デザインと色、お客さんはデザインを見るでしょ?・・・は本当?

「最初にデザインを見るかと思いました。色なんですね」

とおっしゃったのは、某商工会議所の経営指導員の方。
 

「ええ=っ」

知らなかったの?

セミナー終了後に、こんな感想を語られたので、おそらく受講者も同様に思っていることだと思い、私としては基礎中の基礎なので、

「こんなのでいいのかな?」

と思いつつ書かせていただきます。

 

これは、セミナーの中の「ビジネスにおいて、色がなぜ重要なのか」を科学的に説明している一コマです。

ほとんど、さわりみたいなものですが。

私たちがモノを認識する知覚の順番を説明しています。

その順番で、私たちは「色」を先に見てしまうということを私は話しています。

上のケーキの写真を見るとわかるのですが、

「黄色」のものに気づいたはず。

「次に三角形だ」

でも、ほとんど瞬時なのでわからなかったかもしれません。

*これは、わかりやすい形だったから。

 

「色」を先に見てしまうのは、発育の順番に関わりがあります。*セミナーでは語っていませんが。

子供の頃は、自分の気持ちや感情を伝えるとき、「ことば」ではできなかったはずです。「色」で表現していませんでしたか?

「ことば」は大きくなってからです。言葉を使用するようになって、私たちは色というこの原始的な情報伝達の方法を切ってしまったわけです。

しかし、モノを認識するときは、そのプロセスを守っているわけです。

 

以前、セミナーの終了後に、

「有名なマーケッターの方が、『私たちは文字を重視している』と言ってましたが、うえた先生のと違いますが、これはいったいどう判断すればいいのでしょう」

「ズバリ、色です。文字よりも色が先に認識されます」

これは、どういう状況を指しているかと言いますと、

例えば、広告のチラシを見ると、瞬時に何を認識するか、です。

私たちは全体の基調色を見てしまいます。それから、大見出しを見ます。

 

これは、もうおわかりですね。上の成長段階の流れと同じことです。

もしも、私たちが先にデザインや文字を認識しているようでしたら、たぶん、私「色彩の心理的効果で集客をあげる」ということを主張していませんよ。

色だとわかったから、主張しているわけです。

「集客」に「色」っておかしくないですか?〜質問特集〜

日頃から、皆様から質問、ご意見をいただいております。それらに、お答えいたします。
 

Q「うえたさんはなぜ、この仕事に?こんな仕事があるのを知っていたのですか?」
 

初めて、お会いする(仕事上の面談をする)人には必ず言われるのですが、

どちらかと言えば、いつのまにかこのスタイルになってしまった・・・という感じですね。

妙な考え方や枠にこだわらず、「考え」を打ち出したいと思ったので、たいへんでしたね。ともかく事例を集めるのがたいへんでした。

「カラー」の業界、「マーケティング」の業界はありますが、両方を兼ね備えた人はいないのです。これからの時代は両方、必要だと思い、この仕事に。

何度か「集客」だけにしようと思いましたが、お客さまが「なんとなく買おうか」という衝動にさせるのは「色」なんです。そのウェイトは大きいですね。そのあとで、私たち消費者は冷静に「いいかな。どうしようかな」とアレコレ理性が働きますけど。まずは、衝動にさせる感性。それが「色」。みなさんにわかるように伝えています。

 

Q「(新しい分野を開拓したので)苦労は多かったと思いますが、一番きつかったのは?」

一番きつかったのは、ごくごく最近の全国に向けての全国展開でしょう。他の経営者もそう思いますよ。地方都市の地元で成り得たので全国へ・・・は多いと思いますが、知っている人がいるといないは大違いっていうことに気づかされます。

ほとんど、自分の実力勝負ですからね。地元で口コミで仕事依頼があったのとは全然違います。

私は、創業期も何もないところからのスタートでした。だから、慣れているとはいえ、また振り出しに戻されたようなかっこうでしたよ。

全国展開をしている時、こんなことを言われましたね。

「集客に色っておかしくないですか?」

「ふつうにマーケティングやれよ。色なんかつけるとややこしいわ」

などと批判の嵐。

これは2011年の頃に言われまして・・・

ズバリ言うと、この方達は現実に現場でモノを売ったことがない、お客さまの目を見ていないのですよ。

2012年から、消費者のマインドが変わりましたから、上記みたいなことは言えなくなっているはずです。

今の時代、ふつうにマーケティングやっていて、はい、売れましたっていう企業なんて存在しませんよ。何らか、マーケティングに心理や色彩心理などを組み合わせています

 

Q「全国展開で、自分の考えが正しかった・・・と実感することはありましたか?」

もう、iPhoneを売っているので言えますが、最大手の某会社からの依頼ですね。

集客と色、お客さまが色を見てどう思うのか?細かく訊いてこられましたね。私、いろんな会社を見てきているのでわかるのですが、打ち合わせをさせていただいているときから「この会社、伸びるなあ〜」って無意識に思いましたね。

単なるカラーコーディネイトや風水として、捉えていない、「いかに、お客さまに売り込むか、その時に色はどのような効果をもたらすか」この視点に立っている日本の企業がいるんだ!って関心しました。

あきらめずに、やってきて良かったと思いましたね。

おそらく、カラーバリエーションを上手に売り込まれると思いますよ!
 

今、大手企業さまがセミナー講演で、このタイトル

「お客さまがどっと増える!劇的に変わる集客のアプローチ」〜できる会社の色を使った集客のルール〜

に関心を持たれていますね。カラーコーディネイトやセンスの話ではなく、お客さまの心理はどうなのか?という話ですので、金融の大手保険会社さまも検討されています。

Q「(上記の)うえたさんのセミナーや講演で私たちは、どんな得をするのでしょうか?」

セミナーを受講された方は、「すごい。色ってこんなのだ〜」と視点が変わることをおっしゃってくれますね。あたりまえに思えた色が実は、私たちの日常生活に影響を与えていることがわかり驚くそうです。

 

