「あのお店が気になる。」「これ、なんかおいしそう!!」「素敵な感じのお店。」・・・。
これは、ほとんど「見た目」で決まってきています。購買意欲をおこすもの、それも、ほとんどが「色」で左右されているんです。
さて、昨日の商工会の打ち合わせで、Nさんがおっしゃったとおり、実はビジネスにおいて色彩心理(科学的アプローチ)がとても重要であります。それは、上記の話からもわかると思います。
 
 本を出版したとき
「本当に、色を替えるだけで、人がくるんですか?」
という質問をしてきた人が多かったですね。
 
この質問をした方々は、おそらく現場で、数字とにらみっこしながら、商品を売ったことがないのだと思いますね。たしかに、色を変えるだけで、いきなり繁盛店になるほど甘い世界ではありませんが、やはり、私も現場で、消費者であるお客さまの行動を見ていると、
「やっぱり、見た目とか、色とか重要だわ。」
と実感してきます。
 
男性の経営者の方々も、
「人間の本能的な部分が大きいね。色は。だから、センスやコーディネイトなどおしゃれな美的なセンスという意味あいではなく、色が私たちに与える心理的、生理的な効果というのは、絶対に知っておかなければいけないことだね。」
 
と言われたことがありました。この方はすごいですね。まさにそのとおりです。
 
「色彩心理」・・・色が私たちの心と結びつきある以上、心理学と同様、知っておかなければいけないですし、それをうまくビジネスに活用することが大事ですね。
 
私がとくに色でこんなに変わる!?って驚いたのが、外資系時代の販売。
外資系企業ですので、デザインが同じでカラーバリエーションが豊富という商品展開がふつうでした。
店頭のメインテーブルに、同じデザインでも色が異なると、わっと群がる客層が異なってくるのに気づきました。
ピンクやかわいいパステル系だと、若い女性が集まります。そんな時、私の後輩や部下は同世代なので、たいへん接客がしやすいですよね。
ところが、地味な茶系の色の商品を並べると、年配の女性が
「あら、すてきな色」
と言って手にとってくれます。20代の後輩たちは売りづらそうでした。
外資系は、数字勝負の世界ですから、色だけでこんなに変わることもさっと見抜きながら、商品を並べるのも工夫しましたよ。
 
1日の中で、商品の色だけで、客層がコロコロと変わるのを見た私にとって、「色」が与える心理的な効果はたいへん興味深いものでした。
 
力づくで売ったり、営業したり、人を集めるのに四苦八苦したり・・・。
「科学的アプローチ」はそれらをよりラクに経済活動をしていく・・・「色彩心理」はその一つです。
 
昨日の商工会のNさんも、そういった意味で、「色彩心理」を経営者の方々が知っていただければ、と開催に胸をはずませているようです。
「色彩心理ってけっしてバカにできないのですよね。今は本当に売るのも難しいし、人を集めるのも難しい!これが全てではないけれど、商売のアイデアのきっかけや切り口になってほしい。」
と赤磐の商工会の経営指導員であるNさんは言いました。
 
今日は、暑いですね。昼から、赤磐市の商工会へ打ち合わせに行ってました。
すごいですね。Nさんは、2年前から、「色彩心理」をビジネスに活用されているセミナー講師も探されていたのと、そんなセミナーを切望されて、執念の末、念願かなったというわけです。「2年越しです・・・」とNさん。(これまでの、経営指導や労務とかのセミナー以外のものを探されていたそうです。)
 
ありがとうございました。
 
私の著書はご存知ではなかったようです。たまたま、検索をされてヒットされたようでした。でも、驚くことなかれ、岡山市にそんな講師がいるではないか・・・Nさんは「この人!」と思われたそうです。
 
打ち合わせをしていて、もっと、驚くことにですね。
私はなんと手がけたお客さまが赤磐なのと、私の著書の巻頭カラーページに写真掲載されているある会社が地元の方・・・。
 
私自身も、Nさんから依頼の電話をいただいたとき、
「やはり、赤磐市。」って思いましたもん。いえね。このエリアの方々は岡山県でも、動きが早い。「これがいい」と思ったら、とびつくし、それを見事にモノにされる傾向が高い!!
 
Nさん曰く
「地元の方で、しかも発展的な経営者がすでに先生に関わっていたのですね。これは、もうセミナー開催させてください。」
 
「こちらこそ、よろしくお願いします。」
Nさんが、かなり理解されていたので、話がかなり早く・・・打ち合わせはあっというまでした。
会場を確認して、データやレジュメの連絡をして帰りました。
 
9月27日火曜日、お昼ですが、お時間がとれる方はぜひどうぞ。
私のホームページや著書を読んだ方はわかっていると思いますが、私はマーケティングの集客の中で「色」とはどういうものか?を書いております。よって、思いつきや感覚で、色選びやコーディネイトをしているのではないと理解して下記を読んでくださいね。
 
 今日は、オーナー経営者であるNさんがやってこられ、外壁、屋根、サッシ、樋・・・外観の色選びをしました。建設会社からいただいた見本帳から色を選んでいきます。
 
 Nさんと話しあっていくと、競合他社がご近所にあるとのこと・・・
 
え〜私は聞いていなかった・・・焦りましたが、競合他社の色がわかりましたので、大丈夫だと思います。(後で確認に行きましたよ)
 
さて、競合他社の色は、大事ですね。ほとんど似たような色だと一般の方からすると、同じ経営者のグループ企業の1つと思われたりします。さらに、この業界はちょっと特殊で、私たち一般人が少し偏ったイメージで見ているところがあります。それらを払拭するような色にしました。
 
はい。ずばり「脱、業界の色」
 
大冒険かもしれませんが、聞けばご近所の他の大型施設(郊外なのでディスカウントのお店が多い)の色も考慮、差別化を考えると、今日考えた色はいいかもしれません。
奇妙かもしれませんが、そのエリアに住んでいる方々はそのディスカウントのお店のシンボルカラーを見ると、「安い」と思って生活しています。別のエリアの方々はそうと思わなくても・・・。
 
パブロフの犬のようになるのですね。
 
だから、この色を使っているととんでもないことになります。そのエリアに住む方々から「安い!」という印象を持たれてしまいます。
当社が、前もってご近所を調査するには、こういう理由があります。そのエリアに住む方々の特徴的な「色」心理的な効果が発生しているということです。
 
Nさんは、「かっこいいものができる」と喜んでました。年内には完成します。少々お待ちください!
Qこんにちは。はじめまして、うえたさま。「集客」に本当、頭を悩ませています。どう依頼すればいいのでしょうか?何を頼めばいいんですか?よろしくお願いします。
 
