さて、今日も手続きにミスがあったようです。岡山北商工会の早川さんから電話がありました。
その時に、チラシの件もまとめて話しをしました。
・・・で、出てきたのが岡山という商圏。
「大手さんが新商品のモニタリングするのに、静岡と岡山で実験するんですよね」
と早川さん。
そうなんです。静岡は「日本の平均値」なんです。そして、岡山は「どん底」を見るためです。どこまで、「ウケないか」を見るためなんですよね。
革新的な経営者が増えたとはいえ、まだまだ保守的な空気が流れるのも岡山なんです。
中四国の山陰や四国の経営者が岡山で売らず、大阪、神戸に行くのもふつうの話なんです。
大手が出店するときは、国内で一番最後に出店するのが岡山です。
県民性ゆえのノリの悪さがあります。
二番煎じ:「飛びつく」人がいないとも言われています。新しいことをすると、一番に手をあげる人はなかなかいなくて、2番手に乗ってくる方が多いのが岡山の特徴。
そんな岡山も、信用されるとお客さまやファンができますが、信用されるまでの長いこと、その高い壁を超えるまでに体力を失う県外の会社も多いでしょう。・・・だから、最後に出店されることが多いのです。
ただし、一度信用されると、全国でナンバーワンにもなれるくらいのお客さまが来ます。
県外でセミナーなどをしていますと、私の仕事は「集客」なんですが、岡山は人口が多いわりにたいへんな労力を使っていたな・・・としみじみと感じています。
他県に比べると5〜6倍努力しないと、お客さまが来ないという雰囲気がします。
私の著書の事例は岡山なんです。岡山で事例がとれた・・・県外ですと、桁違いにとれていたかもしれません。
マーケティングを知っている私なら、本当は他県で仕事をしたほうがよほど儲かっていたのではないか、とも思えるんです。でも、今思うのは、一番商圏の厳しいところでやってきたから、なんか全国が全然平気なんですね。
それから、こうも言えるでしょう。私の著書は岡山が事例。人口は全国の平均値ですが、商圏がやたらと厳しいなかの「集客」のルール。これは本当に参考になるんじゃないでしょうか?
岡山の経営者が成功していますから、実際、他県の方が実践するととんでもなく成功するにちがいありません。*他県の経営者がとてつもなく成功しているご感想をいただきますが、数値がちょっと半端じゃなかったのを思い出します。
岡山北商工会のセミナーは全国に先駆けてのセミナーのスタイルにしています。
さて、その反応はいかに。