いろいろと受講者が受け止めてくだされば私としてはありがたいですね。

私とすれば、ただ単にマーケティングの「集客」だけでは、集客の精度が悪いので「色彩心理」という分野を付けて、より一層「集客」を高める話をしているというもの。

少ない予算でどうすれば多くの人を集めることができるか、少ない労力でいかに利益を上げられるかを見てほしいですね。

有名なマーケッターの方が「心理」感性を巧みに利用して売上をあげるのが一時、流行りましたが、私はその方の「色彩心理」版ということですね。

例えば、建設関係の住宅販売で、いくら心理といっても、「文字」ばかりだと納得してくれませんね。実際の商品である建物や販促の「色」だと、お客さまを「あっ」と言わせるという注目、訴求力が大きいといえます。

それから、女性のお客さまを増やすには絶対に「色」はずせません。

意外だと思われるかもしれませんが、「色」からお客さまの心理を学ぶわけなんです。そうすると、感受性が強くなるのか、男性の受講生のなかにはビジネスでいう洞察力や察知力を身につけている方もいますよ。

「なんとなく、このお店変だ」と気づき、お客さまが来ない分析ができる方もいますね。また「お客さまが何が好きなのか」がよくわかりお客さまとの接客に活かしている方もいます。

 

Q「これから、どんな会社や業界がうえたさんのアイデアや考えが必要だと思いますか?」

私のところへセミナーやコンサル等のご依頼をくださる会社は、競合他社がひしめく激戦レベルの企業さまが多いですね。

あと、上記の企業のような・・・超大手ですが、おそらく、男性のコンサルタントの目ではなく女性目線、視点で、これまでの枠や固定観念にとらわれない発想をすることを望む企業・・・

中小企業でも、そうですね。私の親戚の会社のように、零細企業から立ち上げ、大手さんと勝負するような業界。

全国展開を目指している企業もそうです。

最近は、高いレベルでの差別化、いえほとんど微差なんですけど、そんな勝負をされている企業が多いですよね。

これから、必要とされますよ。

集客の失敗が「色」だと気づかない男性、気づいても教えない女性

「ははは。単純なミスして、バ〜カ」

「そんなことにも気づかないなんて・・・。だから、女にもモテないのよ」
 

今や女性も「半沢直樹」ですからね。

思っていても、口にだすことはないでしょうが、男性がビジネスでコケているのを薄ら笑いしていることが多いでしょう。

 

「お客さまが来ない」「客が減って・・・」

ということで呼ばれたり相談を受けると、だいたい「色」も失敗していることがほとんどですね。(非常に残念ですが・・・)

それは、どうしてかといいますと

「全体のバランスがとれていない」

ことが多いわけです。そう、お店などの特徴やそのイメージや商品のメニュー、価格などが全てバラバラ・・・

だから、全ての色がバラバラで雑然としたお店に仕上がっているのです。

 

何度もいいますが、しっかりとしたコンセプトがないからです。

だから、何か考えるたびに、商品だけを見て考えたり、看板を作るにしても、その看板だけしか見ていない・・・

「看板屋さんは、お客さまが来るように考えてくれるんじゃないの?」

たしかに、考えてくれますが、通りからよく見えるとか、女性向けのデザインとか・・・です。

お店全体のコンセプトをわざわざ考えませんよ。

むしろ、コンセプトを考えなきゃいけないのは、経営者ですからね。

 

また、男性は女性ほど、色の微妙なニュアンスを感じ取って表現することが苦手なのです。

実際に、色の仕分けの実験をあるテレビ番組でしていたのを観たことがありますが、男性は全員できなかったですね。女性は全員OK。

男性にとって、色には関心がなく、女性は色に関心があるというわけです。

だから、男性にとって「お客さまが来ない原因が色にもある」とは気づきにくいものです。

(稀に自分の運営の仕方ではなく、色のせいにする輩もおりますが、根拠があって「色」が原因と突き止めている方は皆無です)

*注意:コンセプトから、「色」を決めることは、一般女性でも非常に難しいことです。私「うえた さより」にお任せください。「うえた さより」式の方法です。

 

ところで、女性が気づいても教えてくれないっていうのはどういうことですか?

 

昔はお節介な面倒見のいいオバさん、いたでしょ?

おそらくこういう方は、売れないご近所のお店があれば、あれこれと女性のお客さまが来るようにアドバイスしたはずです。

「あんた、看板やお店の外観と料理が合ってないよ」

「この色はおかしい。こっちの色にしないと」

「お店はきれいにしないと。埃たまっている」

 

そんなお節介なおばさん的存在の女性は消えつつあるんです。

地方都市でも消えていますね。

「他人のことにアレコレと干渉しない」

女性は特に危機意識が強いので、男性が失敗したことに対しても、強い発言をしないと思います。後で、ストーカーまがいのことをされてはいけないし・・・変に恨まれてもいけない

私も、「教えてください」とクライアントさまから言われるまでは、言わないことにしています。

 

有益なアドバイスをしたと私が思っても、受け取る側がそう受け止めないということも、この世の中ありますからね。

今さらですが、「色」ってなぜ「集客」にいいの?

「色って、どうでもいいと思ったよ」

と数年前まではよく言われることが多かったですね。ここ最近は言われなくなりました。

数年前までは、何をやっても売れていたからです。

お客さまのニーズにうまく対応しておけば、合致して売れていたわけです。

 

しかし、今はお財布の紐を締めていることが多い・・・。

自分の感覚に合うものなら、買おうかな?という消費者が増えてきました。

 

私が思うには、昨年(2012年)から、消費者のマインドが変わったと思いますよ。

つまり、以前なら、性能や機能を重視して買っていた方が、「それは当たり前にある価値観」として前提にたちながら、カラーデザインが自分の感覚に合うかどうかを見極めている消費者が多いというわけです。

また、あなたが「色はね・・・」って取り組まなくても、他の会社が色を重視して消費者に合わせて努力していきます。商品や販促物に力を入れるわけです。うかうかしていられませんよね。

 

経営者によっては

「消費者が選ぶ時代に突入した」

と言っています。

 

さて、本題ですが、色が集客に役立つメリット。話せば長いですが・・・(私の著書にも書いてある・・・)

大きいのは、上記の消費者のマインドを絡めて答えると、

「Attention 注目」

です!