Aはい。よく勘違いされるのが、「色」だけしかしていないと思われているところです。色ももちろん大事ですよ。本当、現場で仕事をしていると、人間って色であれこれイメージして入店してくれたりしなかったりするんだね。と実感します。ただ、実際のお仕事は「集客」ですから、あの手この手とスキルやテクニックをフルに使って「集客」しています。今は、本当にいろいろとスキルを駆使しないと本当に集まらない時代ですからね。
 
基本は、あなた様のご予算。その範囲内で検討します。だってですよ。こちらが、これなら集客パーフェクトと思って、べらぼうに高い見積もりを出しても、ぜんぜん無理ならダメでしょう。
*診断や調査もいたします。
 
私の場合、会社や業種などによって、やり方を変えています。
例えば、こちらのお店では、手書き風のチラシを作っても、別の会社では、きちんとした上質紙を使い高級な感じにさせたり・・・。
また、あるお店では、看板だけでなくニュースレターやセールスレターを考えたり・・・。中小企業でしたら、大きな広告の媒体に載せなくてもいいようなことを考えます。
はい。いつも、ニュートラルな状態で柔軟性をもって、「集客」の仕事をしています。実は、これが成功の鍵なんです。会社やお店というのは、状況によって地域によって大きく異なりますからね。型や雛形に入れる方、いるでしょ?私は案件によっては失敗するんじゃないかな?とも思います。
 
あと、よく経営者が勘違いされているのは、ホームページやチラシ、パンフレットを制作したら、必ずお客さまが来ると思われているところです。また、今はワードやエクセルで簡単にチラシを作成することができます。かっこよくね。すると、
「これは、うちでできますから。」
という方がかなり多いですね。経費節減だと思います。
大事なのは、中身の情報、そして「それらをどう表現するか」(スキルやテクニック)だったりします。東京では、セールスコピーライターという方もいます。文章1つで売っていったり、お客を集めたりする人のことです。彼らの報酬は30万円です。
うちのチラシ制作費と印刷代をあわせてもそれ以上に高い!!
私も、コンサルタントのはしくれですが、ものによっては、レスポンス率2%をたたきだしたこともあります。(プロでも、1%を目標数値にされることが多い)
と、「集客」には、中身の情報やクオリティのほか、圧倒的にひきつけるような「表現力」も問われてきます。
 
まずは、あなた様のやる気とどこまでされるかがわかれば、こちらからご提案できます。
私のコラムが少々気になったり、著書の「あとがき」など・・・。私のその過程に興味を持ってくださる方も多いとおもいます。今日は少し語りましょう。
 
「色彩学」「心理学」の勉強をして、今の基礎を築いて16年になります。創業して10年ちかく。
困難と苦難。理解されない岡山の地。
どうすりゃいいか、そんなところからのスタートです。マーケティングの中で、「色彩」と「集客」について書いている本がないことに気づき、その分野に興味を持ちました。というのも、工夫すれば「お客さまがどっと増えたり」、「人が集まったり」。女性の私にも、ビジネスで「優位に立てる」と思いました。また、おもしろいですしね。
しかし、現実は仕事をもらうのもたいへん。職業が明確に分からないというところ。ここから確立していきましたもん。でも、最初はカラーコーディネイトで仕事をもらったり、ともかく何でも仕事を拾っていた・・という感じがしますね。(もちろん、バカにされたりしましたよ。)
本当に変り種みたなことですからね。
「食べなきゃいけないし」
自分の仕事をどう伝えていけばいいのか、さんざん悩んだ5年くらい。最初の1,2年はご愛嬌でいただけても、それからは実力ですからね。
 
しだいに、「うえたさんにお願いすると、『お客さんが集まるね』。」と経営者の方々の中で、口コミになりました。そう「集客のプロ」となったのは、その頃から。
そして、地元の商工会議所の方から注目されます。
あの頃は時間がかかりましたね。食べられなくなったことは何度もありました。その時は、自分のちょっとした書いたものを経営者に売ったり、セールスレターみたいなものを書いてあげたりしてともかく目先のお金ではありましたが、稼いでなんとか生きた・・・という感じでした。
 
正直、実家の母は「帰ってきなさい。いいかげん、見切りをつけなさい。」
としょっちゅう言われました。
そんな新分野を何もあなたが見つけなくても、食べること、貯金することを考えなさい。たしかにそのとおりではあるけれど、もうここまで来て、あきらめてはいけないとねばる自分がいました。
 
たしかに、何度も限界を感じたことはありましたし、周りから「バカ」にされていましたし、「潰れる会社第1位」と言われていました。本当に「あきらめなかった」からいつのまにか、本を出版(本の出版はこれまでの遅さを払拭するかのようにトントン拍子に話しがすすみました。)することにもなりました。
 
「集客」「色彩」という新分野は、ほとんど周りの人々に頼らず、自分ひとりで開拓したようなもの。だって、仕事をいただくときにそんなうんちくを言って仕事が得られるかどうかわかりませんからね。理論は自分で温めておきました。(本を出版してから、この新分野を伝えたくらいです。)道のりはたいへんでしたけど、新しい扉をこれからまた開くことと思います。
 
「あきらめない」シンプルだけど、大切なこと。
レールがあって、その上を走ることは簡単ですが、自分で開拓することのたいへんさ。だって、「これが正しい」という答えもありませんし、みなさんが理解してくれるかどうかもなんの保障もありませんからね。人生で挫折しそうなとき、岐路に立たされたとき、無理をすることはないけれど「あきらめない」という選択肢も入れてほしいと思います。
 
さて、女性のための「あきらめない人生哲学」をテーマに講演もいたします。一般女性から「何か人生の先輩として、語るものがありませんか?」と言われ、考えたものです。
くわしくは、

「セミナー・講演」

をご覧ください。
Q ご著書を拝読しました。ご著書にはセンスやコーディネイトという前に視覚情報や色の心理的な効果を理解する必要もあると書かれていました。集客においての「お客さまの目線」、注意点など、また、それに関するエピソードがございましたら、お教えください。
 
A 話の幅がかなり広いので、視覚を含めた五感を重視する建物について、少しコンパクトにさせていただきます。
集客をする上で、実際にお店や医院に来店されてからのお客さまの目線というものも大事です。
来店するまでも大事ですが、実際やってこられて、お客さまが気に入り、その後リピーターやファンとして再度、来店してもらうという意味で、建物の外観さらに内装は重要になってきます。
 
