや、真子さまは、3つの価値観、文化を超えていかなければなりません。


・お金持ちから庶民の生活

・分かり合える女性から小室圭さんという男性

・日本ではないアメリカの土地柄


一つ目は、家の価値観、生まれ育った環境です。

二つ目は特に、男女差です。「男って・・・」という女性いますよね。それくらいわかり合えないなあと感じるはずです。*私がセミナーでお話ししているのはこの男女差の価値観からの話し方です。

三つ目は、国、慣れない文化や環境になります。


二つ目は特に、今、父である秋篠宮殿下と分かり合えていないご様子。父上とは他の価値観、文化は同じなのに、分かり合えないとなると、ご結婚されて3つの価値観、文化の違いをどう乗り越えられるのでしょうか。


コミュニケーション・会話というのは、話しあうそれぞれの価値観が違っていて当たり前。

それをお互いがどこまで尊重して妥協して認め合って・・・理解することが大事です。

私は、駆け落ち婚が悪いとは言いませんが、ご両親とよく話し合い、ゆっくりとでも良いですから答えを出していけば良いのではないでしょうか。結婚されてからの方が人生は長いですよ。

「論破する」って良いことですか?  女性との話し方17

「論破する」って良いことですか?

 

先日、知人のちょっとした集会で、話し方のミニ講演をさせていただきました。

「男性、女性の価値観から生まれて来る本音、欲で私たちの会話、コミュニケーションが成り立っているのですよ」

とお話しさせていただきました。

*緊急事態宣言が出されていない地域でのガイドラインに従いながら行いました。


その講演の最後に、ご質問をいただくのですが、

「今、若者世代に、『論破する』という言葉あるのですが、論破できるほど知恵がないですし、日頃のコミュニケーションで論破する方っていますか?『論破する』は良い言葉ですか?」


とありました。

ネットのインフルエンサーを中心に、「論破している人」多いですよね。つい前回まで書いていましたDさんも論破する人ではないでしょうか。


「論破する」は、男性心理です。

女性が好き好んで「論破したい」という人はいないでしょう。論破したいという本音、欲とは、「相手を打ちのめしたい」「競争したい」「征服したい」「相手を封じ込めたい」「押さえ込みたい」・・・など競争したいという男性ならではの心理です。


私が指導する話し方、コミュニケーションは、相手の話し方から、その価値観を理解し尊重してお互いを認め合いながら、仕事をしたり、日常を過ごしたり、買い物したり・・・というものです。

ところが、「論破する」というのは、自分の持論を展開するだけならまだしも、どちらかといえば、自分の意見で相手を封じ込めるというものです。相手の意見は全く聞き入れませんし、相手の価値観がどうなのかも考えてもいません。


これが日常の生活で心穏やかに過ごせるとは、言い難いですよね。


おそらく、会社では、要注意人物になったり、腫れ物扱いするようになったり・・・たとえ会議で見事に論破したとしても、仕事とは実践の成果あっての世界。「口先ばかりの男だ」と言われかねないでしょう。


また、女性との付き合いにおいては、女性側の意見など聞いてくれませんし、尊重するなどありませんから「ただただ面倒くさい男」に見えてきてしまいます。交際するには難しいのではないでしょうか?


日常で、論破する機会がどれほどあるでしょうか。
その論破した後には、何が残るでしょうか。

その背景を考えてみることも大切!  女性との話し方16

その背景を考えてみることも大切!  女性との話し方16

 

「うえたさんの解説、わかりやすいです。メンタリストのDさんは今も非難されていますが、うえたさんはどのように感じますか?教えていただければ幸いです」


前回の話し方を「男性心理」「女性心理」と分けて、その心理=本音、人の欲求、欲の部分を解説しました。

もしも、あなたが会社の上司で、部下である「メンタリストのDさん」に一言申し上げるというシチュエーションで説明していきましょうか?

そのほうがご質問者にとって、日常の生活、社内で役に立つかと思います。


メンタリストのDさんと比べ、私もある媒体で話しているとおり、本を出版した後にウツになってまして、とてもではないですが、次の本を書くことができない長い時期がやってきたのです。
そう思うと、Dさんはこの10年で40冊、よく頑張って書かれたと思います。


ただ、そのため「人気商売」というポジションを取られてしまったと思います。私は、地味に低空飛行でしかもかつての病院の副院長先生の言葉のとおり、実直に地に足をつけて鍛錬して今に至るという感じです。


「それが、どうしたか?」


と言われる方もいますが、Dさんは人気のためにいつも「目立つ意見」を言わなければいけないという状況を作ってきました。

私は、自分の専門とともに、確固たる自分の手法、ノウハウを積み上げることができたわけです。

これはね。

長い人生を歩むことで大事でして、Dさんは大勢の意見に振り回されながら人気を獲得してポジションを取る不安定さがあります。私は、自分の手法があり、それが第一人者として評価もされており、「自分軸」があるのです。売れるに越したことはありませんが、取り立てて大勢の人を魅了して人気を得ることもないのです。

私自身はいつの間にかできた心の安定と長い時間をかけて「自信」ができたと思います。振り返れば「自分の人生、とてもよかった」と自己肯定感も備わっているのですよね。

その一方で、私もウツなどのつまずきがなければ、人気商売になりDさんのようになっていた・・・こともありうるかもしれません。そんなふうに今回の一連の流れを見ています。


Dさんが「優生思想」を出した背景には、人気商売ゆえの長く続くかどうかの不安、「自分は高収入なんだ」など突飛な考えや目立つ意見を出して切れ者になって、大勢の人を繋ぎ止める必要があったから・・・これも一因だと私は思います。


さて、部下がミスをした時、あなたはどうしますか?感情に任せて「バカもん」と怒鳴る方もいらっしゃいますが、ここは「話し方」のお勉強です。怒鳴るということは、「男性心理」のマイナスです。


「ミスのどこが悪いのか」を説明してもらう
「何がミスで悪いのか」を聞く方は多いと思いますが、そこに、
「どうしてミスが起きたのか?」も説明してもらう
こと。

何が引き金になって、大きなミスや過ちになったのかその過程を知ることも重要です。「どのような背景があったのか」「なぜ、起こってしまったのか」を追求しておくこと。


ここまでは、「男性心理」のプラスで物事が建設的に動いています。

ええ、部下の「間違ってショック」とか「心理的にダメージ」というフォローはありません。そこで、「女性心理」でフォローです。
「優生思想は危険だと思うよ。でも、間違いというのは、誰でもすること。俺もあった。大事なのは、次、ミスをしないこと。だから、必要以上に落ち込むな」
と「女性心理」のプラスでフォローです。


もちろん、会社ですので、その後「今後、どうすればこのようにならないかも対策を講じること」が大事ですね。

男性心理が悪いのではない!  女性との話し方15

男性心理が悪いのではない!