「おや?」とか「わ〜」とか言わせている・・・と答えればいいでしょうか。

お客さまに消費者にこんな感動を抱かせないと、まず買ってくれません。

 

私のこれまでの経験で、ブライダル会社の経営者がこんなことを教えてくれました。

ブライダルの業界は、時々ブライダルフェアをします。披露宴会場を見せてくれるのですが

この経営者はこういいます。

「若いカップルが、見学をして一目見て気に入ってくれ、成約におとすくらいでないといけない。というのも、もう2度とやってこないから。若い方は『これは自分たちにフィットする、合う合わない』をもう瞬時に見極めているんです。」

 

厳しい業界ですよね。

そうなると、若いカップルが一目見て気に入るような仕掛けを作らないといけないわけです。「色」に注目せざるを得ません。

他にも、建設業の住宅販売も同じことがいえます。

展示場などを見学してもらって

「あ〜」

と言わせないとお客さまが他の会社に行ってしまうというのは、私の著書とセミナーでも取り上げていますよね。

一瞬にして、お客さま、消費者に訴えかけていくことができるもの、それが「色」なのです。

「集客」の失敗No.1は、お隣さんとの色かぶりです!

世の中、自分の会社が中心で回っていると考えているのは、あなただけでないかもしれませんよ。

「お客さまが来ないのです」

と言われ現場に急行してみると、一目見て

「あ〜わかりました・・・」

というのはけっこう多いのです。
 

それは、ズバリ

「お隣さんの看板や店舗の色と被ってしまって、よくわからないようになっている」

うっかりすると、お隣さんのお店の延長状態に見えていることも多く、

「あ、ちゃ〜」

これは、店舗の計画中に、机上で話し合われ、あまり周辺を観察していないというのがありありと出ています。

そして、自分たちのお店だけしか、考えていないといのうもわかります。

少々、自己中心的ですね。

男性経営者を前にセミナーをしているとき、

「自分のことだけしか考えていないのです」

というとクスクス笑っていることが多いでしょう。

 

では、なぜ「お客さまが入店してくれないのでしょうか?」

それは、地方都市の方ならわかるのですが、基本クルマ社会ですよね。

そうなると、時速40キロで見つけるには、非常にわかりにくく、お店を越えてしまうことが多いでしょう。

日本人の多くは一般の道で行き過ぎると、バックしようとは思わないものです。

たいていが

「ま、今回はいいか。別のところにしよう」

とそのお店に寄ってくれなくなります。

 

つまり、そのお店は似たような色のせいで距離感をつかむことができず・・・お客さまの入りづらいお店を自然に作っていることになります。

*経営者のみなさんは、意外にも現場で私が説明するまでわからないのですよ。

 

それから、お店が乱立していて一般道に看板が幾つもあるのを見たことあるでしょう。

これも、上記と同様なことになってしまいます。

また、このようなことは名の知れた大手企業さんの店舗でも同様なのです。お隣さんと色が被ればお客さまが入りにくく、結果として他店に比べお客さまがあまり入店してくれないこともあります。

クルマが止まりづらいので、入店してくれなくなります。結果として、「お客さまが来ない現象」を自ら生み出していることになってしまいます。

真似をする会社のほとんどが「集客」に失敗している

ちまたでは、iPhoneのニュースが話題になっていますね。

iPhoneの戦略はカラーバリエーションになっていますが、これは、これからの日本企業の指針にもなるでしょうね。

といって、あなたは、アップル社のカラーバリエーションをそのまま真似をしないですよね?
 

「海外の会社だもん。訴えられたらたいへん」

「この色はほとんど全世界に周知されたようなもの。真似ていたら恥ずかしいよ。」
 

そう、たぶん真似ることはないと思います。

今こそ、現れませんが、かつては私のところへやってくると何か「色」のヒントになると思っていた経営者もいました。

そんな経営者は会う前から何が目的なのかよくわかるので、「色」のものはいっさい置かないようにして面談したこともありました。

 

何度も言いますが、風水ではありませんので、この色を塗ったらお客さまが増えるということはありません。

私の経験上、ジンクスではないですが、成功している会社の「色」を真似ても、「集客」は成功していませんね。

 

私の著書の中にもある話ですが、ある講演会のチラシを作成することになり

その講師の方が10年前に300人くらいの集まりだったのが、みごと800人集めた話があります。

それを機に多くの経営者や企業が真似をしたり、別の講演にも真似ていたことがありました・・・

なんと全ての会社や講演が「集客」に失敗。

 

答えは、コンセプトや考え方、色の導き方のアプローチを引き出しながら、全体のバランスをとることができていないからです。

これらは、相当難しいので、私を呼ばないとなかなかできないと思いますよ。また、単なるコーディネイトではないな、と思うでしょ?

*「うえた さより」式の「集客」のルールに色のことを交えて指導しています。

 

先日、ある病院や指導させていただいた福祉施設の院長先生と経営者に写真掲載をしてもいいか、訊いてみたのですが、お二人ともOKでした。

それは、根底に

「表面だけ真似ても、所詮、一時だけ。長くは続かないし、失敗するに決まっている」

他の会社が真似ても、それは上っ面。神髄まで盗めやしない・・・王者は動じぬっていう威厳がありました。

カラーコーディネイトをしていないのですか?

よく「色だけ診てくれませんか?」

と言われますが、ちょっとできないのです。

 

私はカラーコーディネーターでもなく、風水を専門にしているのではないのです。
 

「集客」を診ています。
 

考えてみれば、自然だと思うのですが、

色だけでお客さまが来るようにするのは、なかなか至難の技ですよ。

さまざまな要因があって、

「お客さまが来ない」現象が起きているわけですから。

 

販促物などから「集客」がどう流れるのかをコンサルもしていますが、これは「色」だけではないっていうのをおわかりですよね?

*「うえた さより」流の「集客」の仕方の中で、色のことを説明しております。

 

「じゃあ、なぜ色のことを言及したの?」

と不思議に思いますよね。タイトルが「色彩の心理的効果で集客をあげる」

になっているし・・・。

どう考えたって、色がメインとしているような・・・。

 

「集客」のコンサルしている人は大勢いるでしょ?