最近の病院や歯科医院は特にそうですね。「五感に働きかける施設」
というのを考えられている学会などもありますよ。
視覚は、たしかにウェイトが大きいのです。私の著書にもあるように、消費の点でも私たちは「見た目」、五感の中の視覚を重視して商品を買っているそうです。それは8〜9割。
病院や歯科医院は特に目的がなければいかないでしょう。
「痛み」や「緊張感」というものが私たちの中に必ずあります。本当に特別な事情がないかぎり行きたくないものです。
「見た目」視覚情報で、これらをときほぐす色の心理的な効果を使うことは、みなさまもご存知でしょう。
有名なのが、「ピンク色」ですよね。かわいい色と女性がいう、あの色は心理学的には「緊張感をほぐす色」とされています。多くの病院や歯科医院がピンク色ばかり使うと、これまたあまりおもしろみもかけるので、そんなに強くおすすめはしません。いろんな方々にうける色で「オレンジ色」を使用しているところもありますね。
 
他の五感はどうでしょうか?
歯科医院では、キーンと歯を削る音や子供がわーわーと泣く声が診察室から聞こえてくると、こちらも歯が痛くなってきます。さらに、ドキドキします。
小さい音ですが、「オルゴール」の音が静かにBGMで流れているところもあります。
 
においも大事ですね。
お香(おもいっきり線香ではないですよ。)をたいている歯科医院もありました。アロマですよね。
消毒などの特有のにおいを消して、緊張感をほぐしているのだと思います。
 
先日、ちょっと離れたところに、ある病院の建物がありました。最近できたのかどうなのか、わかりませんが、ここ最近になって目にとまった・・・といっていいでしょう。
「ピンク色」のドアなんです。おそらく、こちらの院長先生もひょっとして、私の著書か何かを参考にされたのかもしれません。
・・・なんとなく、患者さまが大勢来るという雰囲気でもなさそうなのです。駐車場にいつも、車が1台か2台。街中に近いので、この駐車場の多さはメリットです。(街中は、駐車場が問題で困る病院が多いですからね。)10台くらい、止められるところはそれだけでも、メリット。
だが、何かがおかしい!?
中に入ったことはないので、院内の対応とかそんなのはわかりませんよ。外観から見て気づいたことを書くと、
駐車場がさみしい感じがするのです。「寂れた」(さびれた)感がするのです。長い間、経営している飲食店のように外の植栽に手入れがされていない・・・。看板や建物が劣化と腐食がされている寂れたお店・・・。そんなところを連想させるような駐車場になっているのです。覇気のない状態になっています。特に、ピンク色のドアがきれいな分、駐車場の方とのバランスがとれてなくて、なんとなくおかしいと、目に留めるようになったのかもしれません。
どうすればいいのか?
職員の方々で手入れすれば、十分です。最近、安くてもおしゃれなテラコッタなどを使って、お花の力も借りたほうがいいでしょう。ガーデニングスペースや道路沿いにもプランターを置いてもいいとおもいます。女性は好きですからね。
ピンク色のドアにされているなら、「かわいい」演出もいいということです。ぜひ、お手入れをしてみてください。
Q うえたさん、こんにちは。「集客のプロ」、女性なのにすごいですね。なかなか認められなかった時代もあると思います。本当にすごいですね。さて、私のようなごくふつうのサラリーマンでも、仕事は結局「集客」です。日ごろからどのようにすれば、うえたさんに少しでも近づけるでしょうか?
 
A ありがとうございます。最初から、大きなかっこいいプロジェクトがどんどんやってきたわけではなく、「このチラシで、人集めて。」というご依頼が多かったと思います。他にメディアとかの媒体は使わず、(使えなかった)本当にシンプルにチラシだけで、いかに「お客さまを集める」か工夫しました。
たくさん媒体が使えるところは使っていいのですよ。なるべく多く使ってください。
 
私のお客さまは、初めて自社のパンフレットを作るというところも多かったと思います。これまでの広告会社と比較もされてない状態で、当社に知人のすすめで依頼されるというところです。
ですから、チラシだけでお客さまがくるというのが、少々当たり前になってしまっている方もいます。いえ、本当はチラシの中身(書かれている情報やその表現のしかた)だったりしますからね。当社が高いからといって、別の広告制作会社に依頼したお客さまが、
「うえたさんのが、一番よくレスポンスがある。後のところは全くないね。」
といわれたことがあります。
 
特にチラシだけ、となると難しいですね。相当、コピー力、色、デザインのバランスに長けてないと難しいです。だから、他の媒体も使えるだけ使ってほしいということです。
まずは、小さなイベント、(自治会、町内会、会合、飲み会)の幹事として「集客」をしてみるのもいいですよ。
なぜって、だいたい「案内文」1本で「集客」に挑みますからね。当然、メディアとかの媒体は使えないし・・・。
最近、私もある会合の親睦旅行のご案内を作成し、「集客」に成功しました。
バカにしてはいけないです。昨年は、なかなか「人が集まらない」と二度にわたり案内を送ったそうです。そんな労力を考えると今回は昨年よりも日にちの少ないなかで、1回だけで、すんなりと集まりました。効率を考えると今回は本当によくできたと思います。
 
どこの会合なども、そうですが、ともかく何かするにも「人が集まらない」ということが多くなってきているのではないでしょうか?「年々、減ってきている」と上記の会合のメンバーも言ってましたね。最近は経営者の集まりなども、実行委員になるとたいへんで、集まりにくさを感じます。
 
もしも、ちょっとしたイベントを無事に成功させたなら、
あなた様は、それを分析するクセをつけたほうがいいでしょう。それが、次の成功へとつながります。会社の経営者なら自社に持ち込んで、実際のビジネスに即、活かせることでしょう。
・何が一番、成功へと導いたか
・女性に受けたかどうか
・特にどの世代に共感されただろうか
・どのコピーや言葉に反応したか?
などなど、メモをしなくてもいいですが、頭の中で整頓されるといいでしょう。
 
上記の会合では、昨年の案内文をそのまま今年用に打ち変えて、案内しただけですが、大きく変えたところは、「字体」と読みやすさを配慮しました。さらに、行き先などもわかりやすく、パンフレットを付けて案内したのも良かったのでしょう。
やはり、そこは狙いとおりで、
「字体がおしゃれで、かわいい感じもして、女性が作成したと思いました。なんか引き付けられるものがありましたよね。」
・・・主婦の方でしたが、女性ってそんなところも敏感に感じとっているんですよね。
 
