先日、大手企業さまの依頼のもと、沖縄の講演会場へ行っておりました。

正直にいうと、こちらの大手さまの依頼と私が発信していることがピタリと合っているので、

「やっぱ、大手違うな」

って内心思いながら行ったしだいです。需要と供給が合っているって本当にいいですねえ。

今、企業が求めているニーズと私のこつこつ積み上げた努力という実績と実力が一致した瞬間でした。

 

さて、今年から少し依頼が変わってきたというか、セミナーを受ける方の質も変わってきた・・・というのが私の手応えでしょうか。

 

私の著書を出版したとき、よく知っている営業さんが

「このセミナーや講演は、際立っているよ。完全オリジナルだし・・・。これはイケる!」

ただし、まだ無名の私。

新しい価値観など、ピンとくる経営指導員もごくわずかだったでしょう。

これまでの講演やセミナーの依頼は、まさによく知っている営業の方が、半ばごり押しだったり・・・私をよく知る方が、引き立ててくださったりして受けたものが多く・・・

先方さまから、「ぜひ」と依頼を受けたものではなく・・・

実際にセミナー会場へ行くと、現場の担当者は、マーケティングというカテゴリーを飛ばし

「色で何をするんですか?」

と聞かれることが多かったですね。思わず、カラーコーディネーターのお姉さんと間違われているなと

「わ、理解されずになんとなく、色だからいいか」

で開催しているのだ、と思いつつもこちらも仕事。

新しい価値観を植え込んであげましょうよ、という気分で講演をしたものです。もちろん、あとの反応は、地方では特に

「色が重要でおもしろかった。」

程度でしたね。

また、東海、北陸、東日本でも営業さんがグルグルと回ってくださっていますが、親しい営業さんではないので、ごり押しはされていないようです。よって、開催はまだですが。(ほとんど西日本)

もしも、ご興味があるならご一報くだされば幸いです。

 

昨年、あるスーパー(グループ年商が何百億円の地方にあるスーパー)の方からセミナーの依頼がありました。

「お客さまが、『わ、これいい』って言って、無意識にボンボンかごに入れていって、こんなに買っちゃったけど、でも満足。これが大事ですよね」

と言っていました。

はい。まさにそこを私は伝えているわけであります。

そこが科学的アプローチと言って、心理的にいかに買わせるか店側が工夫するところなのです。

いかにして、お客さまが目にとめ、商品を手に取ってくれる・・・

そして、

「私これにする!」

とお買い上げになるかどうか・・・

モノが売れない時代だからこそ、

その心理的な科学的アプローチの一つでもある、「色彩心理」ははずせないと言っていいでしょう。

ぜひ、セミナー講演で実感してください。

寒い冬、温かい飲み物が欲しくなりますよね。出張の多い私にとって自販機のコーヒーを飲みながら移動している時がほっとします。

最近、自販機の缶コーヒーで、あれ!?と思ったのが、

「ゴールド、金色の缶が多いなあ」

と思ったことです。

ちょっとざっくりですが、主要な大手メーカーさんの缶コーヒーを調べてみました。

その結果、

 

必ず、1本はゴールド、金色のパッケージデザインの缶コーヒーがある

 

ということでした。

これは、不思議なことでして、缶コーヒーはだいたい中身のコーヒーをイメージする色を主体に持ってくることが多かったのです。

ごくごく数年前から、モーニングショットの赤とか、ジョージアのエメマンのブルーなど変則的な色が出てきました。

だから、ゴールドは論外の論外。

それも、メーカー各社申し合わせたように出ています。

そして、スゴイのは、砂糖、ミルク無しのブラックの缶コーヒーまでゴールドにしているメーカーがあります。

これまでにはありえません。

ブラックの缶コーヒーなら、パーッケージの色は黒というのが王道です。

 

どうしてでしょうか?

これは、あくまでも私の憶測ですが、缶コーヒーなどのパッケージデザインは、カラーデザインが何パターンかできると、マーケティング会社などをはさみ、市場調査で一般の方々に選んでもらうことがあります。

一般の方々の好みが反映されるわけです。

この色を見ると、手を伸ばして買いたくなる・・・

そんな色を選んでみたわけです。

なぜ、一般の方々はゴールド、金色に手を伸ばしたのでしょう。

 

色彩心理で読み解くと、わかります。

混沌とした悩みや辛いことがあると、私たちは黄色が無性に気になったり欲しくなったりします。それは、暗闇の中に一筋の光りを求めるかのような心境です。

ゴールド、金色も黄色の仲間。

東日本大震災以降、日本人はずいぶんとうちひしがれたものでした。経済情勢も混沌としています。

そんななかで、自民党に政権が代わり安倍内閣のもと、「アベノミクス」という経済政策を

打ち出しています。

暗闇の中のごく一筋の光が何やら見えてきたような気もするわけです。

それらが反映されたパーッケージではないでしょうか?

 

缶コーヒーに限らず、年末から今年にかけて新発売されている第3のビールの缶なども、ゴールド、金色が目立っています。

 

今年こそは、景気がよくなるよう祈るばかりです。

昨日、日本マクドナルドの不調不振を示すニュースが流れました・・・。

2004年の8期連続の右肩上がりだったのが、ここにきて昨年3月から業界の中でも下回る売り上げになってきています。

2013年1月は、客単価だけでなく客数も減少までしてしまいました。

マーケティングを勉強している者にとって、原田会長の手腕はずいぶん勉強になりました。

ワンコインで呼び水的な存在の商品を作り、高価格商品の方へ引っ張っていく方法は王道だったでしょう。

ただし、昨年から消費者の意識や価値観も変わってきています。

マックで安い商品を買って、他のお店で少し高価なものを買う

そんな使い分けの方も現実いたのではないでしょうか。このときは集客効果もあったけど、客単価は下落したそうです。

でしょうね。

今のお客さん、消費者は100円のコーヒーを1杯だけ買うのもなんの抵抗もないし、情が芽生えて次は高価なハンバーガー買うからね。

とはいかなくなったわけです。

 

さらに、私は2010年から導入された新店舗の色も気になります。

以前、別のコラムにも書かせていただきましたが、駅ナカや駅前などビジネスマンが往来しているエリアではあの色、確かに成り立ちますが。

地方の郊外店舗で、大型スーパーと駐車場を共有して横に少し離れているマクドナルドがありました。

2012年昨年の今頃、スーパーの視察に行っていたのですが、いっしょに同行してくださった方が

平日はガラガラだと教えてくれました。

「・・・でしょうね」

スーパーのお客さん、特に女性がこのおしゃれな風情のマックに入るのは少しためらいがあるのではないでしょうか?

