違和感を覚える・・・「何か変」「何かおかしい?」女性のあなたなら、そんなことを感じることがあるだろう。特に女性は危機意識が高く、不安に感じる人も多いそうです。敏感に物事をキャッチするアンテナ周波数が高いのかもしれません。
 
そんな敏感さをやはり「集客」にもどうぞ、活かしてください。
 
難しいと思わず、なんとなく「お客さまの集まりがおかしいなあ」「このところ、お客さんの質が変わった」とかそういうのでいいのです。
 
そんなちょっとした違いなら、現場で女性は敏感にキャッチするでしょう。会社にとって、大事な現場のお客さまの移り変わりを女性のあなたは敏感にキャッチすることができているのです。
 
現在は社会情勢や天災など、世界経済ではなく、日本国内のちょっとした動きでも、客層が変わってきます。
例えば、このあいだまで、男性が多かったのに、若い女性もやってくるようになった・・・。
 
その変化を見逃してはいけません。
 
また、女性のあなたが現場でなんとなく違和感を覚えつつも会社に報告しなかったばかりに、後で大きな問題になるということもあります。
「私の気のせいかもしれませんが・・・。」
と報告だけされるのも大事ですね。
 
ただ、女性は「気づく」のに敏感です。つい深読みまでしてしまいます。必要以上に想像はしないでください。あくまでも、「現状を報告する」これがビジネスで大事なところです。
「自分の感覚を信じてみよう」
あなたの本能の中には、「生きていかなければいけない」「仕事をしなければいけない」
「お客さまを増やしていかなければならない」「お客さまが満足していただくにはどうするか?」・・・と特に意識もしなくても、あなたはいつのまにか、そう考えがいきついているはず。
 
「仕事をする」というのは、決して難しいことではない。
 
マーケティングや集客という難しいことを知らなくても大よそ本能で
「工夫をしないとお客さまは集まらないし、増えないんだ。」
というのを知っているはず・・・。
 
このシリーズは再確認と思って読んでください。
「集客」というと、なんだか特別なことをしていると思われがちです。特に女性からは・・・。いえいえ、ふつうのビジネス、経済活動ですよ。もしも、あなた様がパートでケーキ屋さんやパン屋さん、スーパーなどに勤めていたなら、どうされますか?
 
あなたは、通りを歩くお客さまに少しでも、気づいてもらうよう入り口にポスターとか貼るでしょう。さらに、「季節の限定品」などと、書いて注意をはらうようにするはずです。
さらには、お店の中に、POPを用意するはずです。
「店長おすすめ」「今月の限定品」「○○さんちでとれたトマトのシャーベット」・・・
 
女性は大いに工夫するでしょう。気をひくこの行為こそ、「集客」なんですよ。
 
そして、あなたはお客さまに勧めるでしょう。二コリと笑いながら・・・。
 
ふと、男性のお客さまは思うはず・・・。なんか感じがいいお店だな?どこどこのお店よりもこっちがいい。
そう、お客さまが次なるリピーターになるまでの状況を作り出している。そう「集客」の大切なところです。1回きりでなく、何度もごひいきしてくださる・・・。これは大事ですね。そうして、いつのまにか、あなたのおかげで差別化までしていることもあるのです。
 
女性だから、まるっきりビジネスの「集客」に関係ないなあと思わないでください。あなたの機転、あなたのちょっとした工夫、あなたの存在が会社の危機をも救うことだっておおいにあるのですから。
あなたがチームのリーダーとして、どう鼓舞してもあなたの意見に同調、賛同する役割の人がいなければ、大勢を動かすことはできません。そりゃそう。でも、実際は一人で動こうとしてしまいます。ドラマ「相棒」の中では、杉下警部の仕事上のパートナーである亀山刑事でしょう。
 
亀山刑事は途中のシリーズまで出演してました。
杉下警部の冷静で理詰めの展開、頭脳派に対して、熱血で行動派の亀山刑事。そんな凸凹とした二人が難事件を解決に導きます。伊丹刑事の嫌味に応戦する亀山刑事もいいですね。
 
さて、「集客」でプロジェクトを組んでいる時、たいていは、たとえチームの中にいても個人、個人として動いています。そして、リーダーが気づけば、周りのメンバーとは段違いになっているせいもあり、特別視され、孤独と向かい合っていることも多く、ちょっとした「うつ」になる方も珍しくないようです。
 