日ごろから、ぜひ小さな成功体験をしてください。そのためには少々積極的に会合などの幹事などに手をあげて、やってみてください。いろいろ収穫がありますよ。また、その会合やイベントで成功すると、そこから何か展開があるかもしれません。あなた様の本業に注目されることだって・・・。
さあ、今日からあなたも「集客のプロ」とまではならなくても「達人」と言われるまでになってくださいね。
Qうえたさんの本やセミナーには、「口コミ」という言葉がよくでてきますが、口コミは実際、おこるのでしょうか?ビジネスにどう活かしてますか?教えてください
A 実際にあります。口コミといわず「ご紹介」も立派な口コミですよね。
私も、これまでお仕事はたくさんの方々の「ご紹介」によるもので、成り立ってきたといえます。だから、口コミはまずあると思います。
口コミは、友人やお知り合いの会話中にごく自然に起こるものです。確実に広告のように深い意図があって伝達していくものではありません。
例えば、ある方が
「最近、パソコンの調子が悪くって、安くても親切に教えてくれるところってある?」
と困っていた時、
「あ、それなら、ここがいいよ。」
と教えてくれます。これも口コミですよね。
 
情報が人の口から発せられ、伝えられていく・・・これぞ、口コミといえるでしょう。
 
また、私の経験上では、女性に多いと思います。女性の場合、お気に入りの化粧品やバッグがあると、自分に親しい人には仲間ですから自分と同じようになってほしいという気持ちもあって、
教えたくなるのです。「教えること」が情報となって、伝わります。これが口コミでしょう。
 
メリットはかなり大きいですよ。
・お金がいらない。全く投資しなくてもよし。
人の口から発せられている何気ない会話ですからね。
・信用度も高い
友人との会話の場合、その友人との信頼の上、成り立っていることです。ですから、あなた様にとって全くの新規であっても、敷居を感じさせることもなく、ポンと顧客になってくれます。
 
デメリット
・少々時間がかかるということ
会話のタイミングで、発せられたり。当事者が何かに困っているときでないかぎり、話題になってこないといえるでしょう。
・当の本人は満足だが、他の人にとって「イマイチ」だった場合、口コミはそこで止まったり、むしろ悪口が伝染してしまう恐れがある。
私のお客さまでもあったのですが、「パーソナルカラー診断」を受けて、その当事者Aさんは大満足なのですが、自分が満足したものを別の友人Bさんが満足されたかというと、そうでもなかったということが何度かありました。
当然、その人Aさんからの口コミは唯一Bさんだけに止まり、この後はありませんでした。
 
ビジネスで活かすには・・・?
広告ではありませんからね。はい、すぐに。とはいきませんよね。
日ごろから、明確にされておくことが大事ではないでしょうか。
キーワードみたいなものです。
私なら、「集客、色、店舗・・・」
などと人の脳(パソコンみたいですが)にひっかかるキーワードを常に用意して、いろんな媒体、自身のホームページやブログ、最近はフェイスブックなどに発信しておくのも大事ですね。
私は上記のキーワードで、仕事をいただけたと思います。
 
ささいなことですが、ちょっとしたところで差が出るのではないでしょうか?ぜひ、試してみてください。
Q 感謝 同友会の全国大会の時、うえた様の御本にご縁をいただきました。私は美容室を経営しております。うえたさんの無料診断をしたところ○が3つしかなく・・・
今、伸び悩んでいる原因もここにあることが分かりました。なんとかしなければと思いおたよりをさせていただきました。
 
A こんにちは。著書を買って読んでくださり、さらに「お問合せ」、どうもありがとうございます。
当社の無料診断は主にハード面を掲載しております。おそらく、辛口で診断されてみたのでしょう。現場がわからないので、ここでは一般的な内容を書かせていただきます。実際のコンサルでは、コンセプトワークをします。(大事ですよ。ここは。)また、「お客さまの流れ」「お客さまづくり」「圧倒的にひきつけるもの」を考えたりします。
 
風景の一部になっていないだろうか?
何をやっているお店か、医院か明確に分かるのは分かるけれども、ふだん車で移動されている方々にとって、あんまり気づかれないというのもいささか問題です。
環境に配慮して色を鮮やかにしないのも大事ですが、交通量の多いところで、あまり気づかれない存在になっているのでは、ないでしょうか。
また、環境に配慮して、色をおとしておしゃれにしているのは、いいのですが、
劣化しているのは困りものです。
 
ご近所さまの底力も借りましょう
私の事務所周辺は、市の中心から郊外へとの境界くらいの所にあります。ここに来て、3年になりますが、最近、初めて歯医者さんが100メートル離れたところにあるのを知って驚いたしだいです。それもかなり大きい歯科医院でした。比較的というかかなり便利なところで、銀行、コンビ二
スーパー、郵便局、ドラッグストア、ペットを預かるペットショップ・・・昔ながらの網戸の補修をしてくれるようなサッシ屋さんまでそろっていて・・・。
でも、それに気づかなかったのは、あまりご近所に告知してくれなかったというのがあります。情報がこなかった・・・。
開店やリニューアルオープンだけでなく、ご近所の方に何かメリットのある情報をあげるのも大事なのではないでしょうか?(その情報もただ売るばかりの内容ではダメですよ。)
そして、口コミになれば、いいですよね。女性のお客さまは口コミになりやすいので、(ご近所さんは井戸端会議もするし)ご近所の底力も十分活用してみるのも大切です。
 
お客さまに強い目的意識を感じさせるお店つくり
究極のところ、どういうお店が強いかというと、台風がこようが、嵐がこようとも、少々家族や親族が倒れても・・・「私はここのお店で買いたいのです。」「サービスを受けたいのです!」
という強さが必要ですよね。ここまで行くと、ほとんどお客さまではなく、もうあなた様がカリスマになっていて(時にオーラ出していて・・・)ファンになっていると思います。
いや、絶対に必要なのですよ。
 
もちろん、カリスマになるまでには、時間がかかりますが
まずは、お客さまがふらっとでも立ち寄ってくれるお店からスタートです。
 
店舗、医院のリニューアルは店舗プロデュースの当社、株式会社ローズ・ウェッジ
*ご予算にあわせたご提案をします。
●県外の方は、「色彩集客計画」からでも、お気軽にどうぞ。
私のお客さまである会社は、ほとんどが「営業苦手で、初めてです!」という会社が多いでしょう。当然、飛び込み営業なんて到底無理ですし、営業マニュアルを作るくらいなら現場で仕事という会社がほとんどです。
 