いくら、金額が安いとはいえ、そこは女性です。

「この服装で入るような雰囲気じゃない」

と察知してしまわれたのだと思います。

プロの方がデザインされているので、色はきれいです。おしゃれだと思います。しかし、このおしゃれ感がスーパーで買い物をしている普段着の女性に抵抗感があったと思いますね。

 

それから、このスーパーに来ている方々の大きな特徴がわかりました。

某大手ドーナツ屋さんがこの敷地内にあるそうですが、ここはものすごく売れているそうです。つまり、どういうことかといいますと

「うちカフェをしているお客さまが多い」

という傾向がわかるのです。ちょっとぜいたくにドーナツを多めに買って、家で食べる・・・

外でのんびりとカフェをするというお客さまが多いというのではなさそうですね。

 

他にマックが、これから気をつけなければいけないことは、

女性のお客さまの感覚も取り入れることではないでしょうか?

「60秒サービス」

と言われても、女性にとってはあまりうれしくないですね。むしろ、

「ゆっくりでもいいから、丁寧にしていいからね」

と声をかけてあげたいくらいです。若いアルバイトさんなら

「60秒すぎても、気にせずに」

とはげましてあげたくなるものです。

2012年から、お客さま、消費者の価値観は変わってきました。

私のセミナーや講演で何か「ひらめき」があるかもしれません。ぜひ、受けてみてください。

実をいいますと、私のセミナーを受講してくださる方や検討されている企業さまの多くは、男性だけの組織、男性を主体とする幹部、男性客をターゲットとする男性オーナー、男性社員・・・の方々が多いでしょう。

 

多くの方が時代にちょっと合わない窮屈さを感じているので、セミナーに参加されています。

そういえば、ここ最近、こんなニュースが飛び交っていますね。

日本女子柔道のナショナルチームの選手たちが、協会やJOCに訴えているというニュース。

おそらく、驚いたにちがいありません。

「女子柔道に女性の幹部がいないのですか?」

っと。

 

それから、驚くのは、私の業界もそうなんですよ。

「マーケティング」

の業界に、女性がコンサルタントとして動いているのは、極めて稀というかいないのではないでしょうか?

営業コンサルタントはいますが、「マーケティング」の集客になってくると、女性はほぼゼロにちかいといえるでしょう。

コンサルタント業というのは、自分の理論に基づいて案件を取ってきて、成果を出して・・・が基本です。

こうやって、積み重ねて・・・著書を出版し、全国へセミナーに飛ぶわけです。

*宣伝ではないですが、私の著書も東京の書店さんがいうには、

「女性の経営系コンサルの本はあまり出版されていないのですよ。女性の視点から見たビジネスもおもしろいですよ」

とのこと。実に珍しいわけです。

 

その案件というべき、仕事を取る段階で、男性のコンサルタントに負けてしまいます。男性経営者にとって、心おきなく語ることができるのは、やはり男性コンサルタントですからね。

 

そこで、主張したのが、「女性目線」。

何も、女性の色気を指しているのではありません。女性の消費は今やあなどれません。女性の価値観という尺度を大切にすることを進めてきました。

でも、なかには中小企業の経営者は、私が「女性目線」というと

「うちに、若手の女性を採用しているんだ。だから、大丈夫」

と言う方もかなりいました。

 

「女性目線」を何か勘違いされていないでしょうか?

たしかに、私を雇うとお金が相当高くつくかもしれません。

しかし、若手の女性がどこまで経験し実績を積み上げ、感情ではなく客観的に語るレベルに達しているでしょうか?

ビジネスは思いつき、感覚も大事でしょうが、

それらを検証、別の視点で見るという動きも大切です。それらを知識と体感的に経験した女性の観点が真の意味での

「女性目線」

になります。

 

「全てが刺激的で、明日から仕事頑張ろって思いましたよ。先生の次のセミナー。僕、受講します」

受講された男性の方のご感想です。

上記の方の会社も男性だけの組織。

「ええ、そんな考えもあるのか?」

今や2度受講してくださる熱心なファンの方々もいます。

その多くは、男性の組織だけでは発想しない視点やアイデア、策にしびれるほどの感動を覚えるのではないでしょうか?

男性だけの組織で、女性を採用することもできない・・・というのでしたら、

ぜひ、私のセミナーや講演、おすすめです。

初めてお会いする方には、たいていこんな質問をされてしまいます。

日本人は風水の感覚があるので、

「この色を塗るとどうにかなる」と根強く思っている方が大勢います。

それじゃあない、と思ってください。

私たちは、そんな虫のような行動をしませんからね。感情のある動物、考える生き物ですから。

 

今回は、セミナーでも語っているごく一部を説明しましょう。

 

私の著書に「イメージ色」って記しているでしょ?

多くの方は、会社やお店のシンボルカラーのことか?と思います。半分くらい正解ですね。

これは、

「私たちがイメージする色」

のことを指しています。

 

例えば、友達とカフェかどこかでしゃべろうよと盛り上がったとき、

「スタバは?」

と一人が言うと、

あなたは、スタバの緑色のロゴや店内の少しシックなムードのある雰囲気の店内をイメージしませんか?

一瞬で頭に浮かんだはずです。しかも、1秒くらい。

(私の著書で1秒って言っているの無理もないでしょ?)