質問こそありませんでしたが、前回のコラムで「女性心理」が良くて、「男性心理」が悪いのでは?とチラリとでも思った方のために、今回は補足説明のため書いておきます。


「女性心理」には、前回のコラムで書いた通り、人情、周囲との協調性、気持ちを伝える・・・などがあり、これはポジティブな面ですね。

一方、人の心理ですから、「女性心理」には、ネガティブな面もあります。嫉妬、妬み、恨み、泣く、感情をむき出し・・・などがあります。


「男性心理」のポジティブな面は、競争心、合理的、リーダーシップ・・・などがあります。ネガティブな面は、前回のコラムで書いた通り、おごり、慢心、偉そうにする・・・などです。


ポジティブな面を私はセミナーで「プラス」、ネガティブな面を「マイナス」と言っています。

私たちは、日常の会話の中で、心理=本音の感情として、言葉の中、会話、コミュニケーションの中に、この「女性心理」のプラスかマイナス、「男性心理」のプラスかマイナスをにじませているというものです。


聞いている方に、「少しでも良いように捉えて欲しい」、そのためにも「女性心理」「男性心理」を駆使して話していかなければお互いの人間関係がスムーズにいかないといえます。


前回のコラムの後に、あの市長さん、そして、メンタリストのDさんが謝罪しました。
謝罪そのものは、「男性心理」「女性心理」は関係ありませんが、そこから、付属している説明、話し方、ジェスチャーなどで4つのうちのいずれかになり、聞いている受け取る側の私たちの感情が変わってきます。


市長さんは、セクハラの講習を2日間受けたこともあって、真摯な態度での謝罪だったと思います。そこには、「おごり、偉そうにする」など男性心理のマイナス作用が消え、男性心理のプラスのリーダーシップ、それから女性心理のプラスの協調性が伝わってきました。


Dさんは、自分の過去のテクニックに頼ったのか、「泣く」のですよね。謝罪中に。「泣く」は、女性心理のマイナスです。「感情出してしまった」というもの。受け取る側は、正直、面食らうというものです。ご本人も惑わすことで許される趣旨を書いていました。


これは諸刃の剣なんですよね。特に、ご本人がそのネタばらししていますし・・・。


何はともあれ、ご本人たちが謝罪をしました。読者の皆さんはいかがでしたか?

私は、女性心理のプラスである「情愛」を以って「それぞれの今後、これからに期待しております」と申し上げておきましょう。

男性でも、「女性心理」がいるのですか?  女性との話し方14

男性でも、「女性心理」がいるのですか?


すぐさま、このご質問をいただいたのですが、「男性でも、『女性心理』がいるのですか?」と。

答えはいりますよ。


「女性心理」を持つことは、おかまになるとか、オネエになるとかの意味ではありません。

わかりやすく、「男性心理」「女性心理」とカテゴライズ、区分けしているだけです。

 

前回のコラムで説明しますと、アスリートの方の所属先の社長はあの著名な大企業の男性社長です。ちゃんと、「女性心理を理解されている」ということです。「嫌な思いしたね」「不快で気持ち悪かっただろう」と思われたはずですから、代わりにコメントされたと思います。


これは重要でしてね。


最近ですと、これまた著名なDさん、あのメンタリストの方が人権の問題に触れられてましたよね。

未編集で自分の素の状態で話すと、とてもではないですが、「社会性」「人間性」を疑ってしまう意見を述べられるのだなと思ってしまいました。


私も仕事上、彼とはかぶる点があります。(著書、メディア発信などの仕事のしかた、人の心理を扱っている点など)

お若いのに、専門書のみならず、いろいろと自己啓発書まで出されて「え!?」とは思っていましたが、今回の件で、周囲が相当、頑張って彼を売り出したのだなとも思いました。


他の例でお話ししますと、芸人のアンジャッシュWさんが問題を起こした時、相方のKさんは他の方々と違った感想を述べられました。


「Wは、周囲に『感謝』の気持ちがなかった。テレビ局のアシスタントの方々に挨拶もしなかった。おごり、それがこんな形になって出たのだと思う」


Kさんの発言には、「女性心理」があるのです。

人情、周囲との協調性、気持ちを伝える・・・などは「女性心理」です。Kさんは知っているのです。「芸人は、ほぼみなさん同じレベル。むしろ、周囲の方々が自分たちの才能に気づいて、上手く演出して引き上げてくれるようなもの」

視聴者には、Kさんの発言がこのコロナ禍で「共感」として染み渡ったと思います。


反対に、おごり、慢心、偉そうにする、権威・・・これらは「男性心理」です。Dさん、Wさん、そして、前回のコラムでは、あの市長さんにも「男性心理」がどんとあって、相手に配慮する気持ち「女性心理」が無かったのです。


Dさんにも、「女性心理」があれば、周囲があって今の自分のポジションがあることの重要性を知っていれば、あの「優生思想」は出てこないですし、人権に関わる意見は相当な知識がない限り、触れないはずですよ。


それに、Dさんはメンタリスト。男性心理、女性心理を駆使する立場ではないでしょうか。知識ばかりだったのかとも。今回の発言でDさんを支えていた周囲にご迷惑をかけたのではないでしょうか。「社会性」を取り戻し、本当の大人として信用されるには時間もかかります。

Dさんはまだ若い。中高年になって「にっちもさっちもいかない」八方塞がりから這い上がった経験もされていない。

これからの人生経験をもう一度積まれて、一つの真理を導き出し多くの方々を導くことを願っています。

「女性心理」って何ですか?  女性との話し方13

「女性心理」って何ですか?


うえたさんをある媒体で知りました。

うえたさんは、これから「女性心理」を伝えていきたいとのことでしたが、正直「何それ?」と思ってもいました。

こちらの勉強不足かもしれませんが教えていただければ幸いです。

 

ありがとうございます。


ちょうど、このご質問とともに、全国、いや正確には全世界にこの報道がなされたので、それを使ってご説明しますと、女性のあるオリンピック選手が金メダルを獲ったので自治体のトップの方に表敬訪問されたのですよ。

多くのメダリストがしたように、その選手の方もトップの方に、メダルを持たせて上げたのです。すると、なんら断り無しに、マスク外してメダルを噛むではありませんか?