電話作戦は成功するか?
・最近、ある看板の会社から、「看板はいかがですか?」と電話がありました。
「営業の電話です。」(慣れていない証拠ですよね。)
ちなみに、電話帳をひろってかけてくるのですが、当社の内容を知らないようでして、
「何をする会社ですか?」と聞かれたときには苦笑してしまいました。法人の時は先方さまの業種くらいホームページ等で確認しておきましょうね。(就職活動の学生でも、できますよ。)
・・・と、おそらく電話での営業は失敗することが多いでしょう。
大手の慣れた会社でも、顔が見えない分、怖くて「はい。買います」とはいかないですよ。
 
ポスティングはどうか?
チラシを各家庭にポスティングしていく方法が一番いいでしょう。
空いた時間を使っていけばいいことです。そのご家庭の方にお会いすれば、あいさつをして社名を名乗り、ポストに入れてよいかどうか聞けばいいことです。
 
その時にあまりゴリ押ししないことも大切ですね。切羽詰まると、売り込みにかかってしまうのが人情。売り込まれると人間って引いていくものなんですよね。反対に、どうでもいいやくらいな営業が意外にすんなり商談がまとまっていくことがあります。私もそうですから、よくわかります。
 
 
無理のない程度に上手に女性のお客さまをアプローチしてみてください。
以前、ある方から聞いた話ですが、ポスティングをしていた時、あるご家庭の奥様が庭いじりをしていたので、お花をほめただけでしたが、後日、知り合いを紹介してくださったそうです。
何がきっかけで物事が始まるか、わかりません。
最近、多いのが下請けのお仕事から自身でオリジナルを発信する会社が増えてきています。さらに、男性のお客さまが主体だったところを人口減少のため、女性のお客さまを増やしていく・・・という業種があります。
 
 私のところにもそのような依頼が増えてますが、女性のお客さまを相手にするとき、広告上どこに気をつければいいでしょうか?
・業種によっては、怖そうなイメージのところがあります。このイメージを払拭しなければなりません。
建設業でも、土木関係の会社は、昔ながらの名前ですよね?社名が。そもそも、そこから変えなければいけないですよね。一般女性ですと、そんな社名からも「この会社のおしゃれ度」を推し量ると思われます。
塗装関係の方も、注意が必要ですね。例えば、チラシ掲載の作業現場の写真でもあまりニッカポッカのような作業着を着てはいけないですよ。無理だなあと思ったら、「笑顔」の顔写真を載せるとか、スーツ姿にして、接客しているシーンを掲載するとか、工夫が必要です。
以前、車の板金塗装の会社のパンフレットとか見たのですが、従業員全員で会社の前にズラリと並んでいたのですが、髪形とか、つなぎの服装で・・・「これまた怖かったですね。」
この彼らにつりあう女性が来るとは思いますが、私は行かないだろうなあと思いました。
 
・・・と業種によっては、まだまだ怖いところがありますからね。注意が必要でしょう。
 
・女性のお客さまが見て、わかる内容に・・・
一見、当然のことなのですが、意外にできていないのですよ。なにぶん、みなさん大手の会社のチラシやパンフレットを見て「かっこよく見せたい」と思うのが常です。
でも、女性は「かっこいい」広告には興味がないとはっきり断定してもいいでしょう。
そんなチラシ、ぱっと見て「私には関係ないわね。」と思うとさっとゴミ箱へ直行なんです。
(その時は、だいたい色を見て、私には関係ない!と無意識で思っているんですよ。)
さらに、大手さんは「イメージ広告」がほとんどなんです。ヨーロッパの山々が連なる景色がボーンとパンフレットに載っていても、それでいいんです。(少々レスポンスが悪くても)
・・・が、中小企業となると、だめですよね。
 
むしろ、内容を盛り込むほうがいいでしょう。ただし、さっぱりわからないものもあります。これは事業所向きとか契約している代理店への説明のパンフレットか、と思わせる内容(仕様書が多いとか)も注意です。
そんなの読みませんし、わかりにくいものも、ゴミ箱へさっと。
 
一度、作成すると、イメージしている女性のターゲットがこのチラシやパンフレットを見て、どうするのか頭の中でシミュレーションするのもいいでしょう。
実際に全くの第3者の方に見ていただくのも大事ですね。
「ピンク色って女々しい色じゃないですか?俺、嫌い!」
 
わからないでもないですよ。男性が好まないのは十分知ってますから。でもね。女性って約8割から
9割くらいの人がやはり好きなんですよね。
 
「女性がターゲットなんです。」
というわりに、男性はピンク色使用禁止命令がくだされます。提案している私の身にもなれ!と内心はつぶやきながら・・・。過去の案件では、男性経営者は嫌いですね。
「うちのイメージにあわない!」
と却下されます。なにもあなたのイメージで作っていないわよ。これは、若い女性を代弁して提案しているのよ!と思いつつ引き下がっていたあの頃・・・。
今は、大人の女です。
妥協ラインのぎりぎりの色を使い、少々高級な雰囲気と今どきのモダンをうまく組み合わせるまでに成長したか・・・私・・・。
 
 なんで、こんなにも男性はピンク色が嫌いなのでしょうかね?
何度も不思議に思いました。
・ビジネスに勝つような色ではない
日本人は特に子供の頃から、男の子女の子と識別性として、薄いブルーとピンクを使用していた慣習のせいもありますね。子供のころ、男の子がピンク色を着ていると、かっこうのいじめにあってますもの。
 また、子供番組のヒーロー戦隊ものでは、ピンクのコスチュームを着ているのは、女性だったからねえ。そういう子供の頃からの感覚は、大人になって、急にターゲットが女性だからといって変わるものではありません。
 
・自分自身がくじけてしまいそうな気がするから
ピンク色を着ると、ほわっとさせる緊張感をなくす色でもあります。母と子供とのコミュニケーションをとるには、最適とも言われてますね。また、若い女性が合コンに行く時にもおすすめであります。男性が打ち解けやすいといいますからね。会社や仕事の悩みをポロリと打ち明けられた日には、チャンスですよ。聞き上手になってどうぞ、悩みを聞いてあげてください。それだけでも、恋に発展しやすいですよ。
 
・強烈な個性的なキャラのような気がするから
テレビを見ていると、ピンク色を着ている男性っというと、だいたい想像できます。ローカルではありますが、地元岡山のテレビにも、有名な経営者がピンク色の服を着ています。
ちょっと、強烈な個性を出してますね。(実際、お会いしたことがありますが、テレビで見るよりも紳士ですよ。)
あんなふうに思われたくないというのがありますよね。「かっこいい俺でありたい」というのがやはり男性にはあるでしょう。
 