 

一方、別の友人が

「スタバは混みやすいから、サンマルクカフェにしない?」

と言います。

あなたは、サンマルクのオレンジ色が頭に浮かんだはずです。

「安いし、いいんじゃない」

って決まります。

 

たしかに、店舗の外観を見て、入ろうかどうしようかという時のイメージ色も大事でそのことも指していますが、

私は特に、

「のちのちに、印象に残る『イメージ色』かどうか」

がリピーターになったり、集客に大きく影響することがあるよ、と声を大にして言いたいですね。

セミナーでも言っていますが、人って、その色を記憶やイメージとして残しているわけです。

もう少し、話しますと、

私がセミナーで赤色とかの洋服を着ていると、

のちのち、みなさんが私を思い出すとき

「赤い服、着ていた先生だろ?」

って思い出すわけです。話していた内容よりも、その色の印象、イメージばかりが記憶に残ります。また、色が与える心理的なイメージも一緒に組み合わせられます。

赤は色彩心理では積極性と言われます。

その赤の積極性も手伝って、

「うえた先生=赤=言い出したら止まらない先生」

というイメージがあなたの頭の中に残ります。

 

先日、ある方からメールが届きました。

「顧客から、『色のことを学びたいのですが、ビジネスに直結するような話』ってありませんか?と言われたそうです。真っ先に、先生の顔を思い出しました」

と著書を買ってくださいました。(ありがとうございます)

色がそのお店、会社、人物のイメージとして記憶され、思いだされていきます。その時、リピーターになってくれるわけです。

そういうメカニズムで、お客さまが来てくれます。

もちろん、その時、全体の雰囲気が悪かった、なんか店員さんの態度が良くなかったも全体の評価としてついてきます。

でも、真っ先にそのお店と言われると

そのお店の色があなたの頭の中に浮かんできませんか?

私が女性の消費行動について、これまでいろいろと調べてきたことはいうまでもないでしょう。

私の著書は、その調べてきたものの一部を紹介したものです。「たった1秒の『イメージ色』で行列店に変わる」(経済界刊)*集客と色、色彩心理について書いたもの

さて、セミナーでは私は女性のお客さまを増やすということから、スタートしています。

人口減少が始まっている地方では、単純に若い男性にターゲットを絞りこんでも、自然に減っている時代、お客の数は頭打ち、もしくは減少傾向が続くというのが見てとれます。

 

これまでにない女性や高齢者に顧客を増やすということは、もうどの企業でもなされていることで珍しくはありませんが、

中小企業や零細企業、個人の自営業は難しいものです。

男性のオーナーさんという方が一番きつい。

例えば、美容師さんがそうでしょうね。自分と同世代の女性客がついてきてくれますが、年を重ねていくうちに、若い世代がもうやって来ないお店になってしまいます。

若いスタイリストさんを雇いながら、顧客の幅を広げていくのがふつうでしょう。

 

昨年、クルマの板金塗装業やボデーショップを経営する方のための女性客や高齢者のお客さまを増やす記事を書かせてもらったことがありました。

 

いろいろと打ち合わせをしていると、

やはりシビアな現実が見てとられます。

・人口減少で男性ターゲットにしておくと、3年以内に倒産の危機が。(業界で言われている)

・若い世代のクルマ離れ(カスタマイズする層がいない)

 

先日、セミナーの終了後に男性の整体、マッサージを経営している方が質問にきました。

主力としているのは、女性のお客さま。

男性オーナーでありながら、すごいなあと思いました。

広告を見せてもらって、あれ!?と思ったのが、男性のオーナーの好みになっているということ。

 

そう、若い男性のオーナーにとって、最大の問題点は、

「自分のかっこよさ」

をどこに出そうとしてしまう、っていうことです。

これは女性のお客さまを増やすということに関して真逆の行為。

それらを理解して、女性のお客さまが呼べるかどうかです。

 

また、これまで来ている男性のお客さまも温めながら、女性客をとるということです。

これは、時間がかかります。

でも、今年1年以内に心がけて行ってみてください。

3年後には、勝ち組に入っていますよ。ぜひ、セミナーを受講してください。

2度受講という方も増えています。

ありがたい話ですね。大手企業さまから認められるということは。

長い間、調べてきた「女性の消費行動」、先方さまがここに注目されたのではないでしょうか。

 

このコラムを読んでいる方は、私が色を先に追求したと思っていますが、本当は女性の消費や購買心理を考えていたとき、もともと色の勉強をしていたのですが、その時、ふと色も重要だと思ったから、です。

先日、コラムで

「先生のセミナーは、今の日本に必要なセミナーです」

と書かせていただきましたが、日本人の価値観が極端に変わりつつあるのは昨年からでしょう。

テレビを観ていたとき、ある大手外食チェーンの社長さまが

「昨年の5月でしょうか。消費者の考えや価値観が恐ろしいほどにさらっと変わってきました。これはこれまでに経験したことがない・・・不気味なほどの停滞さを感じました」

と語ってましたね。

たしかに、私たちは東日本大震災、それから日本の絶対的なお家芸である製造業の大幅な赤字・・・日本人の誰もが、経済誌を読まない方でも

「嫌なムード」

というのをひしひしと感じています。

今年は特に、勝ち組と負け組に企業はパカリと明暗を分ける時代に入ったと思います。

どうすればいいでしょうか?