そんなとき、亀山刑事みたいな人材がいれば、いいのですが、現実はほとんどがそこまで人数がまわっていないようです。
亀山刑事の役割の人は、リーダーの代弁者的な役割であり、チームのムードメーカーであり、メンバーを調整するような人です。また、勢いがあって、熱血で行動的なので、自ら率先して動いてくれるでしょう。
欠点といえば、あまり計画性がなく「場当たり」的な動きも多く、またムダな行動、時には、先走りをしすぎて空回りしていることも多いといえます。
 
また、熱血ですから、無茶をしないといけないようです。自分の体を酷使すると、「働いた」と満足するようで、時にはチームから注目もされるでしょう。傍目からみると、かなり無謀なことをして、最終的に体調を崩し、入院しています。
かつての日本社会なら、体を酷使すること、すなわち、それが美徳。みたいなところがありますが、プロジェクトを組んでいる時は、個人の体調管理にも注意して、最後まで成果を出すことに集中してほしいと願っています。
さて、色が専門であるので、色のことも触れなければいけないでしょう。ドラマ「相棒」の中で、効果的に使われている色について、話しましょう。
 
それが、「集客」と関係があるのですか?ときかれそうですが、テレビドラマなので、視聴率や見ている視聴者の印象に残るという点で効果あると思います。
でも、これも大事ですよ。ふつうのお店などでは、いかに「印象に残る」か考えることが大事ですからね。
 
ふつうは、色鮮やかな番組がたいてい多いなか、このドラマのトーンはどちらかというと、暗め。しかもブルーが多いという印象があります。
特に、水谷豊さん扮する杉下警部が、犯人の心の闇や陰謀に気づいた時など、画面がブルーになっていて、杉下警部のめがねがキラリと光るのも印象に残ります。
 
「相棒」は男性が視聴されているようですが、男性は比較的「青」が好き。特に働く男性は。
また、女性で働いている方も「青」が好きです。青はリラックス効果もある色ですから、青で癒されるというのもあります。社会で働いている人にとって、ストレスを緩和する色ですね。
 
青には、「ゆううつ」という意味もあります。精神的にまいった時、「ブルーになる」というでしょ。ドラマのシーンもけっして楽しい内容ではない時。
むしろ、犯人等の心の闇に迫ったシーンで、杉下警部がブルーになったとも言えるような気もします。
 
色をドラマの効果に使うというのは、最近ではあまり見られないなかの「ブルー」。ドラマの中の重要なシーンだけに、とても印象に残るのもたしかです。
え〜。ビジネス書には、理論や理詰めの展開が大事になってきます。かっこよすぎて、机上の空論じゃないかと思われる方もいるでしょう。そう、ドラマ「相棒」を見ていても、たしかに杉下右京はかなり特別すぎます。(主人公がかっこよくないといけないですからね。)
 
私たちが「集客」でプロジェクトを組んで行なっていると、どういう感じかというと、脇役で重要な伊丹刑事3人組と似ています。(伊丹刑事は、背が高いのですが、ちょっと怖い顔の人。杉下警部を「警部殿。」と呼んでいます。捜査一課だと思いますね。)
 
泥くさ〜く現場をかぎまわっていますよね。でも、全く無意味に動いているわけではなくて、ある程度、目的を持って・・・
 
時には、全然違う方向に進んでいても、ものすごく真剣に追求していますよね。3人組は・・・
 
いえ、実際にはこうなんですよ。ドラマの中では、杉下警部がささっと動いていて、伊丹刑事たちがこっけいに映ってますが、ふつうは伊丹刑事のような動きになります。
 
「集客」も現場では、何が正しいのか、どうなのか、さっぱりわかりません。答えがない状態の中を方針をたてて走っていくだけですからね。
その過程の中で、おかしい場合は方針を変える・・・。
ドラマの中でも、捜査会議をして捜査方針が変わっていますね。あれと同じです。
 
大事なのは、おかしい場合は、みんなで検討しあい方針を変え、みんなに情報を共有して進む方向を再確認しあうこと。
一度、方針が決まると伊丹刑事のように粘り強く追及していくことではないでしょうか。
ドラマ「相棒」では、時々、本当は事件ではなかったのに、人間の憶測や思い込みで、単なる事故が結局事件になっていたりして、皮肉な形になってしまうという現代の社会心理の話もありますね。その結末は、物悲しさ、Oヘンリーの小説のようで、ドラマを一層引き立てる効果もあります。
 
・・・・と、なんで「集客」と絡むのかと言いますと、
「集客」の仕事はだいたいチームになって行なわれます。何人かでやっているということです。そうなると、プロジェクトが進行していくと連絡がルーズになったりします。
 