男性のコンサルがほとんどですけど・・・。

 

でも、「色」に注目している人はいないのです。私くらい。

「集客」していて、「色」ははずせなかったですね。

色の影響って大きいのだと思ったのです。

 

ところが、そんな視覚的な効果に目をやらない男性経営者が多く・・・。

 

正直、損をしているなって私は思ったのです。

 

私の親戚の会社も、人が考えつかない「色」に注目して、あっというまに高級物件を売ったくらいですからね。それも、無名の立ち上げたばかりの会社が・・・。

 

男性は、ビジネス、「集客」を理詰めの展開だけだと思っている方がほとんど・・・。

難しく考えがちですよね。「集客」するにしても・・・。

買う側に立ってみてください。そんなに難しく考えていないでしょ?

むしろ、

「なんとなく、いいと思ったから・・・」

がきっかけで買っていることが多いですよ。

だから、大事だって気づいてもらうためにも、「色」を出して特徴をつけています。

 

これからは企業間の差別化が難しく、企業の商品も高いレベルでの「微差」になっています。

ぜひ、お客さまの心理に与える「色」はダイレクトに訴求力があるということも学び、ビジネスに活用していただきたいと願っています。

自主開催のセミナーはしていないのですか?

暑い日々が一段落いたしました。

よく、言われるのが「どこで、セミナーをしていますか?」

実は、私をよく知った方は分かるのですが、自主開催セミナーは致しておりません。(ごめんなさい)
 

当社では、今、企業さま向けのコンサルと併用したセミナー(アドバイスを兼ねた)をしております。
 

自主開催セミナー、確かに、儲けを考えるとしなければいけないことなのですが、実際、蓋を開けてみると主婦やOLさんが、「色のこと、知りたい」というニュアンスで参加されることが多いのです。

本来は、「集客セミナー」

「お客さまが来ないので、どうにかしたい」

「売上をあげるにはどうすればいい」

というふうに、経営に関することであります。

ひらたく言いますと、

「企業での色彩心理を活かした効果的な集客術」

がまさに、私の得意分野でありますし、人気のセミナー、講演です。

 

もしも、ご興味があるようでしたら、

地元の経済団体などにお願いしてくださいね。すんなり通るということはありませんが。

その会員さまにお願いすると、比較的通るかもしれませんね。

◎また、企画担当者さまに

カラーコーディネイトやセンスを問うセミナーではありません。

今、ご依頼の企業さまなどは、売上げ激減ということで、新規顧客拡大で、販促物を見直したり、お客さまの流れなどを再確認することを予定しています。

「女性のお客さまを増やすにはどうすればいいか」

というお問い合わせやご依頼も入ってきております。こちらも得意としておりますので合わせてご相談ください。

ご相談方法は、

面談を致しまして、お悩みやご要望を聞いております。それからお見積りの際に、こちらから、「このようなスタイルにされたほうがいいですよ」というご提案もさせていただいています。

女性目線って何でしょうか?

「女性目線」とは何ですか?という質問はありませんが。
 

私への最近の依頼のキーワードに女性が使われております。

 

「女性の専門家、コンサルタント目線で、講演してください」

「女性目線で、アドバイスをお願いします」

「女性目線で、気づく点はありませんか?」
 

・・・と、気づけば、ほとんどが「女性目線」ですね。

以前は、私自身が「女性目線」ということ自体、このホームページのキーワードにあげていることも恥ずかしかったのは事実です。

 

何か、特別な「女性の色仕掛け」のニュアンスに捉えられるのではないか?と思われてしかたがなかったからです。

この「女性目線」というのは、女性の視点や観点で語ってください。と単純なことを指しているのではありません。

女性のちょっとした感覚や感性、女性ならではの発想を聞きたがっているように思われますが、私は自分自身の長い仕事の経験から、これは、

洞察力、察知力から、
 

数値や文字で表したもの以外を汲み取ってくれますか?

 

と聞かれているように思われます。実際、戦略会議などでは、分析や計画表だけでの世界・・・。

運営方針をあげていきますが、これは、物事が滞り無く進行していくための流れを書いているようなものです。

さて、中小企業の経営者の中には、

「うちは、若い女の子がいるんで、大丈夫」

と言われます。私に対価を支払うのが嫌なのでしょうか。そう言って追い払われたことが過去にありました。確かに若い女性の「女性目線」ではありますが、

難しいですよ。

ここで言う「女性目線」には、物理的に見ることを指すのではなく

これまでの人生経験をしたという経験値実際に売上をあげたり、お客さまを集めたというスキルを問われてきています。

若い女性社員に、深い洞察力と察知力、それから、経験ビジネススキルですね。

これらを秘めた方なら、数値や文字以外のことも汲み取るに違いありません。

 

「女性目線」はバカにできません。

言外の意味や真意を読みとり、時流に合わせた方法を考える

これは、今の「売れない」「お客さまが来ない」と言っている企業やお店に必要不可欠な視点なのであります。

企業が大きく伸びていくには、どうすればいいだろうか

8月に入りますと、4〜6月の決算が発表されます。

大手企業さんで売上が伸びた会社、一方で、減収減益の会社も見られます。

私も、セミナー・講演の関係上、これまで関わった会社の結果を見ています。いい結果でした。取引先さまの赤字を黒字に転換しているではありませんか・・・。うれしいですね。

 

さて、伸びた会社があるなかで、売上がおちた企業さまの違いというものを、私のこれまでの経験とカンからお話しますと、

男性の運営や戦略は立派である

どの会社もそうなのです。今期は「こうやろう、ああやろう」という方針をたてます。

それは、いいものです。

しかし、それをそのまま実行しても、消費者がのっからないのが今の日本の経済情勢。

今の時代、消費者の心理はかなり重要です。

方針や戦略の中には、お客さまの心理を汲み取るっていうことは入っていないのです。

こまかな微妙と思われるニュアンスを汲み取るなんて、戦略、戦術にも入っていないですよね。

 

私は、とても大事だと思いますよ。どの企業さまも。

私がセミナー・講演をして聞いてくださった企業さまは、まさに、ここに気づいたといえるでしょう。

私は、難しいので、それを「色」色彩心理を使って説明しています。

私に謝金を払うのが、もったいないと思うのか、何十億もの損失を出すのがよいのか、ぜひ、選択してみてほしいと思います。

商工会議所向けセミナー:うちは、カラーコーディネイトではありませんよ!