「女性の消費行動」を見てきた私がいくつかポイントをあげていきますよ。

ぜひ、セミナー、講演を聞いてみてください。

先日、セミナーを受講してくださった方から、

「団体のお客さまが予約してくれました。この方達が、リピーターとして次に来店してくださるにはどうすればいいでしょうか?」

と質問を受けました。

 

はい。もうすでに、マーケティングの本などで、ハガキを出したり、情報をあげるなどはみなさんご存知ですよね。*質問者には、手順、流れをお答えしています。

意外に盲点なのが、

 

お客さまが「このお店、なんとなくいいなあ」

と印象に残ってもらうように努力する

 

っていうことです。私はこちらの方が大事だと思っています。

お客さまの無意識の心理に働きかける、っていうことです。

 

今のお客さま、消費者の心理とは、

「なんとなく、このニュアンスや雰囲気が好き」

というたいへんアバウトなところ。

 

ここにお店側も突っついていかなければなりません。

私もお気に入りのお店がありますが、たぶん冷静に他店と比べると金額は高いと思います。

でも、なぜだか、このお店に入ると気分がおちつく・・・

なんかいいんだよなあ・・・日々の疲れが癒され、満足する・・・

そのためには、どんな努力をしていかなければならないでしょうか?

お店の中をぐるりと見渡してみてください。

 

接客や笑顔はどうだろうか?

ゴミや埃はないか

 

・・・微妙なニュアンスを求められている今、あなたのお店はそれに対応してリピーターを生み出しているでしょうか?

「先生のセミナーは今の日本を救うセミナーです。」

先日、香川県でセミナーを致しました。(2013年1月22日)

香川のビジネスに新しい価値観をと思い、引き受けました。

「色がいったいどうしたのか?カラーコーディネイトくらいの話」

とおそらく思われての参加だったでしょう。

ま、岡山ではそこそこ免疫があるセミナーですが、ここ香川では全くの未知との遭遇。

私も、ウケるかどうか、少し心配しましたが、

参加者のみなさん、熱心に聞いてくださいました。

 

「そんな考えがあったのか」

そんなふうにして、ビジネスや「集客」を考えてもよかったのか、受講生の中にそう考えが芽生えたと思えます。

 

終了した後は、質問に来られる方もいます。

コンサルタントとして話を見極めながら、「集客」のポイントをお教えしています。

だって、お客さま集めが大事なのでしょ?

それから、何度も言いますが、「この色でお客さまが集まる」なんてことはありませんよ。

*間違ってはいけないのが、色のことを訊かれても、その場ではよくわかりません。

 

質問者が腑に落ちた瞬間がありました。

 

今日のコラムのタイトルとそして、冒頭の言葉は翌日、質問者が御礼とともに、最後に述べられた一言です。

今の日本企業は閉塞感にかられていますよね。何をやってよいのか、そんな岐路に立たされていないでしょうか?

私のセミナーは、たんに色の話をしているわけではありません。日本の現状、そんな閉塞感を打破する新しい価値観やひらめきのある内容。

ぜひとも、聞いてみてほしいものです。

同じ本を読んでも、ドカリと売上が変わったり、変わらなかったり・・・

同じように日報を付けても、売上に差がついたり・・・

 

これは、ある会社の部長クラスの方が言っていた言葉。

「先生、同じ従業員といえども、同じように教育しても、差がひらきますね。どうすればいいでしょうか。表面的なことはできても、なんていうんでしょうか。カンやビジネスのセンスっていうところで差がひらくのでしょうね」

 

それぞれのお店の店長さんの采配にまかせている会社もあるでしょう。

 

先日のコラムで私は

できる社長さんは、「お客さまがどう思い、どう考え、どう行動したか」を見ていると書きました。

まさに、これでしょうね。

できている店長、売上を出している店長さんというのは、お客さまの心理的な動きから表面的な動きまで細かく見ているわけです。

少し説明しましょう。

 

売り出したい商品があります。POPの言葉や色も考えて商品とともに設置。

いざ、開店して販売。

そうして、ごくふつうの方は、「○○商品、○点売れました。」

ちょっと、目を付けた方は「こんなお客さまが買っていきました」とターゲットを補足。

そして、売上を出す店長さんというのは、

「お客さんが、POPを先に見て気づいたのか、商品のパッケージの色に気づいたのか、そして、どうして手にとったのか、次にどこへ足を向けたのか、その目線は何を見ているのか」

を少し離れたところからチェック、分析しているはずです。

さらに、お客さまの視点の反応ぶりから、もう少しPOPの字を大きくしようとか、色が目立っていないなあと

改良を加えていくのです。

会社に言われるがままではなく、お客さまの反応ぶりから察して改良している方が多いでしょう。

 

かつては、「お客さまの声」を待ってから、改良していましたが、そんなの待っていたら売上のチャンスを逃していくばかり。

1時間、2時間を様子見て、その日の夕方には、改良してみる・・・。

 

そうやって、売上を出していく・・・

 

色を塗ったから、お客さまが来るのではなく、

お客さまの反応を見ながら、「この色にしようか、いや、あの色に・・・」

と改良を加えている社長さんが、成功への切符を手にしているのを私は何度も見ました。

 

どうぞ、色との関わり合い、こうやって工夫されてみては?

 

くわしくは、セミナーをどうぞ。

私のセミナーを聞いて、

「よし、やるぞ!」

と気合いを入れて頑張る経営者が大勢います。ありがたいことですね。

教えている側の私も、たいへんうれしいです。

後日、ある経営者に呼ばれ会社にお伺いしたときのことでした。

「あれ?赤のジャンパー着てる」

ということに気づきました。

いろいろ従業員さんを交えて話をしていると

「社長、変えたのは赤のジャンパーを着るだけのこと」

社員さんたちも、何か改革をするのかと意気揚々とされていたのでしょう。

経営者が、赤のジャンパーに変えただけというのは、この会社にかぎったことではありません。

何かスピルチュアルなものに傾倒した経営者は、黄色のジャンパーを毎日着ています。

 

この色にする

 

と一度決められると、その色ばかり熱心に着ているのは、男性に多いといえるでしょう。本当にその色を着て何か起こるのでしょうか?