「あ、例の噛みつき事件」

と多くの方が目にしたことでしょう。


ここです!このトップの方、「女性心理」が全く無いってことです。おじさんのこれまでの規範、おじさんの仕組み、おじさんのルール・・・そんな中で、こちらのトップの方は、おじさんのルールに則って行ったことであり、その証拠に


「愛情表現・・・」


とはっきり言いました。おじさんのルールでは、それは愛情、可愛がりなんです。全く悪気はないのです。これはおじさんのルールだから。


しかし、これがですよ。企業のトップがしたら、女性の消費者は全くこの会社から買わなくなっていきます。

モノが売れる、売れないというのは、今の時代、女性の消費者の心理をどこまで捉えているかどうかに大きく左右されますからね。

「流石!」

と思ったのは、こちらの選手の所属先である企業、しかも社長さんがきちんと抗議されているところ

「今回の不適切かつあるまじき行為は、アスリートへの敬意や賞賛、また感染予防への配慮が感じられず、大変残念に思う。〇〇市長には、責任あるリーダーとしての行動を切に願う」とコメント。

こちらの企業、リーダーは、「女性心理」を理解しているということです。


今回の件で、自治体のトップは若い女性に向けてどのように対応、話せばよかったでしょうか。


その前にまずは、アスリートの方が自治体のトップよりも格上だと意識しなければいけません。今回の市長、トップは、「若い子でちょっと頑張って金メダル獲った」くらいにしか見ておりません。

ダメです!

それから、金メダルは、このコロナ禍では触らないことです。

「あなたがかけている方がお似合いです」と1.5メートル離れているのが賢かったといえるでしょう。拍手で

「おめでとう!粘り強く戦う闘志をいただきました!感動を本当にありがとう!」

と言えば良かったのです。


どうでしょう。日本社会の中に、「女性心理」があるとはまだまだいい切れないというのはこういうことです。

声のトーンとか滑舌とか関係ありますか?  女性との話し方12

声のトーンとか滑舌とか関係ありますか?

 

「女性との話し方、参考にさせていただいています。質問ですが。女性は男性の声のトーンとか滑舌の良さとかをどう思っているのでしょうか?『上手く話す』とは違っているのはわかっていますが、教えていただければ幸いです」


ご質問、ありがとうございました。

女性にとって、男性の声のトーン、滑舌の良さは、半分くらいだと思います。相手によると思いますよ。気になる異性ならば、トーンが悪くても、滑舌が悪くても「好き」ですからね。


男性は音質にこだわります。音響システム、イヤホンやスピーカーにこだわるのって女性ではなく、男性だったりします。

ですから、ご質問者(男性)が気になったのでは?と思われます。


女性の場合、声のトーンが低いと、「体調でも悪いのかしら?」とか、滑舌が悪かった場合にも、「何か病気かな?」など、言外の顔の表情や顔色を見たりして判断しますね。


売る側の営業の担当者が、トーンが低くて滑舌が悪い場合、

「売ることに対して、自信がないのかな?」

とは思ってしまいます。その場合、女性はちょっとした「不安も感じるようで」買うのは次にしようかな?とその場の説明だけ聞いて、契約まではしないと思いますよ。


この「自信」というのは仕事、ビジネスをしている時非常に重要でして、先日、私はある取材を受けて、動画で編集され視聴しなければいけなかったのですが、自分の話をしているのは、やはり恥ずかしいです。


しかも、コロナ以前から、仕事や家庭でいろいろと大変だったこともあり、取材、撮影、ヘアメイクをプロの方にしてもらっていたものの悲壮感や疲労感が出ているのではないだろうか、それに伴って声がしんみりとして滑舌が悪かったりして・・・と出来上がりを心配もしていました。


試作で出来上がった動画を観て自分で驚いたのですよね。確かに、人生でいろいろあって乗り越えることの大変さを経験したこともあり自分の顔は年相応に老けていました。

でも、いろいろあっても乗り越えてきたんだという女性らしい強さ、芯の強さが見えて、「自信がみなぎっている」ように見えたのですよね。何か別人を見るような感じで観てしまいました。


思ったことは、声のトーンや滑舌の良し悪しというスキルではなく、あなたのメンタルの「自信」です。

商売をしていること、経営をしていること、「自信を持って売っているのだ」という強さ。


その強さが出た時、声のトーン、滑舌、顔がキレイとかどうとかを見事に凌駕しているに違いありません。

あなたの発している言葉が実は不幸体質!?  女性との話し方11

あなたの発している言葉が実は不幸体質!?

 

前回は、男性経営者の方々が「女性は感情的で話しにくい」と言っていることについてでした。

今回も「感情的」なのですが、「怒り」とか男らしい強さではなく、女々しいという感情についてです。


女性のお客様の中には、当然、陽気でポジティブな方もいれば、ちょっとしたことで悩んだりクヨクヨしたり、はたまた将来や未来のことをものすごく心配したり不安になってしまう・・・また、口を開けば他人の悪口を取り止めもなく語り出したり、「私は被害者なの」と言わんばかりの発言・・・そんな方もいらっしゃいます。


あなたが接している女性のお客様は、どのような女性のお客様が多いですか?そして、話しやすいですか?接客しやすいですか?


「将来や未来のことを必要以上に心配し、かける言葉も見つからずに結局売ることができなかった・・・」というあなた。


女性のお客様が悩んだり悲観したり・・・は、商品を売っているあなたが「その性格を治せば?」と元々の性格が暗いよねという主旨は言えません。


「もう少し、ポジティブに考えませんか?」と考え方を変えることもできませんよね?