たしかに、昔は表現をどうすればいいのかわからず「カラーコーディネイト」というキーワードも入れておきました。

しかし、私は、クリエイティブなセンスなお仕事をしているのではなく、

「顧客心理」

を使っているマーケティングの集客を仕事としています。

 

顧客心理を説明しろって言われてもそうそう簡単にできるものではないし、前々から勉強していた「色彩心理」を代用してみてはどうだろうか?

と思って、「集客」に「色彩心理」をくみ合わせました。

 

これは、私のコンサルを受けた方ならわかるのですが、「色」を使う、つまり心理をついていくのであり得ないレベルの成果や結果を達成することができます。

だいたい、周囲が驚いています。

それで、時代をリードして全国展開をふつうにしている経営者はかなりたくさんいます。(私がこれまで関わっていた企業さまの経営者)

 

コンサルは高そうなので、セミナーは、どこでしているのですか?というあなたには。

 

商工会議所さまでは、すでにしております。非常に好評です。

それから、私は3回のシリーズでセミナーを開催していただければ非常にいいと思います。

単発のセミナーは、私の著書でいう1、2章あたりを説明するに留まってしまうからです。

それから、

・受けた方がコンサル料金を払わなくて指導やアドバイスを受けるようになっている

・地元の方々が指導の目線に立って考える

・地域の活性 地元の印刷会社、看板屋さん、ホームページ製作会社、建設会社さんなどはすぐにお仕事がいただけたりする

 

地域の経済効果やメリットがかなり大きいといえるでしょう。

 

実際、これは出雲市主催のセミナーで実現、達成しているんです!他に岡山北商工会もシリーズものでした。

みごとに成功した焼肉店もあり、周囲の方々を驚かせています。そして、さらに、商工会議所さまからセミナー検討の話もいただいています。

 

*お近くの商工会議所、経営指導員の方にセミナーをお願いしてみてください。(商工会議所に入っている会員さんを通じて・・・がいいと思います。たいていの開催は、会員さんからの要望です)

*商工会議所の経営指導員さま セミナーは3回がおすすめですが、1回からもできます。どうぞ、メールにてご連絡ください。

しなやかに「集客」の結果を出す

「この人に、1度まかせてみたら・・・」

と地元の経営者が他の経営者に勧めてくださって、私は多くの仕事に携わることができました。

男性の経営者です。

本来なら、男性は口コミにならないと言われるなか、口コミだけで成り得たといえるでしょうね。

*実は私は自主セミナーをしていない

でも、男性の口コミになるまでは、相当な努力と結果や成果を出さないかぎり認められないものです。

 

私が認められるきっかけとなったのは、まさにこのエピソードでしょう。

ある会合のちょっとした毎月のイベントで、会員さんの参加が悪く、困り果てていました。その会合の存続すら危ぶまれた・・・という状態でした。

その会合のトップに立つ人が

「集客のプロって言うなら、集めてみてよ」

当時、ネットのフェイスブックもなかった時代。メーリングリストといって会員さんへ送るメールとFAXだけの世界だったのです。

私が、その告知文を書いたわけですが、そこから驚くほど集まるわけです。

もちろん、イベントによっては集まりの悪い時がありましたが、そのときも、私が告知を2日前に書き、見事に集めることに成功・・・。

*これが、1年半ほど続いた・・・

負け知らずの会合へと変わったわけです。

周囲の経営者の感嘆の声があがるのも無理はないですよね。

「うちの広告、見てもらえない?」

仕事をいただきながら、さらに、その会合は自信をつけて優秀な会になったのも付け加えておきます。

 

先日、出雲市の方Hさんから、ご連絡がありました。

出雲市は2011年に同友会の経営者会員さまの主催でセミナーを。それから、2012年に出雲市が主催となってセミナーを開催してくださいました。

Hさんは私の上記の活躍や著書もあって、「ぜひとも、出雲にセミナーを」とご尽力くださったのでした。

 

Hさんの友人である地元の焼肉屋さんのAさんが受講されていたのですが、その方のアドバイスもさせていただき、5月に店舗外観と看板を新しく変えました。

驚くのはそこから、

Hさん曰く、お客さまが増え、メディアの取材が来て、さらに増えたとのこと。

「(店舗の外観と看板を変えただけで)中はほとんど変わっていない。見かけが大事というのをつくづくと思った次第です」

Hさんがポツリと最後に書かれていたのが印象に残ります。

「もっと、早くうえたさんにお会いできれば、よかったのに・・・」

 

ありがとうございます。

 

現実を言えば、地方都市って経済的に厳しいものです。焼肉屋さんのAさんだって、予算に限界があり全面リニューアルなんて、一気にできませんでした。*本当はしたかったですよ。

とりあえず、お客さまの流れを作り、少しずつ改善していく・・・

そんな方法をとらぜるを得ませんでした。

外観と看板からスタートですが、これは「きっかけ」・・・ここからお客さまを離さないようさらに努力も必要です。

 

ある経営者が私に言った言葉をいつも思い出します。

「男性の大声で口先ばかりのコンサルタントは多くて、結果もださない。うえたさんはそうなってはいけないよ。『静かでありながら、確実に成果を出す』そんな強さを持つんですよ。絶対に生き残るから」

女性のコンサルタント、大声は出しませんが、しなやかに確実に手中に収めていく・・・。

これからも、この調子だ、とまた思っています。

新感覚の著書と講演・セミナーです。

まずは、これまでの価値観じゃないことをあなたに伝えておかなければなりません。

よく言われるのです。

「思ったのと違う」

これまでの考えや知識なら、本にも講演にも取り上げられなかったでしょうね。メディアにも・・・

 

女性がイメージするコーディネイトのパターンを教えるようなセミナーでもありません。

*女性は、上記を期待してやって来られていることが多いでしょう。

違いますね。私のセミナーは。

 

色でも「心理」の部分、「色彩心理」を活用しています。

ある地方で、コラムを依頼された時、この「色彩心理」をマーケティングに合わせて・・・と

書いていたら、記者さんから

「当地では、おそらく『色彩心理』の人の心理を活用する、その段階から皆無だと思いますので、マーケティングの部分はなるべく省き、色を解説しながらビジネスでどう活かしたかを書いてくれませんか?」

とアドバイスを受けたことがありました。

 

だから、私の著書やセミナー・講演に触れる方は、

新しい感覚に触れる

と思いながら、まず受けてみてください。

 