 

もって、2ヶ月です。

最初は、「わ、すごい!」と見られますが、慣れてくると、この人はこんな色のイメージかと浸透し、奇抜な色でありながらも注目度が薄いのですよね。

 

変化球を投げる事

 

「先生、集客のチラシで色が大事ですが、注意することってありますか?」

とセミナー終了後、ある商工会議所の職員の方に訊かれました。

「今日、お話した色の効果や影響は大事です。そして、ターゲットに合わせながらも変化球を投げ続けることが大切です」

ずっと、同じ色ばかり着てもいけないのです。

人間は慣れてきますからね。主体の色は決めていいと思います。そして、たまには黒を着て大人の雰囲気にさせてみるとか、今日はカジュアルな雰囲気にさせたり・・・・というふうに、変化を付けることが大事なのです。

 

色のリズムというのでしょうか。

 

経営者の服だけでなく、お店、チラシやホームページの色にも注意してみてください。

今年になって、まだそんなに日がたっていないのですが、

何かと、関心を持ってくださる方、特に企業が増え、ありがたく思っています。

最後の頼みは、「色」かと思っている方もいらっしゃるでしょう。

当社の私に注目してくださったのは、うれしいことですし、あなたもラッキーだといえるでしょう。

 

昨年から、お客さまがどんどん減っていき、何か対処しないと、うちは困る。正直、お客さまがどんどん減っていくんだという企業のお話やセミナーで質問してくる企業がいます。

 

「色」を塗って、神頼み・・・・

 

そんなことをやってはダメですし、そんな内容を私が話しているのではありませんよ。

こんなこと聞いたことないでしょうか?経営者なら知っているはずです。

 

80の力で80はふつう。

80の力で100出れば良し。

80の力で120でればもっと良し。

 

今、これまでとおり、ふつうにやっていると、ふつうではなく、お客さまや売上が減ってきているわけです。

私の著書やセミナーは、「科学的アプローチ」

といって、80の力で120出すには、どうすべきかを考えているわけです。

不況と言われる今も、120出している会社はあるんですよね。

これからは、たぶん赤字を出している会社はとことん右肩下がり。そして、真逆に売れる会社はとことん売れていくわけです。

その岐路に立たされているのが、ビジネスに色(色彩心理)や心理学、統計学といった「科学的アプローチ」を入れているかどうか・・・にかかってきています。

 

日本の企業は、これまでそんなところに目をつけていなかったから。

ほっといても、売れていた・・・

そんな時代だった・・・。

 

スティーブ・ジョブズがPCに遊び心、と言っても、一昔は「そんなの関係ない」と言われていたのが、今は当たり前の価値観になりつつあります。

 

日本にあるあなたのお店もそうです。

従来の価値観から脱却しないといけないでしょう。

もしくは、付加価値をつけなければならないわけです。

先日、セミナーをしていますと、

「女性にウケるデザートを開発しなければなりませんね」(私)

「先生、デザートはあります」(受講生)

「いえ、デザートはどのお店もありますよ。お客さんがデザートだけでも食べにいきたいと思わせられるような付加価値がありますか?」

「・・・」

 

今のお客さまって、

「なんとなくいいんだよな」

という自分の価値観も大事にしているし

「なんとなく引きつけられる」

というニュアンスや雰囲気、これまで日本人がそんなのビジネスで良しとしていないことをお客さまは必要としてきていると思います。

 

私の著書を買ってくださる方がここ最近増えてきました。ようやく、うすうす気づいてきましたか?

時代につりあってきているのかもしれませんね。

読者の方にアドバイスをしましょう。

 

「この色がいい、この色は悪い」

と思って読むと、あなたのビジネスは成果があまりでないでしょう。

できる社長さんたちは、

「この色を見て、お客さんがどう思いどう考え行動しているのか」

を考えながら読んでいます。

ここが大事ですよ。一番。

くわしくは、著書、セミナーをぜひ受けてみてください。

当社のサービスについての質問、ありがとうございます。

単発、1回限りのセミナーですね。

この場合は、総論になります。

「科学的アプローチとは何か?」

主に、代表的な色で事例を説明しています。もちろん、色の説明の後、これらを利用して現場で活かすにはどうするのかを短いながらも説明をしています。

ビジネスにおける色、特に私は、「集客」に「色彩心理」を加えた「色彩集客」が特徴。(オンリーワン、第一人者になる)

しかし、受講生の方は、色のインパクトが非常に強いのでしょうね。

この1回かぎりのセミナーを終了すると、

「この色で、いいんですか?」

の質問が圧倒的に多い!

「この色とこの色を使うのですが、大丈夫ですか?」

現場も見ていないし、そもそも、色から先に決めるということを言っていないぞ!と

私も、セミナーの理解度ぶりに困惑もしてしまいます。

 

私の著書を読むようすすめています。

私の著書は、こちらから

 

しかし、単発ではなく、シリーズもので受けている方は違ってきます。

「色から決めるのではないのだな」

そりゃあ、そうでしょう。

新事業するのに、色から決めている馬鹿ものがどこにいるんでしょうね。

 

当社のセミナー単発ものが悪いわけでは、ありません。

私たちは、新しい事業や新商品、イベントの企画をした時、大企業は色を考えているところも多いでしょうが、中小企業はそれほど重視していないでしょう。

セミナー終了後に

「色が重要だとは全く思わなかったです」

という中小企業の経営者の感想をいただくことが多いでしょう。

 

新しい価値観として、気づいてくださることは大事です。

ただし、「色から先に決めてはいけない」

と声を大にして言いたいのです。

昨日(2013年1月5日)夜にたまたま、NHK総合を見ていました。

歴代の朝ドラを振り返る「あさいち」の特別版という番組でした。

NHK朝ドラは、時々、はまるものがあります。

街頭インタビューで多かったのが、2010年代「カーネーション」でした。

私個人は、「ゲゲゲの女房」です。

これは、男性経営者にオススメですね。

視聴者のみなさんが嫌がる不遇の時代、描いても描いても評価されず安い金額のマンガ。食べるにも事欠きながら貧乏神とも闘いながら、自分の才能を信じながら、もがき葛藤しているところが一番自分にも当てはまり・・・。

