同じ本を読んでも、ドカリと売上が変わったり、変わらなかったり・・・
同じように日報を付けても、売上に差がついたり・・・
これは、ある会社の部長クラスの方が言っていた言葉。
「先生、同じ従業員といえども、同じように教育しても、差がひらきますね。どうすればいいでしょうか。表面的なことはできても、なんていうんでしょうか。カンやビジネスのセンスっていうところで差がひらくのでしょうね」
それぞれのお店の店長さんの采配にまかせている会社もあるでしょう。
先日のコラムで私は
できる社長さんは、「お客さまがどう思い、どう考え、どう行動したか」を見ていると書きました。
まさに、これでしょうね。
できている店長、売上を出している店長さんというのは、お客さまの心理的な動きから表面的な動きまで細かく見ているわけです。
少し説明しましょう。
売り出したい商品があります。POPの言葉や色も考えて商品とともに設置。
いざ、開店して販売。
そうして、ごくふつうの方は、「○○商品、○点売れました。」
ちょっと、目を付けた方は「こんなお客さまが買っていきました」とターゲットを補足。
そして、売上を出す店長さんというのは、
「お客さんが、POPを先に見て気づいたのか、商品のパッケージの色に気づいたのか、そして、どうして手にとったのか、次にどこへ足を向けたのか、その目線は何を見ているのか」
を少し離れたところからチェック、分析しているはずです。
さらに、お客さまの視点の反応ぶりから、もう少しPOPの字を大きくしようとか、色が目立っていないなあと
改良を加えていくのです。
会社に言われるがままではなく、お客さまの反応ぶりから察して改良している方が多いでしょう。
かつては、「お客さまの声」を待ってから、改良していましたが、そんなの待っていたら売上のチャンスを逃していくばかり。
1時間、2時間を様子見て、その日の夕方には、改良してみる・・・。
そうやって、売上を出していく・・・
色を塗ったから、お客さまが来るのではなく、
お客さまの反応を見ながら、「この色にしようか、いや、あの色に・・・」
と改良を加えている社長さんが、成功への切符を手にしているのを私は何度も見ました。
どうぞ、色との関わり合い、こうやって工夫されてみては?
くわしくは、セミナーをどうぞ。