カウンセラーでもありませんから、その心の悩みに答えることもできません。


このような状態になる・・・自分の接客しづらい女性のお客様が来る・・・というのは、2つ考えられます。

 

1つ目は、あなたの会社の販促物にそういうくだりのキーワードがあったりします。私は、集客のコンサルタントですから、その心理的アプローチもよく知っています。


実際にホームページに「お悩み相談」が大きく出ていたケースもありました。


それから、2つ目に考えられることは、男性経営者の方なら、「引き寄せの法則」とか勉強されたり、一般のごく普通の方々に比べて「運が強い」という方もいらっしゃいます。そのような経営者の皆さんは、いろんな客層のお客様を引き寄せてしまっているということです。


こういう経営者の場合、日頃のあなたの発している言葉に注意しなければなりません。例えば

「売り上げが上がらないのは、外部環境のせい」


などとネガティブな言葉が常に口から発信されているのです。それから、SNSの投稿にも・・・。

そうすると、自らが不幸体質になっていて、不幸体質の人を見事に引き寄せていた・・・ということになりかねないのです。


無自覚にも心の吐露を吐き出すかのようにいつの間にか言っていた・・・というあなたは今日から、今からでも直しておく必要がありますよ。

例えば、あなたがケガをして痛い思いをしたとしましょう。そんな時、大抵の人は

「ツイテいないなあ」

とがっかりします。しかし、それでは、不幸体質。

「これくらいで済んで良かったなあ」

と大したことが無くて良かったと自分に言い聞かせてみるのです。

それから、ご飯を食べる時も

「ありがたい。ご飯を口にすることができる。感謝」

とつぶやくだけでも違うのです。


今回は、話し方・コミュニケーションから少し違った角度で見ましたが、女性のお客様と話しやすく買ってもらってからも長い付き合いができるのが理想ですよね。ご参考にしてみてください。

女性は感情的になりやすいから話しにくい!? 女性との話し方10

                                         

女性は感情的になりやすいから話しにくい!? 女性との話し方10

男性経営者のご相談に乗っていると、よく言われるのが

「女性って感情の動物だけあって、機関銃のごとく尋問するかのように話すだろ?あれは嫌だな」

イメージすると、国会で女性の議員さんたちが総理に質問する時の口調を想像すれば良いでしょう。一見、強い、カッコいい感じにも取られますが、

このコロナ禍ではただただ「イタイおばさん」に見えてしまっています。


そのイメージのせいで、ごく普通に働いている私たち女性も、そのような話し方をするものだと男性に植え付けているのは、良くない傾向です。


働いている女性の多くは、静かな穏やかな口調で説き伏せていくような話し方もします。そうじゃないとビジネスにならないですよね。

*あれは、国会だから。女性の議員さん達は何を話ししようとも態度が悪くても歳費(お給料)がいただける環境だからです。


それを言わせるならば、会議中の男性陣も違った意見が出てくると、己のプライドから半ばケンカ腰のような口調になっていますよ。

 

「そんな場に居合わせる女性の身にもなってください」

 

と言いたいです。進めていくのは、会議のプロジェクトの進行であって、男同士のケンカを見たいわけではありませんよ。


さて、相手の女性が感情的になっている理由は何でしょうか。


前出の女性議員の場合は、「男性に負けない」とか「目立とう」とか「メディアに使用されるパフォーマンス」・・・が考えられますよね。そうじゃないと静かな口調で総理に質問しています。


一般の女性の場合は、「自分の意見が認められない」「理不尽なことを受けた」ではないでしょうか。


相手女性が感情的な口調になったのならば、男性がケンカ腰の口調になったならば、あなたは少し深呼吸して冷静になってみてください。

相手のペースに合わせない飲まれないこと!

しかし、相手の気持ち、心理には理解を示すことです。


「それは、大変でしたね」

「その意見が違っているのは、よくわかります」

など、理解を示した後、
「具体的に対処していきますので、詳しく説明していただけますか?」


と少しでも冷静になってもらうよう誘導していくことが大事だと思いますね。

身近な人とのコミュニケーションで  女性との話し方09

身近な人とのコミュニケーションで 

 
女性との話し方が難しいと思われているようですので、今日は例えを男性であるあなたは父であり、自分の息子との会話を思い出してみてください。

セミナーや研修の時は、「部下との会話・コミュニケーション」ですが、身近にある一つの例として読んでみてください。


また、最近のお父さん、30代後半から40代前半の方は、比較的穏やかで、自分の息子に対して友達のような付き合いやコミュニケーションが取れる方々もいらっしゃるようです。


そういう方は、参考にならないかもしれませんが・・・。


今、8050世代、親が80代で息子が50代というのは、父親が結構厳しい時代の方々が多く、日本の高度成長期、バブル期を歩んだ時代が時代でしたから、家長制度の大黒柱の父がいた世代です。


当然、父と息子の会話は息子が幼少期の頃から噛み合いません。


この世代のお父さんは、組織の中の一人であり出世争いをし、男としての父としての権威が会社だけでなく、家庭にも表れていました。
我が息子に対して、「俺がオスであり、ボスだからな」という態度を取らざるを得ない状況だったと思います。

息子は、その父に対して何を求めていたでしょう。


お父さんは家族のために出世争いをし、身を粉にして働いてきた・・・
もちろん、家庭、家族を養うにはサラリー、お給料が必要であり、そのためには、必死で働かなければいけないでしょう。


しかし、息子は、コミュニケーションで何を自分の父に求めているでしょうか。


これ、女性との話し方と同じ感情、気持ちなのです。


しかし、父である男性はそのことがわからず、息子に


「社会を出てみろ!どれだけ大変なのか。そんなのもわからないのか!」


当然ですが、学生の息子さんならわからないでしょうね。社会経験ないですから。


息子さんが「こうやってみたい」と言った日には、「甘い!世間知らずは本当に怖い」と言っているお父さんが多いのが特徴です。


息子さんの感情や気持ちがわかりますか?


息子さんには、社会の序列やお父さんであるあなたのカッコつけているプライドや「俺はすごい」と言いたげな我欲はよくわからないのです。息子さんはただあなたに

「自分のしていることを認めてわかって欲しい」


です。


「そういう〇〇の言っている気持ちもわかる」


とまずは受け止めてあげることが大事です。それが例え社会に合っていなくても。

もしも、それが良いのであれば、同意したり共感したりして自分は味方であることや応援していることを告げることが大事でしょう。


社会や世間体から考えてみればズレていると思われる場合は、一人の親として、「自分はこう思っているが、おまえはどう思うか?」と冷静に聞いてみる必要があるでしょう。


ええ、これは個を大事とし、心に寄り添うことが当然と思う女性との会話・コミュニケーションでも通じますよ。

「権威を見せびらかす男性もわかるけど、私の気持ちに寄り添ってくれる男性がもっとすごい」

と女性は思っているものです。ご参考にしてみてください。

話し方に男女差ってあるのですか?  女性との話し方08

話し方に男女差ってあるのですか?

ぽつっとこのようなご質問が。

「話し方に男女差ってあるのですか?」


「あるに決まっているじゃないか?」

と思われたあなたは、声のトーンや抑揚、女性は丁寧な言葉で話す・・・というのを想像されたかと思いますが、私が指導しているのは、そんなアナウンサーの基本的な言い方とは異なります。


そうです。

営業、セールストークを学んだ人ならわかるのですが、男女差がなかったと思いませんか?