「そう。こうやって前にジリジリと進んでいく感じ・・・」

と自分の不遇時代と重ねて思い出します。

水木しげる先生が、大手の出版社に目をつけられ、チャンスをものにして、陽の当たる場所へと昇り、時代をリードしていく姿が特にいいと思います。

朝ドラの他のドラマでは、あまり描かれていないところなんですね。

苦労に苦労を重ね、どうやって上昇していくのか・・・というシーンは。

「カーネーション」の糸子の場合は、

確かに頑張っていたけれど、周りの後押しがかなり大きいのですよね。

戦争という大きな出来事に直面してはいますが、水木先生の自分の才能と極貧という現実と時代の波との間で闘うのとはちょっと訳がちがうなって思います。

自分やあらゆることの限界から、どうやっていくか、どう闘うか

は、このコラムを読んでいる経営者に多いと思います。

・諦めずに発信しつづけたこと。

水木先生は、家族のために看板屋になろうかと思ったこともありました。たとえ、原稿料が安くとも自分の考えをマンガを通し、「ゼタ」などの雑誌から発信。後に大手出版社の編集者の目にとまり、道が開く。

・得意分野で、闘う

水木先生って、軍師?って思ったのが、大手出版社の編集者が来てもすぐには交渉にのらなかったのです。出版社が提示したSFで描くのは自分にとっては畑違い。違う分野で闘った貸本漫画家が、雑誌に移って失敗したことを知っていました。自分の得意分野で、人生を切り開いていったこのシーンは一番参考になりました。

 

若い女性が

「どうやれば、成功しますか?」

と質問してきますが、上の基本は絶対クリアしなければならないでしょうね。辛抱強く何年かかっても、発信し続ける・・・。

「ゲゲゲの女房」でも、この段階で脱落組が表れたりもしていましたよね。

 

おそらく、こんな見方をしているのは私くらいでしょう。朝ドラをこれからも、こんな目で見ております。

渡辺麻友とは、「まゆゆ」の愛称で知られているAKB48のメンバーであります。彼女は、昨年の総選挙で2位をとり、次回のセンターと言われるAKBの中心メンバーです。

AKBにあまり興味がない私でも、清純な感じのする「まゆゆ」は昔のアイドルを彷彿させる女性でもあります。

でも、やはりプロ。垢抜けた顔や洗練された容姿、アニメの声優も完璧にこなせそうな綺麗な声。

芸能人になるべく、生まれたような人だなって私は思いました。

そんな「まゆゆ」のことをあげたのは、彼女のソロシングルのこと。

音楽業界がわからず、シロウト目で見ても、AKBのグループでは、日本レコード大賞をV2を達成し、2012年の売上枚数は650万枚以上にもかかわらず、メンバーのソロになると、さっぱり振るわない感じがします。

「まゆゆ」はアイドルの要素が十分にあり、歌も昔のアイドルよりも上手・・・。

ソロ2作目「ヒカルものたち」9万枚(発売当初)

曲を聞いてみたけれど、なかなかテンポのいい曲。

CDジャケットは、4、5パターンあり、「まゆゆ」の大ファンにとっては全て買いそろえ、売上枚数をあげる戦略だな?と思ってしまいますが、

「これは、損したな?」

と私は思ってしまったのです。

なんで、まゆゆのジャケット、青だけにしたのだ〜?

ターゲットを男性に絞り込んだか・・・。

とつい思ってしまいます。

 

この青の使い方は、つい人気ドラマの「相棒」の1シーンの色とよく似ているじゃないか〜。しかも、「相棒」の青のシーンは、水谷豊演じる杉下警部が犯人の心理や人の心理を深く分析し、説明したりするところ・・・。

ドラマでは、人の心理の闇に迫るものであって、この色のイメージがある青色の使い方をアイドルの「まゆゆ」にしてもいいのでしょうか?

男性ターゲットにしたくとも、「まゆゆ」ファンは、少しがっかりしたかもしれませんよ。

 

それを裏付ける出来事が昨年ありました。

AKBの総選挙が終わった時、センターの大島優子さんが、髪の一部を刈り上げにしてしまったのです。すると、大ブーイング。

あわてて、髪で刈り上げた部分を隠して歌うようになりました。

ほんの少し男っぽくしてみたかったのでしょうけど、AKBを見つめる私たちは、そういう女性の中に秘めている男性を見ていたいのではありません。

いつまでも、かわいい女性でいてほしいのです。

私たちが勝手にかわいい女性を偶像化しているわけです。

そして、今回の「まゆゆ」のCDジャケットの青色。「まゆゆ」の男らしさを見たいのではないのです。昔のアイドルをも思い起こさせる「かわいらしさ」を見たかったわけです。

 

青色ではなく、オールカラーだったら、もっと売上枚数が変わっていたかもしれません。いや、オールカラーにすべきでした。昔のアイドルのように顔のアップがよかったかもしれません。

曲はよかったけど、青色を見てやめた私です。

新年になると、風物詩でもあるのが、「箱根駅伝」。

大学生の熱き闘いや箱根や横浜の風景も見られ、ちょっと楽しみにしています。その駅伝の生徒の後ろで報道や審判のクルマが一緒になって走っています。

これも、なんとなく見ているわけですが、今年はキラキラと車体が輝く高級車ではありませんか。いつもはトヨタのエコカー、プリウスが走ります。

今日、テレビで見た方も

思わず、

「わー、クラウンの新型って走っているところを見ると、意外に綺麗」

と思ったでしょう。

昨年末に発売された時は、ブツクサ批評家達がボロボロに書いていたのを思いだしましたが、私はこれはこれでいいのでは?

綺麗だし・・・。

 

と思いました。あなたはいかがでしょうか。

さて、コマーシャルではピンク色のクラウンが走っています。

え=

誰しも目を疑いました。おじさまクルマの代名詞クラウンにピンク色かよ。

豊田社長は

「女性にもかっこよく乗ってほしい」

とコメントしています。

コマーシャルのピンク色は妙にかっこよく見えています。でも、騙されないように。

外国人俳優のジャンレノが、乗っているから、かっこいいわけです。

それも、黒のコートを着ていますし、クルマの背景も薄暗くしてピンク色を引き立たせています。黒のクラウンの横に並べているから、これまたかっこよし!