最近、セミナーを2、3度受講してくださる方がいます。

聞けば、毎回、勉強になるとのこと。

私も、セミナーや講演の冒頭で必ず受講の仕方を説明しています。

そうでなければ、ただの色の知識を知りおもしろかった・・・

くらいにしかなりませんからね。それだけでは、売上は上がりませんし、色を塗り替えても「まぐれ」でうまくいきますが、お客さまを集めるという神髄には達していませんからね。

 

・まずは、自社やお店などの現場でおとしてみてください。

「うちでは、どうなのかな?」

と考えてみる

・もしも、余裕があるなら、

「お客さまが色を見て、どう感じ、どう思い、どう動くのか」

これを考えてみてください。

 

さまざまな業種の事例がどんどん出てきます。

その方々のアイデアが、「そう考えるか」と思わせられるのでしょうね。こんな感想をいただくまでになっています。

 

・全ての話が刺激的でした。

・全ての話が頭にビンビンときて、ツボをついてくださいました。

 

私も、皆さんの脳に刺激を与えるよう講演やセミナーのスタイルに工夫をしています。みなさんが現場で閃いたり、活かせるような内容にしております。

 

ともかく、聞いたことのない講演です。まずは1度聞いてみてください。

と、その前に予習されるとより一層いいかもしれません。

私の著書を読んでから、ブラッシュアップされてみてください。

私の著書は、こちらから

会社は「強み」を失うと迷走してしまいます。

今日、ある会社の復活劇の話が載っていました。

その会社が一時期、低迷してしまったことの一つに「強みがわからなくなった」

とあります。

これは、大企業だけでなく、私のような個人会社にも同じくいえることでして、私は本を出版してから迷走してしまいました。

最近になって、ようやく調子が出てきた私ですが、

私の著書を出版したとき、

「色」に関することなので、女性の方が買っていかれます。書店のイベントでは、女性が大勢来られました。

でも、本来の私のお客さまの層ではなかったのです。

案の定、イベントでは、

「これ、私には難しいし関係のない本」

と言われる始末。

ビジネスに「色の心理」を取り入れてほしい

そう願って執筆したものですが、「色には無頓着です」とそう男性に言われてしまいます。

ある県にいけば、色を全く意識していないような文化圏だったり・・・

私の周囲だけ、だったのか・・・

「ビジネスに色の心理を取り入れると、お客さまが無意識に買っていくんだよね」

と言ってくれたのは・・・

また、色を塗れば、全て解決できると思われて、「風水」と勘違いされ、コーディネイトのお姉さんになっているではありませんか。

 

私は不毛な砂漠を歩いていかなければならないか・・・

 

ノイローゼに陥りそうになったことも、しばしば。

 

そんな絶不調の私を大きく変えたのは、ある地方の経済雑誌のコラム執筆。

書いたその当時は、あんまりというかほとんど無反応だったのですが、これが、その地域の方々にものすごく影響を与えたのですよね。連載を終了した後

「求む、コラム連載!」

とご意見を頂戴したり。

Facebookに色のことのおもしろいエピソードを書くと、あの当時からのファンという方だったり・・・

「あのコラム、愛読していましたよ。よかったですよ。」

また、最近は、経営者だけでなく、男性のサラリーマンの方が当社のFacebookページを愛読してくださるようになりました。

「まず、面白いですよ。色からの視点で、社会や経済を説明してるなんて」

「わかりやすいし、毎日なるほどって思います。うえたさんのは必読しています」

 

一時期は、私も集客に「色」色彩心理を加えているんです。というのが嫌になり、「集客」だけしていこうかと思いました。

こうなると、牙を抜かれた猛獣と同じで、他の男性コンサルタントとどう違うのか、男性コンサルタントに優位に勝てないのですよね。

風水やコーディネイトのお姉さんと間違えられないようにするには、やはり、わかってもらうまで、発信していくしかありませんね。

でも、「強み」がある会社は、復活できます。

当社も、チカラ強く邁進していきます。

よろしければ、下記より当社のFacebookページへ

http://www.facebook.com/rosewedg

「顧客心理を捉える」で大きな成果を出していく

以前、この「日記・コラム」のページでもご紹介したことがありますし、セミナーや講演でも時々、お目見えする「老人ホーム」の事例。

 

そのオーナー経営者の方が、最近、別の場所で新しい施設を造ったり、市内中心部に新事務所を構えたり、私生活では高級外車をご購入されたりと・・・

たいへんうれしく思います。そりゃあ、クライアントさまが自分と関わることにより転機となり発展していくのは、実績へとなっていきますからね。

もちろん、経営者やスタッフの方々のなみなみならぬ努力もありました。

 

私のところへ彼が依頼に来られたのは、2011年6月。

「施設にあまり、お金がかけられないので、うえたさん、なんとかできますか?少し高級に見せたり・・・あと、近くに自分と同じことをしている老人ホームがあるんですよ。経営者がお医者さんで、断然、あちらが有利じゃないですか・・・」

あんまり大きな声では言えませんが、余裕があって来られたのではありませんね。知り合いということもありましたので、快く引き受けました。

 

完成後、私は事情があって、見学へ行けませんでしたが。

昨年の中国電力の顧客向けのセミナーに、ある建設会社の幹部の方が来られていました。その方が、セミナー終了後に

「うえたさんが手がけた老人ホームを拝見しました。

僕、全く知らずに老人ホームの見学会へ行ったのです。見たとたん、こんな色づかいをするのか、と驚きました。オーナーさんにお訊きすると『うえたさんが手がけたのです』と言われびっくりしましたよ。うえたさんの著書を買って勉強していましたからね。

僕ら建設関係のものがひっくり返ってもかなわないなあと思うのが、うえたさんは『顧客心理を巧みに使いこなしている』というところですね。

もちろん、色もですが、色の色彩心理って顧客心理と通じますからね。

だから、成果を出していくのですね。すごい方ですよ。

お会いできて、うれしかったです。」

 

と、身に余るようなお褒めの言葉に、私の強みまで教えてくれました。

本当に感謝ですね。

そうビジネスでやはり大きな成果を出していくには、「色の科学」という経営者もいますが、色の科学性、科学的アプローチを踏まえながら、

「顧客心理を捉えて、成果を出していくこと」です。

 