たしかに、女性にとって、ピンク色は愛らしい色で、「そうなりたい」とい願望がありますからね。ちなみに、私は名刺の色がピンク色なんです。ピンク色がすきではないのですが、どちらかというと「ビジネスにふさわしくないだろう」ということで使っています。
「ピンク色の名刺にひらがなの人。」
といわれていますね。*名前くらい覚えろ!!
東京で、その名刺を差し出すと
「あ〜、さすが岡山。桃をイメージされているのですね。」
うん!?
Q こんにちは。うえたさんは企業に女性のお客さま向けのご提案をされているようですが、うえたさんご自身も女性ですし、本当に女性は感覚的なのでしょうか?男性のわれわれは女性のお客さまに営業や広告などで、どう伝えていけばよいのでしょうか?
 
A 質問がかなりざっくりしていますが、なんとなくわかります。世の中のタイプはおそらく理論派と感情派(感性とか感情とかいいます)に分かれるのではないでしょうか?
性別になると、やや女性が感情、感性を重視しますよね。
ご質問は、ざっくりしてますが、これは男性と女性の受け止め方の違いであり、広告などはたいへん重要ですよね。
 
 私がセミナーや自社のレターは、読み手が男性経営者です。で、感情的な内容は入れないということはないですよ。理詰めばかりでもないというわけです。
 
 例えば、2代目の若手経営者にはあまり通用しないですが、お金に困り、ラーメンやうどんをすすり、気づけばお化粧のファンデーションもなくなり、眉毛をかくアイブロウペンシルもなくなり、どうしようかと途方にくれた日々のことを話します。男性経営者の創業者なら誰でもそういった時期があるので、共感していただけます。どうしょうもない壁にぶつかり、資金に困り奔走したことは1度や2度ではなく誰にでもあることだからです。
この話を冒頭にもってくると、
たとえ、感情的な話でも、男性の経営者は非常に興味を持ってくださるというわけです。ただ、このつらい思い出ばかり話していると、
「たしかに、共感はするけど、ビジネスとして今日の話はなんだったのか?」
といわれかねません。
そこに、理詰めで、
「さあ、私はいかにこの壁を乗り越えたのか?」
と、自分の理論の展開やお客さまへの実践例を踏まえてお話するわけです。
 
これは、いろいろと使えますからね。営業や企画、広告のチラシだって、こんな手法をとって、
最後まで一気に読ませるというワザです。
 
また、感情のお話では、他に「失敗談」も効果的です。
私が若い女性を指導する立場になったとき、冒頭に失敗談をもってくることが多いです。
若い女性にとって、私とはすでにビジネスでキャリアを積んでいる女性であります。
「うえたさんは、特別。」
という意識があります。いえいえ、私も大恥をかくような大失態。お客さまの前で恥をかいたことなど赤裸々に語ります。
「な〜んだ。ふつうの人なのか。」
と思わせることが大事なのではないでしょうか。で、自分の話にぐっとひきつけることが大事です。
他に、若い女性を相手に話しをするとき、「恋の話」も大事ですね。「私の大失恋」。100年の恋も真っ青・・・。清水の舞台から飛び降りるつもりで告白すると、もののみごとに振られた・・・大好きな人の前で、緊張のあまり何も食べられなかった・・・(こういう人は彼氏としてあわないのですけどね。)
これまた、女性がたいへん、たいへん興味を示してくれます。
「でね。恋より仕事にかけてみようと思ったわけなんですよ。」
と、本題にふっていきますね。集中して聞いてくれます。
 
営業などでは、本題に入る前に「あなたの人間性」感情めいたものを入れるのも、いいのではないでしょうか?
「自分がこの営業をどうしてしているのか?」
の内容をストーリーにして、「セールスレター」にするなり、言葉にして表現するなり・・・してみてはどうでしょうか?
「冬の寒い朝、学生だった僕は、自転車で転んでしまい、うずくまっていました。そこに○○会社という営業車が通り、・・・助けてくれました。」
無理に押し付けない方法が、実はお客さまの気をひく方法ですね。
 
外資系の時、外資系といえば組織的でしょ?たんまりとマニュアルがあったのですが、お客さまが本当に買ってくれた接客の言葉を思いだしたら、
「私がこの会社をなぜ選んだとか。」
「この商品のここが好き。」
・・・会社としては、拍子抜けするような感情、感覚的な言葉・・・
 
感情と理詰めの展開をうまくバランスをとりながら、営業したり、ビジネスに活かしてみてはどうでしょうか?
Q 元請け受注を増やしたいのですが、どうすればいいでしょうか?可能なかぎり教えてください。
 
A こんにちは。建設業の方ですね。これまで大手ゼネコンの下請けをされていたのですね。その仕事がだんだん減少してきて、一般ユーザー、一般の消費者から仕事をいただかないといけない状態になったということですね。はい。岡山も昨日付けの新聞で前年同月の7件から16件の建設業倒産というたいへん厳しい状況が続いてます。
おそらく、これまで、「マーケティング」という知識がなくても、「仕事がおりてきた」と思います。少なからず、民間のお仕事、一般の消費者をターゲットにする場合、「マーケティング」が必要になってきます。今日は基本中の基本である
「どこで、だれに、何を売るか」
単純ですけど、これらを説明していきますね。
 
「あなたのお客さまは誰ですか?」
ずばり、ターゲットって誰?ご質問では、まだ定まった様子はなく、漠然と「主婦」にされていますが。主婦にもいろいろですよ。世代によって価値観が違います。何よりも将来的にあなたやあなたの会社のファンになってもらわなければいけない方々です。あなたの一言に「まさに、そのとおり」と賛同して動いてくれる世代の方々を見つけなければなりません。要は自分がやりやすい方です。同世代とコミュニケーションがとりやすいなら、同世代の主婦。マダムキラーなら、年配の女性でも大丈夫ですね。
 
「どこで、売りますか?」
どこで、サービスを提供されますか?エリアの戦略をしなければいけないですね。あなた様の会社の半径500メートル圏内。これはものすごくベストですが、注意しなければならないのが、そのエリアに上記のターゲットの方が大勢いるかどうかです。いないと意味がないですよ。例えば学生の町で学生が多い、繁華街で商業地域というエリアでは、「主婦」というターゲットというよりも、むしろ、その周辺の特性を活かさなければなりません。
私のこれまでの経験上、不安になればなるほど、みなさん人口の多いところでサービスを提供しようとしています。たとえ、会社周辺が郊外の田舎としても、そちらで十分。そのエリアで占有率を高め、1位になればいいんです。自信がでてきて、大きな顔をして、他のエリアにも拡張することができるでしょう。
 