自分が考えていることは、みんな考えている
と思ったりもします。また、一人の言動がつまらぬ憶測を招き、気づけばリーダーに相談することもなく物事を進めた結果、とんでもない事態になってしまうということもあります。
 
はい。私も経験しましたから・・・。プロジェクトそのものはうまく機能しているのに、そんな人間関係でなんだかぎくしゃくとなってしまったことが本当にありました。
 
ドラマ「相棒」では、水谷豊さん扮する杉下警部が
「なぜ、もっと話さなかったのですか?話しあっていたら、こんなことにならなかったはず。」
と、事件後、語っていたシーンを思いだします。
 
そう、お互いの意思疎通、コミュニケーションがとれていない場合、事件ではないですが、「集客」もうまくいかないことが多いです。
 
言わなくてもわかっているだろう。
 
ううん。現代は違うと思います。メールなども怪しいもので、(一人一人、受け止め方が違いますからね。)やはり面と向かいあってチームの意思疎通、ぜひとも行なってみてください。
さて、「相棒」という刑事ドラマをあなたは見たことがあるでしょうか?俳優の水谷豊さんが「杉下右京」という切れ者の警部として難事件を解決に導くというもの・・・。すでに、ビジネス書として、取り上げられているようですが(私は読んでいない)ここで「集客」についても考えてみます。
 
杉下警部が、ビジネス書として、おそらく扱われる部分は、
「仮説」をあげているというところでしょうか?そして、それをいくつか可能性のあるものをあげて、推論していくところですね。
 
でも、私はどちらかというと、杉下警部が細かなところに気づくというところが、おおよそ事件を解決に導くきっかけにもなっていると思います。
「おや?」
とドラマを見ていると、杉下警部がいわれるので、そこが気になる点ですね。
「どうしても、細かいところが気になる、私のクセでしょうか。」
とかドラマの中でだいたい言っていますので、要点がつかみやすいですよ。
 
・・・と、肝心なのは、人がそういう行動にいたるのか、どうしてそんな発言をするのか、考える点が大事ですね。
犯人と思われた方が誤って
公に報道されていない情報まで知っていて、
口がすべって、出てしまったとき
杉下警部が
「おや?」
と思われる・・・。
 
「集客」も杉下警部のように
「おや、なんか不自然。」と気づかなければいけない時があります。
だいたい、そこがポイントになっていることが多いでしょう。
とてもじゃなけど、ニュアンス的なので、非常にビジネス書に書きづらいところでも
あります。
「どうして、お客さんがこんな動きをするのだろうか?」
「そうして、このお客さまが集まるのか?」
 
例えば、広告やチラシを出した時
お客さんが、どこに響いたかというのも気づかなければいけないでしょう。
そんな時、こちらが予期していたことと違う(不自然な)点に気づくこともあるはずです。
あなたのこころの中で、杉下警部のような声が発せられたとき
「おや?」
なんか、違う!?
 
とても、重大なところに行き着いたと思います。
そこから、改善をしていく・・・それがビジネスで大事なところですよね。
「このコピーの表現が悪かったのか?」
「この色がいけないのか?」
「いやあ、広告や企画の日程、タイミングも少し良くなかった」
これらを何度か繰り返すうちに、「集客」ができるようになっていくでしょう。
「集客」には、直感力や勘みたいなものがいるといういうことを書きました。仕事をしていて思うのは、たしかに、マーケティングプランや戦略、戦術をたてますよね。これは、大事ですけど本当に方向を示しただけ、にちかいと思いますね。
 
「集客」って、ちょっと感覚的なところがあります。上記の勘などもそうですけど、集まってもらうには、その人たちに理解と共感までにいたらないと、やってきてくれないというところでしょうか。
 
「私もそう思う。」
「うわ、行ってみたい!」
 
などと思わせるために、どう仕掛けていくのか考えることが重要です。
 
私なら、これを見てこう思うね。とか考えてみるのも大事ですよね。
さらに、第3者に見てもらって意見をいただくのも・・・。
だいたい、成功するのは、作っている自分もワクワクしてきて
「おもしろい!」
と思ったとき、
「これ、当たる!」
という胸騒ぎみたいなものを感じると、私の場合、成功しています。
 
また、よく、マーケティングのテキストなどに、ターゲットになる方をしっかりとイメージをして頭の中で描くことや、その方のライフスタイルや趣味趣向などまで連想して・・・
 
