Q うえたさん、こんにちは。「集客のプロ」、女性なのにすごいですね。なかなか認められなかった時代もあると思います。本当にすごいですね。さて、私のようなごくふつうのサラリーマンでも、仕事は結局「集客」です。日ごろからどのようにすれば、うえたさんに少しでも近づけるでしょうか?
A ありがとうございます。最初から、大きなかっこいいプロジェクトがどんどんやってきたわけではなく、「このチラシで、人集めて。」というご依頼が多かったと思います。他にメディアとかの媒体は使わず、(使えなかった)本当にシンプルにチラシだけで、いかに「お客さまを集める」か工夫しました。
たくさん媒体が使えるところは使っていいのですよ。なるべく多く使ってください。
私のお客さまは、初めて自社のパンフレットを作るというところも多かったと思います。これまでの広告会社と比較もされてない状態で、当社に知人のすすめで依頼されるというところです。
ですから、チラシだけでお客さまがくるというのが、少々当たり前になってしまっている方もいます。いえ、本当はチラシの中身(書かれている情報やその表現のしかた)だったりしますからね。当社が高いからといって、別の広告制作会社に依頼したお客さまが、
「うえたさんのが、一番よくレスポンスがある。後のところは全くないね。」
といわれたことがあります。
特にチラシだけ、となると難しいですね。相当、コピー力、色、デザインのバランスに長けてないと難しいです。だから、他の媒体も使えるだけ使ってほしいということです。
まずは、小さなイベント、(自治会、町内会、会合、飲み会)の幹事として「集客」をしてみるのもいいですよ。
なぜって、だいたい「案内文」1本で「集客」に挑みますからね。当然、メディアとかの媒体は使えないし・・・。
最近、私もある会合の親睦旅行のご案内を作成し、「集客」に成功しました。
バカにしてはいけないです。昨年は、なかなか「人が集まらない」と二度にわたり案内を送ったそうです。そんな労力を考えると今回は昨年よりも日にちの少ないなかで、1回だけで、すんなりと集まりました。効率を考えると今回は本当によくできたと思います。
どこの会合なども、そうですが、ともかく何かするにも「人が集まらない」ということが多くなってきているのではないでしょうか?「年々、減ってきている」と上記の会合のメンバーも言ってましたね。最近は経営者の集まりなども、実行委員になるとたいへんで、集まりにくさを感じます。
もしも、ちょっとしたイベントを無事に成功させたなら、
あなた様は、それを分析するクセをつけたほうがいいでしょう。それが、次の成功へとつながります。会社の経営者なら自社に持ち込んで、実際のビジネスに即、活かせることでしょう。
・何が一番、成功へと導いたか
・女性に受けたかどうか
・特にどの世代に共感されただろうか
・どのコピーや言葉に反応したか?
などなど、メモをしなくてもいいですが、頭の中で整頓されるといいでしょう。
上記の会合では、昨年の案内文をそのまま今年用に打ち変えて、案内しただけですが、大きく変えたところは、「字体」と読みやすさを配慮しました。さらに、行き先などもわかりやすく、パンフレットを付けて案内したのも良かったのでしょう。
やはり、そこは狙いとおりで、
「字体がおしゃれで、かわいい感じもして、女性が作成したと思いました。なんか引き付けられるものがありましたよね。」
・・・主婦の方でしたが、女性ってそんなところも敏感に感じとっているんですよね。
日ごろから、ぜひ小さな成功体験をしてください。そのためには少々積極的に会合などの幹事などに手をあげて、やってみてください。いろいろ収穫がありますよ。また、その会合やイベントで成功すると、そこから何か展開があるかもしれません。あなた様の本業に注目されることだって・・・。
さあ、今日からあなたも「集客のプロ」とまではならなくても「達人」と言われるまでになってくださいね。