「何をうりますか?」「どんなサービスを提供しますか?」
売り物がわかりますか?以前、建設業の方からプロデュースを依頼されたことがありますが、幅広いのですよね。「ちょっとした住宅の鍵をなおす」ことや「タイルのヒビの補修」「壊れたトイを交換」から始まり、住宅の建設、土地の造成、かつての公共事業の橋建設やビルまで・・・。
「主婦」をターゲットにした場合、土地の造成や公共事業関係はいらないでしょうね。
「いや、口コミで橋とかビルがくるのです。」
削っていたとき、その社長さんから言われましたが、主婦の口コミで橋、ビルはまずないですよ。ふだんの生活に意識して見てませんもん。住宅までです。
いろいろ載せるなら、ホームページの中でチラリと紹介する程度で十分です。普段のチラシには載せないほうがいいでしょう。
 
と、参考になったでしょうか。これはごくごく基本ですが、たいへん重要なことばかり。また、チラシ作成の時の「女性の目線」などは次回に書かせていただきます。お楽しみに。
6月6日(月曜日)
朝、セミナーのお問合せがありました。驚いたのは、岡山でも岡山市ではなく郊外の市、その商工会の方からでした。話を聞くと、「色彩集客」を理解されているので驚きました。
 
いえ、私の仕事はそうそう理解されなくて・・・。創業当初は、本当にセンスのいいコーディネイトのお姉さんみたいな仕事もしてましたよ。
今、コンサルの時「御社の強みは?」って生意気に聞いてますが、この当時は本当に何が強み?って自分に問い続けてましたね。「センスがいい」って、長く続かないでしょ?なんて自分に言ってたのが、10年くらい前になりますか。
 
以前、この「日記、コラム」のコーナーにも書きましたが、地元の商工会議所に「カラーコーディネイト」ではなく「マーケティング」として認められるまでには相当な時間を費やしましたね。
 
さて、著書を出版してから、地元の新聞社の方が「イメージカラー」とか記事の見出しを書いたのもあり(悪気があってではないのですが)また、コーディネイトするお姉さん的なニュアンスになってしまったような気がしました。
知り合いの方が口コミで、本を紹介してくれるのは非常にうれしかったですが、よくよく聞くと
「企業のイメージカラーやお店の色決めをする人。」
「色のことなら、うえたさんに。」
とあっているけど、少し違和感が・・・。(なんか、おかしい!?)
地方都市の岡山。色から依頼をする企業、人などおりません。
せっかく、岡山で築いた「集客のプロ」というのが、「色決めしてくれる人」となってしまい、色のことしかお願いができないと思われているようでした。
本の評価や評判があっても、(岡山からの)仕事の依頼がなかったのも事実でした。
「しまった・・・。」
 
当社、私のところに依頼する人は
「お客さんをもっと増やしたいのだけど、広告とかチラシってどうすればいい?」
とか
「女性のお客さまを増やしたいのだけど、いい方法ありますか?」
と依頼してきます。
色からではないでしょう?そりゃあ、「お客を増やしたい」という状況が切羽詰っているときに、流暢に「色は大事」」と思う人は少ないですよ。
相談の時に、こちらから「こんな色は?」、「よろしければ、シンボルカラーとか考えますか?」
など、時には、セールスレターやニュースレターという文章での広告を作成していることもあります。そのご依頼にあわせて効果のある方法を提案しています。
 
私の著書を読んで、ずばり簡潔にまとめて表現された方がいます。
東京の書店で私の著書を見つけ買って読んでくださった「みずほ」のKさん。東京から原稿依頼があったときは、半信半疑でしたね。なんか「新手」の詐欺?とも一瞬思いましたが、電話の後のメールを見て、この人は全てを理解されているなあとKさんの能力に驚かされました。しかし、大手メガバンクの方が私に?時間がたてばたつほど、「原稿書けるかな?」と心配もしました。
でも、Kさんは鋭いですね。
「集客における色の効果とその影響」
はい。そのとおりです。論文やレポートでしたら、こういう表現してますよ。
さすがKさん。この本が何を伝えたいのか、この本が自社の顧客企業にどうメリットがあるのか、この本がこれからの将来の経済にどう影響するのか?など見通した感じでした。
*5月6日に全国配信されましたよ。
 
今日の商工会の方も
「『色彩心理』と『集客』について、お話ししてください。」とのこと。
ホームページをご覧になられたとはいえ、ちゃんと的をついているところ、恐れいりました。
地方の田舎とはいえ、人口減少を迎えるなかで、「いかに売るか」「いかにお客さまを集めるか」という点から「色彩集客」はより一層必要でしょうね。
 
Kさんや今日の商工会の方のように、たくさんの諸団体の方に理解してほしい!ダイレクトに有益な情報を必要としている経営者にも伝わるからです。
6月4日(土曜日)
 昨日、島根県中小企業家同友会の方々が来てくださり、私の仕事などについて語らせていただきました。おもしろいので、コラムとして今日書かせていただきます。
 私が、岡山の地元、同友会に認められたのは、当初、色ではないんです。
「うえたさんって、集客のプロなんだろ?だったら、メーリングリストで集めてよ。」
と言われ、なんと、なかなか会員が集まらなかった委員会のために、メーリングリスト(会員用のメール)に文章(コピー)で案内したのです。そしたら、会員が想定人数より増え始めた・・・というところからでしょう。
 
 まさに、文で会員の人の気持ちを汲み取り、「集客」に活かし、約2年間、書きましたが、「負けなし」無敵の強さで、(その委員会のイベントでは)会員を集めましたね。
 イベントの1ヶ月まえに一人がメーリングリストを流し、開催1週間前にもう一人がメールを流すというものでした。私は、だいたい開催前に集まりが悪い場合にメーリングリストを流し、いつも成功に収めました。当然、私が書けば、「絶対に成功する」という委員長の期待もありましたよ。
 
 こうなると、認めざるを得ないでしょうね。男性経営者も。委員会も活性していきますから。
「カラーが得意で、センスがいい」
というのは、むしろ後からついてきたものですと、島根県の方々にいうと
「意外でした。女性らしいものを活かしたビジネスなのかと思ったら、マーケティングだったのですね。」
 