広告やチラシを見て、どう反応して、行動するのかをシミュレーションする。
というのも、もちろん大事です。これはしっかりやったほうがいいですよ。私などは、かなり具体的にイメージします。多少ズレることもありますが、柔軟に少々軌道修正したほうがいいと思いますね。
 
と、思いのほか「集客」の仕事って・・・。
そう、なんだかビジネスを自分なりにストーリーや脚本を書いているような感じですね。そして、脚本家、同様、現場でところどころ、軌道修正して手直ししているところなんかも似ているような気がします。
経営者の会合などで、質問があるのは単刀直入のこの発言「どのようにして、『集客』を成功させているのですか?」ええ〜。一言では、終わりそうもないです。
 
著書の中でも、書いているとおり、みなさんは段取りや運営とかスケジュールを計画されたりすることはできると思うのです。でも、これだけでは、「集客」にはつながらないのですね。
 
私が仕事上、大切だなと感じるのは、「風を読む能力」みたいなものでしょうか?
ちなみに、風の吹き具合で、嵐がくるとか一雨降るなあとか、昔の軍師は見抜いていたようですよ。
 
観察力、洞察力、直観力 勘・・・
 
みたいなものでしょうか?
これも、ビジネスでは必要ですよ。
 
私のお知り合いの頭のいい経営者がいるんですが、その方から教わったのですが、
「表面に出てきてないものを見抜いたり、感じたり・・・できた時、本物の経営者ですよ。」
 
本当、これはそうでしてね。私も表面には出てこないものをぱっと見抜いて、先に危険を未然に防ぐこともできましたね。
さて、「集客」の時、どうすれば・・・。
例えば、何かご案内をして、見込み客を集めようとしたとき、
最初にぽっと電話してくるお客さまとかいるでしょ?このお客さまは本当のお客さまか、また例外の方なのか・・・というのを見極める必要があると思いますよ。
いわゆる真のターゲットという方を。
本物だとすれば、立派な理想像であるターゲットがそこで生まれているんです。その方と同じカテゴリーの方々に鉄砲を打っていくようにすれば大当たりでしょう。
 
まれに、例外の方とかいますよ。
明らかに、高級なクルマで、おじさまクラスの方をターゲットにしているのに、売り出したとたん一番最初にぽんと買っていったのが、たまたま若い女性・・・。
真のターゲットを誤ると危険ですよね。
 
「集客」の時は、本当にそんな直感が大事になってきます。
他に、広告や案内を出すときのタイミングや時間帯など・・・
うまく、タイミングにのるとずいぶんラクになってきます。
 
何か参考になったでしょうか?
どうやって、そんな直感とか鍛えればいいのか?知りたいですか?
例えば、出かける前に傘が必要かどうか見抜く・・・昔の軍師のように風の方角や肌に感じる湿り気具合、風上の雲行きなど・・・現代の天気予報とも見比べながら勘を働かせてみるのもおもしろいですよ。
実は、ちょっと私もしています。
上記に出てきた経営者も、前を走っている車が「このクルマ、次の信号で左。」とかと予知の練習したり、しているんだそうですよ。すると、
社員の報告書に書かれていないことも、見抜くまでになったとか・・・
 
さあ、「集客」。
さて、昨日、Nさんから「せっかく、先日選んでいただいたのに、やっぱり選んだもの、生産中止だったそうです。もう一度、見てもらえますか?」とあわてて電話がありました。
 
震災後は、東北地方での工場が閉鎖されているそうで、建築資材もなかなか手に入らないのと、それが間に合うかどうかも問題になってきていますね。
 
今日、Nさんがやってこられまして、その時、本をいただきました。その本になんとNさんの会社も載っており、だいぶ前に取材を受けたとのこと。よかったですね。
・・・と、
「うえたさんも、次回作、うちを載せてくださいね。」
 
「はいはい。載せますよ。」
 
そうそう、常に現場のネタ探しですから。なにぶん、たとえ本にならなくても、私のセミナーの実践例、事例報告であげていきますからね。
意外ですが、プロジェクター等で私が宣伝部長になって、いろんな方々に告知しているようなものです。
立派なコマーシャル!!しかも、無料じゃないですか。
 
ぜひ、みなさまも、あなたの会社も次回作に載りませんか?いかがでしょうか?
「お客さまの流れ」って店舗、病院や企業にとって大事ですね。あなた様はお客さまが当然ふっとわいたようにやってくると思っていませんか?でも、ある日、そのお客さまたちが忽然と消えていくときもあります。恐ろしいことに、地方都市の街中に多くなってきているのです。
 