だから、単発でピンク色はしょせん、ピンク色のイメージでしかありません。

このピンク色は、私のセミナーでいえば、「科学的アプローチ」。

お客さまをあっといわせるために用いられているのでしょう。引きつけるためのピンク色をご用意したわけです。

実際に、かっこいいと思って乗ろうとしている女性が、ピンク色を買うわけないと思いますよ。

 

ただ、この新型クラウンを見て、やはり日本の市場の限界も見え隠れしているのだと痛感しましたね。

クラウンに乗ろうとする若い男性世代が動かない。

トヨタは、トヨタ86を販売した時に、実際の購入者が50代〜60代の男性が多かったことに気づきました。

これには、絶句。若い男性には興味がないということまで分析されたではありませんか。

スポーツカーだけでなくセダン離れも顕著。

そこで、目を付けたのが、40代のバブルを知っている女性。キャリアを持っている独女に目を向けざるを得ないわけです。

この女性たちは、セダンでも外車を買うのがあたりまえ。

「購入の際に、検討もいれてみてください。」

ピンク色のクラウンはそう言っているように思えます。

クラウンに限らず、そんな女性の力を借りざるを得なくなってきた・・・今の日本の経済情勢かもしれません。

地方都市は、男性の人口が自然に減ってきています。このまま、男性主体のお店にしていていいのだろうか?

2011年から、私がセミナーで語っていることです!!

そんな岐路に立たされているお店が、今年はさらに増えるでしょう。

今年も、セミナーで語らせていただきます!

新型クラウン ピンク色は、その社会をすでに語っている、私にはそう見えました。

実を言いますと、ホームページ開設4年間、変わらぬ色を通していました。

制作会社さんが、指定してきた色をそのまま使ってました。色を変えると言っても、あの当時は、全体を変えなければならなくて、面倒でした。

ふと、この休みの間に、ホームページの管理画面などをさわっていると、細かなサイドメニューや見出しの色も変えられるというのに、初めて気づきました。

 

ずっと、たいへんな時代だったから、そんなことに気づくこともなく・・・。

実に4年ぶりに、フルモデルチェンジではなく、マイナーチェンジ。

*内容を大幅に変更したのは、1回。(2012年5月)

この4年に、意外なことがありました。当社のタイトルは

「色彩の心理的効果で集客をあげる」

多くの士業やコンサルタントの方が、この色を真似するとお客さんがやってくると思ったのでしょう。

おとといまでのホームページは、サイドメニューや見出しが赤なのですが、画面表示にはピンク色に見えました。

このピンク色を真似る方が多くて・・・

一時、こちらの東京のホームページ制作会社が、注意をされたほどです。

*ピンク色にしたため、お客さまからの反応が悪いと、言っていたそうですよ。男性社会のビジネスにピンク色は、いかがわしく映ってしまいますよね。当たり前のこと!

 

もう、ずっとこのコラムを読んでいる方はご存知ではあると思いますが、他の会社のを真似ても、うまくいきませんよ。

 

私、当社の色も他の企業さまが真似をしないような難しい色あいになるべくしています。名刺の色も赤茶です。

今回のホームページの色も、ヘッダーの赤はそのままに、サイドメニューや見出しと外枠背景を変えました。

少し、男性にもウケるような感じの「かっこよさ」を入れてみました。

これまでのホームページは、私という人物を知っていたからこそ、ピンク色にも見えたので良かったのですが、これからは全国。

いろんな方が見ても、そうかと思われる色や内容にしたいですね。

これからも。

明けまして、おめでとうございます。

今年、2013年もどうぞよろしくお願いします。

こちらのホームページに変えてから、はや4年がたちました。その間、いろいろと私、そして会社も様変わりしました。

本当にありがとうございます。

 

さて、私はあまりこのコラムでは色のことを説明しておりません。

それは、「この色を塗れば、何か起こる」

と安易に受け止めている方も、日本人は多いからでした。

私たちはどうしても、風水の影響を受けています。

「西の方向に黄色を置くと、金運にいいでしょう」

風水を信仰している方には、申し訳ないですが、実験してみるとそんなことはなかった・・・と思います。

現実をいえば、色は方角に影響されていないのですよね。

*ただ、世の中は、信仰されている方もいらっしゃいますので、あえて強調はしません。

 

しかし、世の中、色を変えると会社の売上や利益がケタ違いにアップした話も聞きます。私のお客さまやセミナーを受講した方も恩恵を受けております。

 

では、その成果をあげた方達は色とどう向き合ったのでしょうか?ここに差があります!!

 

色とつきあいが下手というか、いまいち効果を出し切れない企業や経営者に多いのが上記の風水的な考え・・・。色に何か不思議な力が宿っていて、それを駆使すれば成功すると思っております。

 

違うね。根本的に。

 

色が何か魔力を持っているか?というと、そうではないのです。

 

私たちは、いろいろと憶測をしたり、考えたりする動物です。ワビ、サビ、情緒も豊かなので、木々の色あいから、心のさまを表現したりすることもできるでしょう。

そういった過去の先祖の経験や自分自身の実際の体験から、

私たちが、色を見て、アレコレと想像したり考えたりする・・・。ま、勝手にイメージしたりしているわけです。

すごい方になると、音やメロディを聞くだけで、色あいはこうだと表現する方もいます。

また、私たちが子供の頃は、言葉というコミュニケーションツールや自分を表現することがままならいない時期だと思います。そんなときに、言葉の代替として、色を自己表現にも使っていたわけです。

成長するにつれ、私たちは色というツールから、言語や言葉に置き換えていくようになります。

 

ですから、私たち大人が、今現在、色を見て、何か思ったり感じたりするのは、当然のことでもありますね。

けっして、色に不思議な力が宿っていると思わないでください。

見ている私たちが、色を勝手にイメージしたりしていることですから。

 

また、セミナー終了後に、男性経営者がやって来ると、

「先生、この色を使うとダメって言ったでしょ?うち、この色なんですが・・・」

男性は極端なんですよね。

色にはプラスとマイナスの効果がある、と以前、説明していたのですが、マイナスのほんの事例を説明すると、

「この色はダメ」

と完全に受けとめてしまうのが、男性に多いですね。

 

状況によって、色は変わります。全ての色にマイナスの効果があります!!