老人ホームは、一気に成約率と稼働率をあげないとベテラン経営者でも疲弊してしまいます。

 

上記の老人ホームの経営者も、私と関わることにより

「顧客心理を捉えていく」

というコツを掴んだからです。どんといくようになったのは。

 

著書ももちろんのこと、講演でもしっかりそこをお教えしています。セミナーではシリーズもので特にその手順と実際の事例を見ながら実践していくスタイルをとっています。

ぜひ、こちらもご利用ください。

 

講演を受講したい方、地元の商工会議所や商工会、同友会、青年会議所など団体の事務局や経営指導員の方にぜひご相談の上、ご連絡くださいね。

企業単位でも、講演可能です。

集客には複数のツールや媒体が必要ですよね

今では、あたりまえですが、

お客さまを呼び込むには複数の媒体やツールを用いますよね。

以前は、チラシ1本の世界っていうのもありましたよ。

それほどネット社会が充実していなかった時代ですね。私はチラシ1本で「集客」を頼まれたことが多く、あの当時を思い出すと「よくやったなあ」って思います。

もちろん、企業さまには

「チラシだけでなく、ダイレクトメールやホームページのブログを更新したりしてくださいね」

と言いますが、ほとんどの方は

「忙しいから・・・」

という理由で私が仕掛けるチラシに頼っていましたね。

運よくお客さまが来てくれ、私は本当に助かったものです。

ネットの時代といいつつも、チラシだけで闘っている業種は多いでしょう。

小売り、店構えをしているところはそうでしょう。

 

私のようなコンサル業は、ネットでも通用しますが、実際に依頼となるとごくごく少数。

コラムを読んでもらい、興味を持って来てもらう。

お問い合わせも少ないですが、ただホームページの内容で起用されたりしなかったりはあると思いますね。

以前は、外部でのコラムからこちらのホームページに経由してもらったりしました。あまり効果はありませんでしたが・・・。

*いろいろと制限や規制があって自由に書けなかったのも、良くなかったような・・・

文章力問われますもんね。

コンサル系って。

それでも、ホームページやSNSは情報発信のツールとして必要ですよね。

これからは、Facebookの当社のページからコラムを載せております。こちらも合わせてご覧下さい。

★当社のFacebookページは

http://www.facebook.com/rosewedg

聞いてくださる方々の心に何か強いものを与えられるような講演になってきました!

私のセミナー、講演は人生系のもの、自分の歩んだ道や頑張ってきたことを伝え、励ますという内容のものではありません。残念ながら。

ビジネス系のノウハウになります。

ただ、最近、受講された方々のご感想に「えっ!?」と思うものがありました。

「どの話も刺激的で、明日から頑張ろうっていう気になりました」

「(私の)講演後、活発に意見が飛び交い、たいへん有意義な研修となりました」

というご感想をいただきました。

 

確かに、ノウハウを教えるので

「参考になりました。明日からやってみます」

というのは、これまであった感想です。

 

私の講演内容もけっして、「頑張りなさい。これをやりなさい」

は言わないのです。

「他の企業さまがこんな考えをしていますよ。」

と事例をあげていることが多いでしょう。

 

私の講演の大きな特徴は「笑わせる」ということでしょう。これは以前にもチラリと書いています。

消費者である私たちの意外な心理や盲点を説明しています。

漫才やコメディにもありますよね。

「あ〜そう思ってた」

「あるあるそんな話」

という流れは入れていますね。

でも、これを聞いたから、「明日から頑張ろう」っていう気になるのかな?って私、本人が思ってしまっています。

 

以前、フジコ・ヘミングさんの話を聞いたことがありますが、

長い間、海外で売れなかった時代があり、日本に帰国してきて売れたそうです。

その理由は、彼女が演奏すると聴いている私たちは心を揺さぶられ、思わず涙を流さずにはいられないような状況になるそうです。

「ただ、演奏した」

それだけでは、彼女がスポットライトを浴びるということもなかったでしょう。

心に響く・・・という別の付加価値があるからヒットしたのでしょう。

 

私の講演の感想も、意外でしたが、

受講された方々の心に響き、モチベーションをあげるまでになった・・・。

ただ、ノウハウを伝えるというだけでなく、

「頑張ろう」

という勢いまでみなさんに伝えられるようになった・・・

みなさんの心に響く・・・

は目指していましたが、まだまだ遠いかなとも思っていました。

頑張ってきて良かったと思います。

祝200回記念:ターゲットがわからない、自社の強みがさっぱりわからないなかの新規顧客の拡大に挑んだ日

当社のこちらのコラムも記念すべき200回目となりました。

これまでの私の事例のなかで、たいへんだったもの、そして、その事例を公開して評価が高かったものをご紹介します。かつて、読んだ方はごめんなさい。

あれは、今から5、6年前、リーマンショックの半年前でした。

知り合いの鉄工所さんからの依頼でした。鉄工所と言ってもいろいろとあります。こちらは建設業の受注が多く、店舗の什器や手すりなどをオーダーメイドで作成する会社でした。

問題はかなり山積み。

製造業というと、町の鉄工所さんは下請けになります。ですから、何を作っているのかさっぱりわからないものがあります。パーツを数量分作って、納品すればよいというものですから。

また、自社が他社に比べてどこに魅力があって、強みがあるのか、検討がつかないのですよね。知っているのは、元請けの企業さんのみ。

「この会社は、研磨が優れている」

「この会社は、一番精密」

・・・など。

また、これまでの受注は、元請けさんから自然に流れてきていますから、本当のクライアント、依頼者がさっぱりわかりませんでした。

さて、どうするか?