最近までの依頼の特徴は、人口減少が始まっている地方都市、それも、人口2万人くらいのエリアでお客さまをいかに増やすかというものが多いですね。
私の調査の中で、「お客さまの流れ」は大事にしています。店舗だと、通りを歩いている人々の観察もしかり、時間帯別の通行量・・・クルマばかり多いっていうエリアがありますよね。本当に人が往来しているのかもチェックします。
 
人の流れというものは、今や急に様変わりしやすくなってきました。
広い道が近くにできると、そちらの通行量が多くなり、これまでの道が閑古鳥に・・・ただ、よくよく観察すると、クルマの往来が少なくなり人の往来が多くなった・・・というメリットのあるところもあります。
街中では、大きなショッピングセンターの建設位置で、「人の流れ」がずいぶんと変わるでしょう。
シャッター通り商店街、という言葉が出てくるくらい深刻なところもありますね。
私の出身地の街中も、かつて私の学生時代は毎日、大勢が歩いておりお祭りのような感じで人をかきわけて前に進むという賑わいぶりでした。・・・が、今や目も当てられないくらい怖い感じの通りになってしまっています。
あのかつての賑わいを知っているだけに、帰省するたびに、閑散とした荒涼とした商店街を見て震えてしまうのが現状です。
 
さて、何かよい手立てはなかったのでしょうか?
 
たしかに、郊外のショッピングセンターに「人が流れ」たことは否めませんが、商店街全体というよりも、個別のお店の求心力も実際なかったと思います。
かつて、賑わったときにお客さまがふってわいたのを体感しているせいでもあると思います。お客さまがどこか当たり前にやってくると思ったのでしょう。
お客さまを増やしたり育てたりする仕組みづくりもなかったと思います。
それから、商店街全体の動きも、どこか方向性がはっきりとしていなかったのも、いつのまにか忽然とお客さまが消えていく状態にいたったのだと思いますね。
 
また、くわしくは、「プロジェクト参画」で、どうぞ。
集客セミナーの内容について教えてください。
 
最近、セミナーをご検討されている各種団体の担当者の方々、当社のホームページをご覧くださり、ありがとうございます。
セミナーの内容ですが、「集客セミナー」のメニューにも載せております。ここでは、もう少し踏み込んで書いておきます。
 
1、プロフィールとともに、色がなぜビジネスで大事なのかを説明
*プロフィールですが、
全て色のための事例
になっています。
例えば、私の病院勤務時代、ここでは、「色のプラスとマイナスの効果」を話します。「当時の病院は真っ白でした。白には、清潔感を与えるプラスの意味もあるのですが、一方で小さな子供がわっと泣いてしまうマイナスの意味があります。・・・」
他に、色に気づくきっかけとなった住宅販売、世代、客層により色の好みが異なると気づいた外資系時代、業界の枠を超えて成功したシンボルカラーの話、著書の原点となった岡山商工会議所の執筆依頼や経営者セミナーなど
*対象者により内容が異なります。(一部省略したり、説明の例えが異なったりします。)
 
2、さらに、科学や消費という点から色が大事なのかを説明
「見た目」は約80%ちかく消費の点で「買うか買わないか」決める購入の動機になっている。
「知覚」(私たちが、外部のものを認識すること)の順番をとっても、色は文字よりも先に認識されているんですよね。
 
3、面白いといわれる「集客における色の効果とその影響」
著書にある巻頭カラーページの順に色を説明していきます。
一番、おもしろいといわれるところです。一般の方、女性が聞いても理解できる内容です。
*例えば、「オレンジ色。老若男女の方々に愛される色です。企業のシンボルカラーでも、「au」がイメージされます。かつては、吉野家のイメージが強かったですね。吉野家は目的が少し違ってまして飲食店ですので、・・・」
*対象者により、説明が異なります。(一般、女性の場合は、集客だけでなくライフスタイルの中の例で説明します。)
 
4、コンセプトワークの話
何も、風水の話ではありませんので、れっきとした「集客セミナー」です。
コンセプトワークを説明します。*時間や対象者によっては、省略されます。
「競合他社の確認」「お客の流れ」「仕組みづくり」・・・
また、「ニーズ」「ターゲット」「コンセプト」はたいへん重要ですので、説明いたします。
*時間の関係で、詳しくできない場合が多いので、「次回また別のセミナーでどうぞ!」と終わらせていただくこともあります。
 
5、実践例:実際にかかわった飲食店や会社などの事例
*セミナーの対象者により、事例もその都度変えております。
問題点や改善点を導きだす。現地の調査・・・
いかにして生まれ変わるか・・・
 