私の著書には、女性が好む「カラーコーディネイト」の部分をとことん削って、「色彩心理」やマーケティングをバランスよく説明した内容にしています。「集客」を得意とした私ですからね。
「色の重要性」よりも、「集客」に力をいれたものに女性は興味がないかもしれません。
 
余談ですが、「色彩」と「集客」をあわせた、これはまだ全国で書いている人がいなくて、私は自然とこの分野では第一人者になります。
これから、全国の経営者に向けて伝えていかなければなりませんね。
もちろん、男性経営者に認められないとビジネスになりませんから、同友会でしたメーリングリストで「会員を集める」という小さな仕事でも手を抜かず、いつも成功にこだわったことが、評価と信用を勝ち得たといえるでしょうね。
6月3日(金曜日)
今日は、大きな打ち合わせが2つありました。ひとつ目は島根県での経営者向けセミナー。もう二つ目で、福祉施設の色彩計画の話でした。
最近、医療関係や福祉施設から「お問合せ」等が多くなりました。みなさん、熱心ですよね。
 
さて、本日のNさんも福祉関係のお仕事、ケアマネージャーという職業に似合わず、たいへんおしゃれでセンスの良い方です。本当なんですよ。
 
で、若手の経営者です。大きな事業をおこすにあたり、自分の想いもあり、いやいや私の著書にあるとおり、「経営者の好み」ではいかないという・・・葛藤のなか、当社にやって来られました。
 
Nさんと話していくうちに、「これまでの老人ホーム」ってあんまり好きじゃないことがお互いわかってきました。
「従来の感じをやめてもいいですか?」と私。
「そんなスタイルを待っていたのですよ。」とNさん。
 
・・・と、どんなものにするか、できあがってからの楽しみにしてくださいね。
 
さて、なぜ、Nさんがうちに来たのかといいいますと、Nさんは、なんとやはり3年前のある会合でお知り合いになっていたというところと、私の著書を気に入っていろんな方々に声をかけてくださっている税理士のN先生のおすすめで、私のところにお話がありました。
 
ありがとうございます。
今日は、これまでの「種まき」が少し芽を出してくれたのを感じた1日でした。
6月3日(金曜日)
今日は島根県中小企業家同友会の代表理事をはじめ、支部長クラスの方が当社にお越しくださいました。経営者に向けたセミナーのことで、顔あわせをしました!!お膳立てをしてくださったHさん、ありがとうございます。
 
朝、少し早めでしたが、(私がノーメイクだったので、あわてました!)
ざっくばらんにお話させていただきました。
当初は例会だけでしたが、せっかく来られるのなら、ノウハウやスキルなども勉強したいというみなさまのご要望のもと、2部構成で、1部はセミナー、集客に関するもの。2部は同友会の例会というスタイルでいこうと言われました。
 
1部のセミナーは、色の心理的効果とともに集客というマーケティングを含めた事例中心の話です。「脱下請け」は中小企業のテーマではないでしょうか?「元請け受注にこぎつけられた会社」これまで、手がけた会社の事例をあげます。
 
2部の例会もおもしろいですよ。「私が同友会で認められた話」男性の経営者に認められるって厳しいですよ。「弱小の経営委員会をみんなで盛り上げ活性した話」、組織活性の例は、組織的経営の会社に有効な話ですよね。
「これだけでも、おもしろい。」とみなさんがおっしゃってくださいました。
 
楽しみですね。
でも、これも3年前に島根県のNさんが私の仕事に興味を持ってくださったという下地があってのつながりですね。それから、3月の岡山で行なわれた全国集会でブース出展をしてNさんのお連れだったHさんにお会いしたのが功を奏しました。
 
みなさまに深く感謝してます。ありがとう!!
 
また、具体的な日程が決まりましたら、トップページや「セミナー講演」のメニューでお知らせしますので、ご覧になってください。
5月27日(金曜日)
セミナーや企業を訪問したときなどで、質問されるのは、「当社の強みってわかりますか?」ということが多い。コンサルティング業務の私も依頼された会社の「強み」を見抜かないと、とんでもなく効果が薄くなってしまいます。
 私も思うのですが、「自社の強み」は自社ではあまりわからないのですよね。これが。
思っていたのと違うことが多かったりします。
 ベテランのコンサルタントがよく言います。
「1%を見抜かないといけないですよ。」
たしかに、そのとおりなんです。これを見抜かないといけません。
 
例えば、最近ある会社の記事を書いたのですけど、「何を言いたいのか」「この記事の目的はなんだろうか」などとスタンダードに考えつつも、1%だけど、キラリと光るものも入れなければならないですよね。(読み手が共感したりするようなところ)
たかだか、ささいな原稿ですけど、会社の強みや記事全体のきらっと光るものを考えるのと考えないのでは、読み手の方のその後の動きも異なってきます。
 
「あたりまえ」と思われたことも、実はあなた様企業の「強み」かもしれませんよ。
5月18日(水曜日)
今日は、私の所属団体である岡山県中小企業家同友会の新聞「岡山同友会だより」COMの人気コーナー「新しい時代を生きる」〜同友会型企業をめざして〜の原稿、取材のため藤本鉄工所さんにお邪魔してきました。 
 ちなみに、今月からある方の代替で私が担当することになりました。6月号(6月10日刊行)に私が執筆したものが掲載されます。
 
藤本さんは、女性の社長さん。気さくで、「工場内をどうぞ見てください。」とおっしゃったほど。
ふつうは、部外者立ち入り禁止というのが妥当です。今日は夏日。工場内はちょっと暑かったです。すみずみまで、行き届くよう掃除された工場内。実はこれには理由があったのです。
この会社の「強み」となった要因ですね。くわしくは、また新聞で。
 
いざ、取材。事務所でお話を伺いました。おじいさまの代で創業。フムフム・・・。
藤本さんが社長になったいきさつまで聞きます。それから、この会にどうして入会されたのかなど、メモをとりつつ・・・試練の多かった社長就任直後・・・
あきらめなかったから、ここまできたのかもしれません。女性の社長さんだから、こまかく立ち回れたのかもしれません。藤本さんだから切り抜けたと思います。
 
私自身も、悶々とした日々を送るなか、たいへんな時を過ごされた藤本さんに比べるとあまりたいしたことないなあ私は・・・と思ってしまったほど。私も負けずにがんばります。
 
・・・感動のお話は新聞をごらんくださいね。
 
新聞をいただけるかどうかはわかりませんが・・・(おそらく大丈夫ですが・・・)
 
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