私が学んだのは、全く男女差がなく、対象はざっくりと「一般向け」という定義だったと思います。社内のマニュアルにも男女差が明記されたものはないと思います。


冒頭のご質問者が気になったのは、まさにここではないでしょうか?


普通、男女差のない話し方を学ぶのですが、なぜ、うえたさんはあえての「女性との話し方」を指導されるのだろうか?と。


そして、「話し方に男女差ってあるのですか?」という疑問が出てきたのですよね?


その答えはあります。


かなり、異なります。その言葉が出てくるプロセスや背景、はたまた社会的な要因がからんできて、男性と女性は受け止め方やその後の話し方が異なるというものです。


もしも、男性のあなたが男性の先輩に

「今年の夏休みはどうされるのですか?」

と聞くと、

「上から順番に取っているからね。早くて8月すぎだろう?」

「お盆に帰省したいのだが、ワクチン接種まだでね。ワクチンは〇〇が良いかも」

 

・・・と個人差もありますが、社会秩序の中の自分、組織の中の自分が出てきた答えをしてくるはずです。


一方、同様な質問を女性の先輩にすると、

 

「今は海外に旅行に行けないでしょ?有休消化と合わせて国内旅行しようかと思って。もう休暇届を総務に出して旅行代理店に予約しちゃった。〇〇くんはどうするの?」

 

と女性の場合、仕事は仕事できちんとするけど、夏休みはプライベート。

また、個人や自分の個性を大事にするのも女性ならでは。また、届けや予約をきちんと出すなど手際が良いのも女性ならではです。部下のあなたに訊かれる前に全て段取りをつけています。


あなたの質問1つにとっても、男性の先輩、女性の先輩と受け止め方も異なりますし、その答え方もそして、動きも異なっていますよ。


「話し方には男女差がある」わかっていただけたでしょうか。

あなたの会話に必要なものとは? 女性との話し方07

あなたの会話に必要なものとは?

「うえたさんが言っている話し方、コミュニケーションって、あ、そうか。うえたさんがずっと指導している『心理的アプローチ』女性の心理ね。あーあーそっか」


と、何だかよくわからない会話からスタートですが、

これは、指導した経営者のご感想です。


「なぜ?うえたさんは話し方とかコミュニケーションまで指導しているのか。しかも、それがセールストークではなく・・・」


私はマーケティングを専門としていますが、女性心理を使った集客がメイン。

「女性心理を使った」というのは、言い換えると「心理的アプローチ」と言いますね。


以前にも書きましたが、「集客」の指導やセミナーをしていると、経営者を始め受講者の方々から、「集客はわかったけど、実際は、お客様と対面して成約を取らなければどうにもならない。どのような話をすれば良いですか?」というリクエストが多かったわけです。


基本のセールストークやマニュアルの定型文は皆さんがこれまで社内でしてきたけれど、お客様ともう1歩、良い関係になれれば良いのにと思われた方もいるでしょう。


また、社内でももう少しコミュニケーションを良好にすべきではないか?何だか表面的にサラサラとして、実感がわかなかったとか手応えを感じない・・・このコロナ禍のオンラインの会議などでそう思われた方も多いはず・・・


それには、何が必要だと思いますか?


「心理的アプローチ」ですよ。感情や気持ち、相手の本音の部分を知ることです。

男性の経営者ならば、相手の女性の心情、感情を知っておいて、自分が何を話すかがすごく問われているご時世になってきていると思いますよ。


ええ、私がずっと研究していることの女性心理は、「集客」版の次が、「話し方・コミュニケーション」で解説していくようになります。


冒頭の方のご感想は、女性心理を軸にした「集客」から「話し方・コミュニケーション」の展開に驚きつつも納得されたということです。

先に、相手の感情を受け入れるのか、発した言葉、言語を受け入れるのか  女性との話し方06

先に、相手の感情を受け入れるのか、発した言葉、言語を受け入れるのか

「女性との話し方やコミュニケーションで、『まずは、相手の言っていることを受け入れる』とうえたさんはおっしゃっていますが、

受け入れるつもりではいるのですが、

言葉の端々を丸ごと受け入れるのか、気持ちを受け入れるのか?

私の言っていることがおかしいですか?

漠然としているようでよくわからなかったので、教えてください」


ご質問、ありがとうございます。

まず、ご質問の答えを先に言いますと、「気持ち、感情の部分を理解してみてください」です。

もちろん、それには相手が言っていること、目に見えている言語化されている部分を受け止める必要があります。


そうして、「なぜ、こんなことを言っているのか?」ちょっと考えてみて欲しいのです。

もしも、わからなければ、相手に差し障りがなければ聞いてみて良いですよ。

親しい間柄でしたら、

「より深い心の部分を聞いてくるのだな。それなら、腹を割って話ができるなあ」

と思われるので、お互い穏やかな会話、コミュニケーションができるでしょう。


例えば、あなたの後輩が「明日のプレゼン、やりたくないなあ」と言ったとしましょう。


そのまま、文字通りでしたら、

「プレゼンをしたくない」→「この子、やる気がないの?」とあなたは思ってしまう。

そこで、「なぜ、こんなことを言っているのか」と後輩の言っている真意、気持ちや感情を確かめてみる必要があります。

 

・競合他社が多く自信がない

・そもそもプレゼンのスキルに自信がない

・会社の代表としてのプレゼンにプレッシャーを感じる

など、後輩の吐露があるはずです。


「良かったら、相談に乗ろうか」

もう少し具体的に聞くなら

「プレゼンの最終確認、一緒にしようか」


もちろん、後輩の中には、「プレゼンなどのビジネススキル」よりも漠然としたストレスや不安から「明日のプレゼンって嫌だな」と言ったともいえます。

よって、クロージングとして、あなたは
最後に
「君ならできる!」
と励ましの言葉をあげる必要があります。

そうしますと、あなたは言葉だけでなく、後輩の今の気持ちや感情を理解したと言えるでしょう。

後輩は、「あなたは素晴らしい度量のある先輩!」とあなたを見ますし、あなたと後輩の豊かな人間関係ができるのではないでしょうか。

なぜ?難しく感じる?  女性との話し方05

なぜ?難しく感じる?

 

「やはり、女性との話し方って難しいなあって感じます。うえたさんとの会話は平気なんですが(男性と思っているのか)

根本的に違うところって、うえたさんは何だと思いますか?