以上
 
●準備していただきたいのは、
・プロジェクター
・ホワイトボード
 
プロジェクターを使用します。カラー写真を楽しむことができますが、少々薄暗くなってしまいます。
お昼の2時開始、眠くなる・・・いえいえ眠らせません。
みなさん、ラクをしたいですか?マーケティングの上の色彩心理というと、わかりにくいですが、よりラクに売ったり、人を集めるには「マーケティング」がベースにないとダメなんですよね。
「マーケティング」その「集客」をするには、科学的アプローチがあるとラクです。心理学や統計学はおなじみですよね。
ふと、「色彩心理」これも心理学なので、使えるのでは?と思ったのが9年も前になりますか・・・。
 
今では、著書を持つまでになりました。
 
当初、理解されず・・・たいへんでしたが、おもしろいことに、地方都市といえども知っている経営者はいるのですよね。そんな方たちに支えられたと思います。
 
さて、上は理論上のことで、マーケティングと色彩心理をあわせましたが、いざ、仕事の現場では、どうなのかというと、驚くことに「色」は思った以上に大事だと気づかされました。
 
マーケティングや色彩心理の理論以上に、そのすんでいる方々の習慣とか文化とか価値観のようなものですよね。そういうところでも大きく変わるということに気づかされました。
 
私の拠点は岡山市ですが、ちょっと東部へ行っただけでも、全然、変わってきます。
「色」を見てどう反応するのか?が異なります。
 
ただマーケティングだけでも、十分「お客さまを集める」ことも可能でしょう。さらに、そこに科学的アプローチである「色彩心理」が加わるとより強力。
理論を現場で確認した結果、これならイケルと思ったわけです。色だから、切り口が変わっているだけじゃないです。本当に強力ですね。
最近、お問合せで多くなったのが、この質問「色だけしか診てくれないのですか・?」
いえ〜色だけだと、私も完全なる集客はしづらいのです。
 
私の著書を読んでくださった方からが多いですね。この質問。
たしかに、マーケティング上の科学的アプローチとして「色彩心理」をあわせた話は、私が初めてなのです。だから、慣れない価値観に戸惑うお客さまも多いでしょう。
 
平たくいうと、集客にはいろいろやり方があるんですけど、意外や意外、みんな「見た目」という「色」に注目してないですよ〜。が私の著書の内容です。
 
ですから、実際の私の仕事、こと集客に関しては「色」のコーディネイトで、センスよく・・・っというのではないですよ。もっと、男らしい・・・。
 
現場周辺を歩きまわり、調査。時間帯別に通行する人をチェックするのは、こんな夏の暑い日は地獄ですね。でも、大事でやらなければいけない仕事です。ご近所のスーパーや施設の方々を見ます。
さらに、分析を進めて、経営者の方々とコンセプトワーク、コンセプトとターゲットを煮詰めていきます。で、こちらが(販促やプロモーションをどうするか)企画を進めてプレゼンをするという形です。
*ご依頼主の方で、チラシを作成したいとあらかじめはっきりされているときは、プレゼンなどを省略しています。また明らかに別のいいやり方がある場合は、プレゼンでお伝えしています。
 
感覚で、コーディネイトはやっていませんよ。それから、「色」だけ診るというのは、私もどうやって「集客」すればいいのか困ってしまいます。
セミナーなどの打ち合わせをしていると、「女性は色のことが好きなので、女性も集まりますよね。」といわれることが多いのですが・・・。本当に女性は色が好きなのでしょうか?
 
半分、あっているけど、ちょっと違うかな?
「色が好き」ではなさそうですね。・・・生きるための本能だと思います。
私のところに来られるパーソナルカラー診断のお客さまはほとんどが女性。男性はほんの少し。
 
彼女たちを診ていると、「色が好き」というよりも、色をツールとして、自分の生き方にプラスになるようにしたいと願っているように思えます。
 
また、悩んだり不安になったとき、女性のほうが色を使って心を潤したり、満たしたりする傾向が高いと思います。自殺する方は男性が多いと言われますが、男性は悩むと「もうだめだ。」と独りの世界をつくろうとします。女性は、違いますね。ちょっと頑丈にできているかもしれません。
 
先日も、中年の女性がパーソナルカラー診断に来られましたが、よくよく聞けば、親の介護で疲れたり、子供のことで悩んだり・・・思い悩むことがあったそうですが、ここでガックリへこんではいけないと思い、いろいろとネットで調べて私のところに来られたのだそうです。
 
