昨日、7月13日は、岡山北商工会の経営指導員、早川さんと10月のセミナーの打ち合わせをしておりました。
1時間半ちかく、セミナー以外のお話もしながら・・・の打ち合わせ。
そんな早川さんから、印象的な言葉がありました。
「先生は、多くの『汗と涙』を流してきたでしょう。」
と言われました。
汗というのは、肉体労働的な「汗」もあるでしょう。現場を走りまわっていることもありました。
また、この汗というのは、コンサルタントですから、「アイデアや知恵」を絞ってきたという意味もあります。策を練らなければならない仕事、多くの知恵を絞りきって、結論をだしてきたでしょう。
それも、自分ひとりで・・・
あたりまえですが、コンサルタントですから、自分の決断を多く求められてきたでしょう。
そして、成功や成果へと引っ張っていくエネルギーはたいへんなものがありました。
男性経営者とはいえ、震えあがって逃げようとした方もいました。そんな逃げたくなるような現場でも、度胸を決めて、私は立っていた・・・という伝説もあります。
最後まで、あきらめずに成果をだす・・・
いつも、心に決めてきたことでしょう。
涙は、うれしいときも一人、号泣したでしょう。それから、馬鹿にされて、悔し涙を流したことも多々あります。10年間、振り返ると涙は多かったと思います。「生きるか死ぬか」「前に進むか、もうやめるか」そんな瀬戸際を嫌というほど歩かされたでしょう。
2代目、3代目の後継者の方が悩んだといいいますが、ほんの少しの期間でしょ?先代までの基盤があるから「信用」というのはすでに出来上がっているはずです。
創業者の私、しかも、新分野を開拓した私は未知数のところを歩き、いつも不安と向き合いながら・・・
でも、
「いつかは、きっと・・・」
それが、いつもバネになっていました。
自分は、こうなっている・・・
そんなイメージをいつも抱きながらいたでしょう。
「汗と涙」はよく流しましたが、
ふと、気付けば、その「汗と涙」はセミナーの時に、「この人、現場でたたかれてきているんだ!」
と多くの経営者を感動させることに、いつのまにかなっていた・・・
「汗と涙」
は、けっして無駄ではなかった・・・それがあるから、今「信用」されてきたのだ、と思うのです。