また、うえたさんが女性なのに、男性の僕たちが話しやすいと感じるのには何か工夫をされているのですか?」


先日、書きましたコラム「コミュニケーションとはお互いの違いを理解すること」なんです。

「違いがある」


とわかっているだけでも、コミュニケーションはなかなか面白くなります。


「こんな受け止め方をするのか」

「こんな考え方するのか」


とあなたが思っていること、考えていることとは違う話し方をするなと思う。

そして「新鮮だな」と受け入れることです。

もし、よければ、「僕には、その考え方が新鮮に見えたのだけど・・・」と受け入れたことを枕詞にして、あなたが仕事上、伝えたいことをもう一度、明確に伝えてみることです。

間違っても「そんな考え方をするな!」とのっけから否定しないこと。


否定からは何も生まれず、良いコミュニケーションを取ることができないでしょう。


最後に、女性の私が男性との会話がスムーズにいくことについてですね。私が過去に製造業の男性社会で、販路を拡大する事業に従事していたこともあると思います。製造業は、作っている時から、販売していくまでの過程が全てベルトコンベアーの世界にいるような感じです。

私も日頃は女性の価値観を持っていますが、仕事の時は、この製造業の男性の価値観を主体にしています。

まずは、違った考え方、話し方を受け止めることから始めてみませんか?

コミュニケーションとはお互いの違いを理解すること 女性との話し方04

コミュニケーションとはお互いの違いを理解すること

 

「女性心理」を使っているせいか、セミナーを開始する前には多くの男性から、


「オカマになれってこと?」

「女心を知ったとしても、女性の方が今は強いんじゃない?」


とまあ、このようなことはこれまでずっと言われ続けていたので、なんとも思わなかったのですが、やはり、説明が大事ですよね。


なぜ?あなたは学ぶ必要があるのか?


ということです。


私は、学生時代に、「異文化間コミュニケーション」の日米比較を専攻して学んでいました。

私たちがどんなに学んでも、「アメリカ人」には慣れませんよ。日本人の私たちは日本人です。

ただ、「相手がなぜ、その言葉を選ぶのか」「その背景とは何なのか?」を学んだおかげで、外資系企業に勤めた時には、アメリカ人の上司が説明することに違和感なく理解ができ、コミュニケーションが取れたと思います。


大事なのはここなのです。


男女とは、異なる生き物でありますが、その違いを知ることにより、双方のコミュニケーションを円滑にすることができる。


別段、オカマにならなくても、男性でも違いを知り、理解ができればコミュニケーションが取れますよ!

それから、「女性が強い」と思われているあなた。暴力で勝とうとしていたらダメ。お互いに穏やかでかつ、納得のコミュニケーション、会話ができれば良いのです。


男性は女性を相手にすると、優位に立とうとする考えにすぐになりますが、大事なのは「円滑なコミュニケーション」。

それにより、仕事も家庭でも「お互いに物事を動かしていこうよ」という考えに立つ必要があります。

お心構え、マインドセットをして欲しいこと 女性との話し方コラム03

女性とのコミュニケーションで重要なことは?



まずは、お心構え、マインドセットをして欲しいことがあるのです。


どんなことかと言いますと、男性は、よく教えられたことを一字一句間違えることなく、覚えていかれます。また、どんなシチュエーションで使われるのかも私に質問してくるくらいです。


そのまま言われた通りにやれば良い


学生時代の試験ならパーフェクトと褒めてあげたいのですが、こと現実社会では、そのロボット的な話し方や使い方はものすごく画一的に見えて女性だけでなく男性同士の会話でも支障をきたすのではないかと思われます。


そのことが顕著に見られるのは、私が指導する限り、やはり男性の方が「文字通り」覚えられて日常に使おうとします。一方、女性となると、そうではないのですよ。


女性の方がバリエーションや展開を考えるのです。


「うえたさんはこう言うけれど、私は少し違うなあ。もう少しこんな表現をする」

「うえたさんから教わったシチュエーションだけでなく、私はこんなシーンで使ってみたら上手くいきました。面白かったです」


と実にさまざまなバリエーションをつけて、指導した言葉の表現を変えたり、教えた状況、例えば職場のシーンであっても、恋愛などの人間関係に適応してみるのが、なんと女性のみなさんなのです。


こんな価値観の違いもありますから、男性も教わったことをそのまま使用するって言うのがいかに危険かお分かりでしょうか。よって、教わったことをそのまま使用するのではなく、


「これは、自分の表現に合うかな?」

「このシーン以外にも使えるかな?」


と少し考えてみるだけでも、女性との話し方が変わってきますよ。

なにぶん、女性の中では、「文字通り」ではなく、自分らしいバリエーション、展開をすでに考える生き物ですから、女性とのコミュニケーションを考える上で、男性も画一的な表現を避けて「自分らしさ」を考えて引き出してみてください。

コロナ禍の今の状態はどうですか? 女性との話し方 02

説明していく前に、あなたの今の状況はどうですか?

今のコロナ禍で、どうなっていますか?

例えば、オンラインで会議や商談をしていますっていう方で、あることに気づきませんでしたか?

会議はまだ良いのです。仕事の計画や流れを話すだけで良いのですから。

ところが、商談になってくると、俄然変わって来ているはずです。

お客様が画面で現れたとしても、表情まではわかったとしても、深いところの感情、心理面までは分かりませんよね?

「心理的アプローチ」が専門の私でも、画面越しのフィルターがかかった状態で、相手の感情などさっぱり分かりません。ええ、私の指導の言葉で言いますと「お客様の心理が掴めない」という状況になっています。


これは、感覚で言いますと、アルコール入りのビールとノンアルコールのビールの違いですね。ノンアルコールのビールですと、目がシャキンとしてものすごく冷静になっています。酔えない感覚。

オンラインでのお客様との対話とは、まさにこんな感覚。

手応えを感じない接客


になっているはずです。

また、営業の方でこれまで聞き上手な方、ノンバーバルコミュニケーション(非言語)が得意だった人にとって、オンラインはベラベラと終始、表面的な商品の説明をして終わりになっているはずですよね?


営業の方の聞き上手やノンバーバルコミュニケーションが悪いと言っているのではありませんよ。

いえ、それができるのが「営業」としてのプロで、
それができるまでに、10年近くかかるものです。


お客様との実際の対面のやりとりでお客様の心理を掴み、手応えを感じながら成約へと結びつけてきた・・・


しかし、それ、聞き上手やノンバーバルコミュニケーションで成約、営業成績を上げた人にとって、このコロナ禍で変わり、自身の強みや武器がよくわからなくなったのではないでしょうか?