「色が好き」というよりも、もっと現実的に私たちはこの厳しい時代をどう生きるか、心を少しでも改善しようとして「色」を利用する、まさに私たちの生きる本能、能力ですよね。
 
・・・という意味で、「色の話」になると、女性のお客さまが増えるのです。でも、そこには、単に美的で好きというのではなく、本質的、本能で「生きていかなければならない」とほとんど無意識で大事だと思っている女性が多い。
 
ぜひ、私の話をセミナーで、女性のお客さまが集まるでしょう。
確かに、「色彩心理」では、例えば、緑が癒しの色と称しています。心理的、生理的な効果は普遍であります。が、色に対しては、お心がまえとして、ニュートラルな気持ちで接してほしいと思います。
 
というのも、緑が癒しの色と決め付けて、なんだか譲らないような方いますよね。
それが、一番怖いですね。
緑色にしたから、何かが起こるという占いや風水とは、異なりますから・・・。
 
たとえ、緑が癒しの色で、病院や薬局、最近はカフェのロゴなどに使われていても、差別化を計るという考えも必要だからです。
実際の現場では、半径500メートル圏内で緑色が使用されているお店や施設を調べたり、競合他社の色も調べます。意外にお隣さんが使用していたという「灯台下暗し」というのも普通にあります。
 
それらの結果、緑が使えるかどうか、また、どんな緑ならOKなのかがわかってきます。「明るい緑」なのか「鮮やかな緑」か「黒を混ぜたおちついた緑」なのか
 
最近では、鮮やかすぎてもよくないようです。環境に配慮した(場所によっては、条例で規制されています。)色にしなければならないことも多くなりました。
 
ですから、「この色はこうだから」と決め付けるのではなく、ニュートラルな気持ちで接してほしいです。そうじゃないと、現場のマーケティングや調査の結果、使用できないこともあります。
「色でお客さまが集まるわけなのですか?」
色で集まればいいですよね。そんな色があればね。実際は、私たちは高等な動物ですから、色で感じ取って「これは危険かどうか」を判断しているわけです。無意識でね。
 
黄色を塗ったからといって、お客さまが集まるか、別問題です。
風水じゃないですよ。
お客さまの心理を読み解き、分析するとこういうふうに考えています。
黄色のお店を前にして、
「なんとなく、かわいいお店だし・・・私の好みかな?」
「このお店って、安そうだから大丈夫。財布の心配をしなくてすむ・・」
「気楽に入れそう。今日の服装でも入店できるなあ。」
 
というふうに、私たちはあまり情報のないお店を前にして、無意識ですが、上のようなことを考えながら、お店に入るべきかどうかと考えています。
 
黄色は「親しみやすさ」の色ですので、比較的気軽にお店に入ってくれるでしょう。
大事なのはここから、
特に経営者は注意が必要です!!
「安価」というイメージもあります。商品構成や商品の価格に注意を払う必要があります。
大事!!
 
また、「親しみやすさ」という色のイメージでお客さまは入店してきています。そうなると、店員さんをはじめスタッフのみなさんがつっけんどんな冷たい接客だったとします。
「思ったより感じが悪い。」というふうにお客さまは思います。
 
そりゃあ、ギャップがあるのはいいことなんですが、思ったよりよかったというギャップは成り立ちますけど、思ったより感じ悪いというのは、女性のお客さまの場合二度と再来店してくれないでしょうね。
 
と、ささいなことですが、これが顧客の心理分析!色からの分析です。
ただ、黄色は「親しみやすさ」というだけで、終わりというわけではありませんよ。ビジネスですので、色彩心理を交えながら、顧客の心理分析、コンセプトワークの時にお店のブランド形成の時に考えていきますよ。
「ところで、色彩心理ってなんですか?ここにきて、基本のことを聞いてすみません。」
はい。私もなんだか前に進んでいたものが、後ろにもどった気分になりましたが、基本はやはり大事です。
 
今日は、全国で暑い日々でしたが、岡山は比較的過ごしやすい天気でした。朝は雨が降り、ひんやりしてました。で、夕方の今はもっと冷たい風が吹き、テレビのニュースでの猛暑はどこへっという状態ですね。みなさまはいかがでしょうか?
 