会社案内を作って、自社を発信していくことにしました。

当時は、今ほどFacebookなどSNSが発達していませんからね。

会社のロゴ、サインを赤にしませんか?と提案しました。

赤ってよく目立つ色ですし、少量でもインパクトがありますから。

すると、

「赤は、鉄が錆びるイメージがあるので、嫌なんだ」

と言います。そういえば、通りに面した会社の看板は青色です。

業界の枠を超えるということは非常に勇気がいることです。しかしながら、承諾していただきました。

また、製品の見本例は元請け会社の許可をいただいて完成品を撮影しました。

それから、全体の雰囲気を鉄工所のイメージをなくして、アートな雰囲気にしたかったので、製品を正面から真面目に撮影せずアングルを変えて撮ったものを載せました。

これが、功を奏しましたね。

実際は、バラまきにちかかった会社案内。ターゲットがさっぱりわかりませんからね。

「なんとなく鉄工所のイメージじゃなく、雰囲気があるんだよな。おもしろい感じもするし・・・言葉では言えないようなニュアンスを感じる」

異業種の経営者にご好評でした。

すると、みなさんその会社案内をとっておいてくれたようでした。ちょっとした話の話題のなかで、あの赤とアートな雰囲気のイメージを思い出されるのでしょう。

ある経営者が、大手企業さんにオススメしてくださったようです。その時、この会社案内を出されたようでした。それが決めてとなって、すぐに受注があったようです。

そして、異業種の新規顧客の拡大へとつながっていきました。

現在は、新しいお客さまからの情報で、自社の強みもしだいにわかってきたようです。ネットなどにその強みを打ち出して、依頼も受けているようです。

コラム200件で、お客さまが現れるジンクスは本当!?

そういえば、当社のこのコラムもあと1回で200件になります。

男性の経営者ならば、200件を毎日書いて、半年くらいで達成する方もいるでしょう。

私は、なんと途中で別のところでコラムも書いていたせいか、2008年12月から、気づけば4年以上かかっていました。

わ〜時間かかり過ぎ。

さて、この200件にこだわるのは意味があります。

まことしやか、うそか本当かよくわかりませんが、200件書くと、お客さまがポツポツと現れるというのを耳にします。

もちろん、日記風のものはダメですよ。

「今日、あれをしてこれをして・・・」

芸能人なら、いいものを私たちのようなごく普通の人の何かをした・・・というものにお客さまは興味を持ってくださりませんからね。

自分がしている仕事の内容のことをこれでもか、これでもかと書いていかなければなりません。

毎日、書いていると限界を感じます。100件で限界を感じるのではないでしょうか。

特にコンサルや士業の方はそうでしょう。

「何を書けばいいのか」

そう思っていると、だんだん日常の全てが自分の仕事の視点から考えていくようになります。

私なら、マーケティングや色彩心理、女子の買い物の心理など・・・

日々、たいへんですけど、つきつめていくうちに、

「私はこれのプロなのです」

私なら、マーケティング、「集客」、色彩心理の内容で、講演ができます!

という表示をしているようなもの。

そして証明されるのが、200件。これが目安なのでしょうね。

私もようやく200件。

ポツポツとでも、かまいません。お客さま、現れてくださ〜い。

私の講演は、かなりおもしろいというか、笑ってくださる方が多い・・・。

最近も朝6時からのモーニングセミナーで、大笑いの楽しいセミナーになりました!

大真面目な経営者のセミナーでも、最初から最後まで笑ってくださる女性が多く・・・。(ありがとうございます!)

もちろん、講演は商売ですので、笑えるようにシナリオ構成のようなことをして本番に臨んでいます。何度も練習やリハ、そして短時間の本番の講演に臨んでおります。

そんな笑いの多い講演になったのは、あるお世話になったドクターの一言

「難しい経済の話をしても、誰もついてこないよ。笑うと脳が活性する、すると『この講演っておもしろ〜い』『この先生、最高!』記憶に残る講師になるわけ。うえたさんなら、なれるよ。」

とのアドバイスを受け、講演の内容にはかなり吟味しています。

その結果、笑いを多くする意味で半ば削除となった内容があります。それが、今日、コラムに書いているこの

「男女別自殺者と色との関係」

私の講演の冒頭の方は、いわゆる外部環境を分析し、色がなぜビジネスで必要とされるかをいろいろな角度で説明しています。

「女性は本当に色が好きなのか」

という項目があります。

以前、男女別自殺者のデータを挙げていました。

警視庁の調べなのですが、男性の自殺者が8に対して女性の自殺者は2といったところ。この度合いはずっとなんです。10年ちかく。

この開きって、不思議に思いませんか?

男性、女性の本質的な違いが出て来ているように思えます。

特に、ストレスの受け止め方が異なるのではないでしょうか?

以前、リーマンショックになった2008年10月以降、社会情勢は急変しました。

当時どうなったかと言いますと、お財布の紐は堅くなり、消費は冷え込み、お店はプライベートブランドと言って、パッケージにお金をかけていないようなシンプルな包装の商品が売り出された時代です。

その頃、私のところへ女性が「色を診てもらえませんか?」

と続々やってこられるのですよね。それまで、一人も来なかったのに・・・

これには驚きました。財布の紐が堅くなれば、こんな付加価値のサービスにお金をかけようとしないのがふつうですよね?

ところが、女性は違う。

社会情勢が不安定な時代だからこそ、色の持つ効果で自分の心を豊かにしたり、強く生きるツールに使ったり・・・。

コーディネイトでセンス良くっていうよりも、強く生きていかなきゃ、というチカラ強さを私は診断した女性たちから感じ取ったような気がします。

女子の場合は、色を使うということは本能的なものじゃないでしょうか。

だから、女性は色に関心があり、男性と違って、困難に直面したとき、「色のチカラでも借りるか」「気をまぎらわせてみよう」と自殺という項目が消えるのではないでしょうか。

あくまでも、私の推論の域ですが、

男性と女性の自殺者の数の開きは、今も説明がついていません。でも、男女の本質的な違い、なかでも色をどう使うかという意識の違いは、要因の1つだと私は思っています。

・・・と、この内容は講演では、重くなりがちですので伏せております。

さて、私は外見が宝塚っぽいと言われ、色の話というので、外見のコーディネイトの話をするのかと思う方も多いそうです。

ところが、マーケティングだったり企業の「集客」だったり・・・そして、大真面目に話すのかと思っていたら、漫談風で笑いだしたら止まらないそうです。

「外見のイメージと話がえらく異なっていて・・・さらに笑わされる・・・」

と、受講者の方のご感想です。

楽しく学んでください。私も笑いにスキルに磨きをかけております。

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代表「うえた さより」は、女性の"欲求"に詳しい"女性消費者特化型"経営コンサルタント、男女差を踏まえたコミュニケーションのプロ、集客の分野のカラーマーケティングの第一人者。

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