渡辺麻友とは、「まゆゆ」の愛称で知られているAKB48のメンバーであります。彼女は、昨年の総選挙で2位をとり、次回のセンターと言われるAKBの中心メンバーです。
AKBにあまり興味がない私でも、清純な感じのする「まゆゆ」は昔のアイドルを彷彿させる女性でもあります。
でも、やはりプロ。垢抜けた顔や洗練された容姿、アニメの声優も完璧にこなせそうな綺麗な声。
芸能人になるべく、生まれたような人だなって私は思いました。
そんな「まゆゆ」のことをあげたのは、彼女のソロシングルのこと。
音楽業界がわからず、シロウト目で見ても、AKBのグループでは、日本レコード大賞をV2を達成し、2012年の売上枚数は650万枚以上にもかかわらず、メンバーのソロになると、さっぱり振るわない感じがします。
「まゆゆ」はアイドルの要素が十分にあり、歌も昔のアイドルよりも上手・・・。
ソロ2作目「ヒカルものたち」9万枚(発売当初)
曲を聞いてみたけれど、なかなかテンポのいい曲。
CDジャケットは、4、5パターンあり、「まゆゆ」の大ファンにとっては全て買いそろえ、売上枚数をあげる戦略だな?と思ってしまいますが、
「これは、損したな?」
と私は思ってしまったのです。
なんで、まゆゆのジャケット、青だけにしたのだ〜?
ターゲットを男性に絞り込んだか・・・。
とつい思ってしまいます。
この青の使い方は、つい人気ドラマの「相棒」の1シーンの色とよく似ているじゃないか〜。しかも、「相棒」の青のシーンは、水谷豊演じる杉下警部が犯人の心理や人の心理を深く分析し、説明したりするところ・・・。
ドラマでは、人の心理の闇に迫るものであって、この色のイメージがある青色の使い方をアイドルの「まゆゆ」にしてもいいのでしょうか?
男性ターゲットにしたくとも、「まゆゆ」ファンは、少しがっかりしたかもしれませんよ。
それを裏付ける出来事が昨年ありました。
AKBの総選挙が終わった時、センターの大島優子さんが、髪の一部を刈り上げにしてしまったのです。すると、大ブーイング。
あわてて、髪で刈り上げた部分を隠して歌うようになりました。
ほんの少し男っぽくしてみたかったのでしょうけど、AKBを見つめる私たちは、そういう女性の中に秘めている男性を見ていたいのではありません。
いつまでも、かわいい女性でいてほしいのです。
私たちが勝手にかわいい女性を偶像化しているわけです。
そして、今回の「まゆゆ」のCDジャケットの青色。「まゆゆ」の男らしさを見たいのではないのです。昔のアイドルをも思い起こさせる「かわいらしさ」を見たかったわけです。
青色ではなく、オールカラーだったら、もっと売上枚数が変わっていたかもしれません。いや、オールカラーにすべきでした。昔のアイドルのように顔のアップがよかったかもしれません。
曲はよかったけど、青色を見てやめた私です。