 

人と同じでしょう。

Aさんがいます。彼はおとなしい性格で内気です。

すると、他人によってこんな評価があるでしょう。

「女性の前では、本当に静かであまり話をしないのだな。あれでは、モテないな」

また、ある人にとっては

「ふだん、おとなしいので、暗い性格だとばかり思っていたが、いざ、人前に立った時、どうどうと語っていたので、驚いたよ」

あなたは、Aさんをダメな奴と決めつけるでしょうか?

人間だもん、こういう時、よくて、こんな時はマイナスにとられてしまうことだってある、と思うに違いありません。

 

色も、同じ考え方です。

ダメな奴と全否定するのではなく、こういう状況で、良くて、マイナスイメージだけど、意外にもこういう時にウケる・・・と

状況によって、考えてみられるのが、ビジネスにおいての「色」とのつきあい方です。

「色」を変えて成功されている企業さまは、そんな状況と色とのかかわり合いを少し頭をひねられています。

ぜひ、今年は、ほんの少し考えてみてはどうでしょうか?

思わず、飛躍することも、あながち嘘ではありませんね。

今年2012年も、もう終わろうとしています。

このホームページの「コラム、日記」を読んでくださっている方、ありがとうございました。

自社のホームページで、こういったコラムは、「アメーバブログ」ほど、ほとんど読まれることもなく・・・。

正直、私というなりを知っている方が、参考までに読まれるということが多いでしょう。

ふつうなら、このコラムで必死になるよりも、ヒットが出やすい別のブログを利用しますが、私はこのコラムのページにこだわり書いています。

来年も引き続き書いていきますので、ぜひご覧ください。

2012年、若い女性から一番多かったご意見があります。

「いろいろとチャンスに恵まれて、うらやましいです」

チャンスの秘けつを教えてほしいものが多かったですね。

必ず、成功法というものがなく・・・。

混沌とした道やこころの深淵を彷徨い歩く、それも延々と・・・。

これが、「正解」というものがないので、本当に認められるまで、ひたすら歩き続けなければなりません。いえ、自分が納得するまで、といったほうがいいでしょう。

それも、自分の「信念」を持って・・・。

そうやって、前を進んでいくと、それなりに声をかけられます。

「うちでも、やってくれない?」

みたいな感じです。そうやって、チャンスをいただきながら、また前に進むわけです。

ときには、歩いていると、

「そんなの理解できない」

と、石をぶつけられたり

「目的もないのに歩いていやがる」

と、罵声も浴びせられるでしょう。

でも、自分の「信念」を持っているのなら、歩き続ける必要があるでしょう。

行く手を阻むようなこともあると思います。嵐に巻き込まれたりして・・・。

歩けるでしょうか?

チャンスは歩いているから、

「それなら、やってみてよ」

と渡されるものであって、嵐に巻き込まれたから退散したり、歩いても意味ないやとやめている人には、何も起こらないのですよね。

また、ちょっとやったくらいで何の反応もないからってあきらめるのも、愚の骨頂。

100回で、1度あるかどうかと思わないと何も起こりません。

今年、いろんなエリアでいろんな人々とコミュニケーションをして、私なりにお答えしたこと

「それでも、やり続けること」

来年、2013年も、歩み続けるでしょう。

そして、来年もどうぞよろしくお願いします。

                         株式会社ローズ・ウェッジ

                         代表取締役 うえた さより

選挙が終わりましたね。

蓋を開けると、自民党が圧勝。

「原発反対!」「消費税をあげない」「憲法改正」・・・

なんて、いろんな党が掲げていましたが、これって、疲弊しきった地方の経済効果をあげることにつながるのでしょうかね〜?

おそらく、変わらぬ生活、もしくはより一層厳しい生活になるかもしれません。

地方の地域が活性するには、もう地方が独自でアイデアや意識を変えて行動していかなければなりません。皆さん一人一人が考え方を変え、努力です。

 

先日の出雲市主催のセミナーがそうでした。(市町村レベルで努力されているところもあるんです)

観光推進事業によるものですが、観光客を問わず、一般企業の「集客」お客さま集めをどうするか、のセミナーでした。

 

狙いは、地域の方がこれまでとは違った視点で立ってもらい、「自分たちでどのようにするか」を考えてもらうというシリーズもの。当社の場合は、「色」や「色彩心理」「視覚情報」という視点にたってもらうようになります。

 

これは、終了したときの受講生の反応で、成功したかどうかが、わかります。それぞれが、お互いに声をかけあって、

「こうやればいいんじゃないか」

「○○さんところ、こんなの扱っているんですね」

など、声を掛け合うというシーンを私は目撃しています。

 

『成功した』

と自分の心の声が叫ぶ瞬間です。

セミナー終了後も

「たいへん刺激になり、明日から頑張ろうって気になりました」

「違った視点に気づくということは、ふだん、僕たちが気づかなかったことです。このセミナーで考え方が変わり、こんなやり方もあるのかと認識させられたしだいです。」

と喜びの声をいただいています。

 

あなたの住んでいる町の地域活性にいかがですか?自分たちで自分たちの住んでいる町を守るんだ、そんな方達にアドバイスさせていただきます。

 

セミナーは、単発よりもシリーズの3回がオススメ。

 

来年のセミナーに加えてみてはどうでしょうか?

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