女性のお客様は、あなたの何で買っていたのでしょうか?

女性との話し方コラム 01

「女性のお客様と話すのって難しいですね」


今回から始まる「話し方コラム」シリーズは、中小企業の男性経営者にコンサルティング、マーケティングの指導させていただいた時に、

「うえたさんが女性なので知りたいところは・・・」

と悩まれていることをご相談してくださったのが、冒頭の「女性のお客様と話すのって難しい」
いえ、これね。ただ単に、「世間話のレベル」という話ではないですよ。

 

中小企業の経営者ですから、


「女性のお客様に買ってもらうためには、どう話せばいいか」


ってところです。

「あーなんだ。それならセールストークを学べば良いじゃん」と思われた方いらっしゃるかな?

そのセールストークや定型文のようなマニュアルなど、経営者の方々はとっくの昔に把握していますよ。どちらかといえば百戦錬磨のタイプが多いです。

それでも難しさを感じる・・・それは何か?


「売っていると、男性同士ならこの話で納得してくれるところを女性のお客様は考えこんでしまって、成約にならずに・・・『ちょっと考えます』って帰られることもあるんですよね。
うちみたいな規模なら、ほぼ成約率が9割じゃないと時間ばかりかかって売上を取ることができないのではいけない。うえたさん、女性と話す時の注意点とかあるのでは?そこを教えて欲しい」


分かりました。それではお教えしましょうか。薄っぺらな世間話ではなく、セールストークやマニュアルの定型でもない話し方のポイント。了承しました。

コラムはこちらから、どうぞ

弊社のコラム記事は、下記のフェイスブックページから閲覧できます。

 

「うえたさより」・株式会社ローズ・ウェッジ

https://www.facebook.com/rosewedg

なんとなくやっているから、なんとなく撃沈する

さて、先週に続く第2弾。

 

ある日、突然、お客さまがやって来ない

 

どの企業にも起こる現代の企業の病気ですね。

そして、私の指導する心理的アプローチは「なんとなくの商売のカン」でできると思っている若手経営者も多いのです。

 

 

【なんとなく…ではいけない】

 

先日、ある若手経営者から

「うえたさんのしている(心理的アプローチ)は、僕らなんとなくやっている事でしょ?」

と名刺交換の時に言われました。

…だから、別にそんなの学ぶ必要がないみたいな顔をしていましたね。

 

そうでしょうかね。

こちらの投稿記事を何度も読まされている読者の方は、いいやと首を横に振るでしょうね。

 

なんとなくやってしまったために、東京のブース出展で、誰も近寄ってこない、誰も手に取ってくれない…そんな現象を巻き起こしたために岡山商工会議所が慌てた…という事実。

 

余談ですが、その後、私に依頼が来て、私の現在の指導スタイルになりました。

 

ユニクロ、マックですら、お客様、消費者の心理まで丁寧に取り合わなかったために、今、懸命にテコ入れをしていますが、どんなに戦略、広告、商品開発…をしても、本質的なところで、消費者の心理、心理的アプローチを知らない限り難しいでしょう。

 

東芝、シャープもしかり。

 

好調な時に心理的アプローチを学んでいたら、洞察力が鋭くなって時代を乗り越える力も見極める力もできたでしょう。

 

…なんとなくやっているから、なんとなく撃沈する…

 

いつの時代もお客様、消費者を侮ってはいけない。

自社の商品を買ってくれるのは消費者。

その消費者の心理、心理的アプローチを学んでちっとも損は無いのです。

消費者の飽きてしまったを未然に防ぐ!

今回のコラムは現代の企業の病気ですね。

これにかかってしまったら、

後から戦略や広告、商品開発といっても、なかなか消費者がもどってきません。

 

さてさて、実は私が指導している「心理的アプローチ」は、右肩上がりの時代には必要なかったのですが、今や経営の舵取りに「消費者の心理」は外せなくなりましたね。

 

【消費者の飽きてしまったを未然に防ぐ】


私の指導する「集客における科学的アプローチ」心理的アプローチとは学ぶ必要があるのか、会社ではどのタイミングで学べばよいのかと首をひねられている方もいらっしゃるでしょう。
ちょうどいいタイミングでこんな記事を見ました。


「ある日、突然捨てられる会社〜ユニクロ、マックの失敗は他人事ではありません 人は飽きるーーその事実から逃れられる経営者はいない」現代ビジネス


これは消費者が飽きてしまったら、たとえ大きな会社といえども、ある日突然お客様が来なくなってしまうと言う記事。
儲かっている時は、消費者、お客様の心理なんて汲み取ろうなんてしないのですよね。
でも、上記の会社のようになる前に、心理的アプローチを損にしてでも学ぶべきだと思いますよ。


好調な時こそ!


実際、過去に私は大手企業の大変な局面の時に呼ばれたことがありますが、(幹部の方が私のホームページを見つけて)なかなかの英断。


幹部の方が学ばれて今は好調ペースです。


★こちらのFBには何度も書いていますが、ビジネス上の洞察力が鋭くなり、経営の長期的な成長につながります。


先日発表されたGDP(国内総生産)個人消費は鈍化。
売りづらい時代、消費者、お客様の心理をつかんで売っていく心理的アプローチ。ぜひ学んで欲しいものです。

心理的アプローチがよく分からないですか?

「え〜心理的アプローチって何ですか?」

というお声もあります。新しい価値観ですからね。

 

下記のお話を参考になさればいいと思いますよ。

 

【お店の中がピカ〜ンと】


先日、私の著書の事例にも出てくれた「焼肉ふくざき」さんのFB投稿記事があり拝見しました。
驚いたのは、当時、弊社が手がけたものを使用してくださっていること・・・。
いや、嬉しいのですよ。もう変えられているだろうと思ってもいたので・・・。


大勢の仲間が来店されて賑やかな雰囲気、お店の中がものすごく神々しく輝いているようにも見えました。
お客さまの楽しそうな様子・・・


お店の中が当時を知っている私の思っていた以上に輝いて見え


恐らく、その後の努力でしょう。それらがよく分かります。


さて、私が指導しているのは、「集客における科学的アプローチ」で、さらに細分化された色や心理学という心理的アプローチを指導しています。


例えば、お店のリニューアルに際しても、建物や店内を綺麗にするということとは別に、


お客さまがいかにふらっと入ってくるかとか、その後、リピーターやファンに自然となってくれるとか、地域の人にいつのまにか愛される・・・


というのを考えるというものです。


*ちなみに、私に「心理的アプローチを色で」と依頼してきた岡山商工会議所も、まさにここを地元企業が身につけて欲しいと思っていたからなのです!