さて、「色彩心理」。
平たく言いますと、「色を見て、どう思うかどう感じるか」イメージされたり、連想されたり・・・もそうですね。
実をいうと、私たちは、色を見て心で感じるというか、ほとんど無意識で反応していること
が多いのです。意識されていないでしょう。「なんとなく」の世界です。
 
でも、この無意識がけっこう大きい。モノを買うとき、「なんとなく」その場の勢いみたいな感じで買っていることも私たちは多いのです。衝動買いがそうですね。
おもしろいのは、衝動買いは、私たちの心を満たすがために、その時気になる色を買ってしまうことが多いのです。はい。その時のココロの求める色を買うということです。
 
あとで、わたしのところへパーソナルカラー診断をして、「なんで、この色を買ったのか」とぼやかれるお客さまも多いですよ。
ちなみに、カラー診断を受けて、いざお買い物へ。この場合はちゃんと目的を持って、意識されて買いに行ってます。上の無意識とは異なるでしょう。
 
・・・と、私たちの消費行動にも、「色彩心理」は大いに関係があります。「色を見てどう思うのか」だけでなく、自分の心を満たすために、「色」を求めることもある・・・
おもしろいでしょ?
ぜひ、私のセミナー、著書で内容を深めてみてください。
「お客さまが商品を手にとってくれる。」「無理をすることもなく人が集まる。」・・・
今の暑い季節なら、汗をふきふきお得意様にまわり、仕事をいただく・・・・。いえ、営業は大事ですけど、根性論ではなかなか難しいことです。よりも、いつのまにか、お客さまのほうが気に入ってくれ、すんなりと契約にこぎつけた・・・。営業ではなく、契約をしにお客さまのところへ行くほうがラクであります。営業と色彩心理とどう関係があるのか?とあなた様は不思議に思われるかも。ま、順次下記を読んでください。
 
 
残念ながら私たち日本人はどちらかというと、工夫をしてラクをするということよりも、汗をかいて靴底をすり減らしそして仕事を得るものだという方に評価が高いと思います。
 
 
上記の「商品を手にとってくれる」にしても、魅力的な商品でないと、今や触りもしない・・・。
また、ホームページに掲載しても、1秒もたたずに、別のページにさらっと流れていく・・・。
 
「見た目」は関係ない・・・といいきれないところが今のビジネスにあります。
 
以前、住宅メーカーや塗装屋さんのプロデュースをしましたが、チラシの色にはずいぶんと工夫しました。まさに、「色彩心理」を考えた、っていうわけです。
主婦って、ちらっと一瞥しただけで、「これは、私に関係あるわ」「これは、ない」と瞬時に判断していきます。その速さはみごとなもので1秒もかかっていないでしょう。
 
当然、住宅メーカーしかり、塗装屋さんも、「主婦にどうウケル」か、ちらっと見て、どう行動するのかを何度もシミュレーションしたものです。
だいたい、私たちは未知との遭遇では、「危機意識」を持って見ているわけです。この会社って大丈夫なのか、怖いお兄さんたちなのかな?とか・・・
 
「かっこいい」というよりもほどよい距離感を感じるものにしました。(これが、「色彩心理」です。)
他社よりも、お客さまとの距離が近いというのは大事ですからね。
 
それが、功を奏して、なんと営業をほとんどせずとも、口コミでお仕事をいただいているようですね。
営業が苦手と言っていた彼ら、汗をふきふきご近所をまわったことがないそうです。電話で頼まれるとお客さまと打ち合わせのスタイルから始まります。
 
もちろん、マーケティングもしっかり考えた上での、「色彩心理」。
あなた様はこの夏、どうされますか?工夫にラクして、ビジネスしませんか?

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代表「うえた さより」は、女性の"欲求"に詳しい"女性消費者特化型"経営コンサルタント、男女差を踏まえたコミュニケーションのプロ、集客の分野のカラーマーケティングの第一人者。

主なセミナー・講演のテーマは3つ。

・集客セミナー

「女性のお客様の心理を掴む繁盛店とは何か」

・男女共同参画推進事業に関する講演

「1日5分の男女間コミュニケーションの見直しで人生が変わる」

「女性のためのDVを防ぐ男女間コミュニケーション」

・自己啓発系の講演

「人生を強く明るく生き抜く いかに人生の泥沼を這い上がるか」

がある。企業、会社のセミナー・講演を企画している方、全国の市町村、自治体、商工会議所、商工会、経済団体など主催するセミナー・講演会の担当者におすすめ!

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うえた  さより

女性の"欲求"に詳しい"女性消費者特化型"経営コンサルタント、マーケティングプランナー、カラーアナリスト、男女差を踏まえたコミュニケーションのプロ

株式会社ローズ・ウェッジ

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〒104-0061
東京都中央区
銀座1丁目3番3号
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