当時は、経営者である福崎さんに口頭で説明しているにすぎず、福崎さんがいろいろと解釈されて現在にいたるのでしょう。
心理的アプローチを身につけると、長期的に成長もしますよ。あなたの会社の集客をもう少し考えたいあなたにオススメします。

コンサルタントです!

よく若い女性から、

「どこで学んだのですか?」

と訊かれますし、若手経営者もコンサルタントのこと、よく分かっていないことが多いのでご参考までに。

 

【そんなコンサルタントってあるんですか?】


「そんなコンサルタントってあるんですか?」

と特に地方都市の一般女性から言われることが多いですね。
コンサルタントは資格と言うよりも、自分の知識や経験を独自の理論にして、企業の売上、利益、事業の成長に努めるのが仕事です。


独自の理論にするまでが、自分の人生や魂を磨く感じ。それは半ば地獄…


そして忘れてはならないのが、この専門性は基本、戦術。


コンサルタントとしては経営者同様に戦略ができないといけないですね。


…私は最近わかりましたよ。


私の場合、親戚の住宅販売を手伝った時、こんなコンサルタントがいればいいなと思ったのもきっかけです。


また岡山時代は、公共事業が激減し住宅事業をせざる得なかった建設会社の経営者に指導していました。


彼らの悩みは知り合いには販売できても、全く見ず知らずのお客様にはなかなか販売できず…
自分たちを気にいって買ってくれない…その壁を打破するにはどうすれば良いのかを一緒に考えていましたね。


これらが、現在私が指導する独自の理論のベースになったのは、言うまでもありませんよね。

著書で成果がでるのかどうか、検証!

先日、仙台市の若手経営者から、色を変えて物凄くお客さまがきたとありました。

 

経営者だから、そこからが大事よね。

 

ただ色を変えただけで終わらすのか、いやいや、科学性を身につけて飛躍するのか・・・

 

私のセミナーは、まさに、科学性を身につけることだというのも分かってほしいですね。

 

それから、私の著書、こんな職人技がキラリと光るのです。そこも見抜いてくださいね。

 

【検証、ありがとう!】


「うえたさんが、最近、『集客における科学的アプローチ』って言うから、『えっそんな話?』と思って、以前、うえたさんのセミナーでもらったレジュメ確認したら、初めに『科学的アプローチとは?』とあってビックリした」


という知人のご感想をいただきました。いえ、ここ最近、知人、友人から数人ではありますが、同じご感想をいただいています。


で、みなさん、同様に「てっきり、うえたさんが色の効果を調べてきて、『この色を塗ったらいいわよ』と言っているのかと思った・・・」

*私が集客の色を発見したと思っていたようで・・・


そして、「でも、著書って、色の話で読めるんですけど・・・。それに、色と思ってそのまま参考にしても、上手くいったわよ」


とも。ありがとう。


はい。著書「たった1秒の『イメージ色』で行列店に変わる」ですが、これは、私の講演でも語っていますが、二通りに理解できるようになっています。


・色の話で、色の効果を利用して塗れば上手くいく、そしてその事例
・マーケティング 色の感情、心理効果を活かした事例


首都圏では、神田氏の感情マーケティングの色版だなと思われている方も多かったですね。


どちらも、正解です。これは、編集者の職人技ですからね。


セミナーも当初、営業さんたちは、

「マーケティングの切り口での色です」

と言っていたにも関わらず、先方が

「popの色とか大事ですもんね。何色を塗ればいいのか教えてくれるのですね。」
と双方に食い違いが生じ、セミナーで説明する私と受講者とも食い違いが・・・


過去5年間、これとの闘いになってましたけど、最近は理解されつつありますね。


知人が言ってましたが、「もう一度、うえたさんの著書読んでみたら、マーケティングになった・・・???」


いろいろと経験と知識を積まれたのですね。


ここから、スタートかもしれませんが、ビジネス上の科学性、自身にも科学性が身に付き、飛躍的桁違いに集客、売上ができる・・・というのを私はセミナーで説いています。

 

気になる著書はこちらから

集客セミナーってどういうものですか?

【集客セミナーって】

 


「うえたさんが何をしているのか、よくわからない」

 


という後輩のために、またまた説明しましょう。

*何度でも、説明しますよ。どうぞ、ご遠慮なく聞いてください。

 


私が指導している専門分野はマーケティングの集客、それを心理学、色彩学、統計学といった科学的アプローチで指導していますとなります。


特にセミナーでは、心理学、色彩学の顧客心理、色彩心理を使用しますので、心理的アプローチで説明しています。


ちなみに、この分野の指導者は、以前にもお話したとおり、東京商工会議所にも指導できる人がいませんので、私は第一人者になります。


また、自動的にマーケティングの分野では、新しいニッチな分野を開発したパイオニアになりますね。

特に、日本の場合は、翻訳本が主流なので、地方都市の岡山生まれの国産であるマーケティングは極めて稀なのです。

*大手書店による岡山生まれがこれまた絶妙。これからの「地方創生」で注目されやすいですね。


それから、都内でも、マーケティング、しかも女性が単独で事務所を開いているのは私だけだと思いますよ。*大手広告代理店調べ


さて、本題のセミナーの内容ですが、


経営者が自分のビジネスに科学性を取り入れる


といえば分かりますか?

経営者が新しい視点を作るために学ばれています。それらを指導しています。


ビジネスに科学性を用いると


・飛躍的に桁違いに集客、売上が上がる


と言われています。

ですから人気があるのです。

また、私が受講者のその後を調査、検証した結果、


・ビジネス上の洞察力が鋭くなり、事業が拡大している

・お客さまの心理が分かるので、的を得た提案に、成約までが早くなる

・長期的(10年にわたり)成長している


という大きなメリットがあります。


セミナーのスタイルは、以前にも話しましたが、公共事業が激減し、住宅販売に転じた建設会社の経営者に早く


「お客さまの心理を掴む」


集客の本質を理解してもらうため、小手先のテクニックは指導していません。


文章が苦手、それでも、お客さまの心理を早く掴んで欲しいことから「色」を使って説明しています。
ぜひ、受講してみてください。

(地方都市では、弊社主催のセミナーをしておりませんので、所属している経済団体に催促してみてください)


★直接、指導が受けられます!

グループコンサル(東京開催とあなたのお住まいの地域で指導する全国出張版があります)

個別コンサル(貴社へお伺いして直接指導します。全国出張可能)