今日、岡山北商工会の経営指導員、早川さんからチラシの原稿がメールで届きました。その文面の中に
「先生のすごいところ。建設業や製造業を手掛けているところ」
びっくりするでしょ?
私は、これがふつうだったのですが、著書を出版したとき、一般女性から感想をもらって、非常に驚いたのを思い出します。
男性経営者を対象にしてきましたからね。
今考えると、セミナーやニュースレターで、しっかりアピールしてきた証拠だと思います。
出版してから、セミナーに行くと特に県外では
女性が半分以上を占めていることが多く・・・。
いざ、私が事例を出して説明していくと、妙に泥臭く・・・「汗と泥だらけの部室を連想するみたいで」たしかに、私のおしゃれな事例といえば、病院でしょうね。ブライダルもありますが、こちらはほとんど戦略でかかわったようなものです。
セミナーが終了すると、女性が
「私には関係ないわ〜」
と出て行かれたのを思い出します。
コーディネイトの話ではないからです。
おかげで、並べていた著書をちら見はするものの買ってくれない・・・ってこともありました。
ところで、出版した直後、岡山の周辺の商工会議所や商工会が開催してくれましたが、どうしてだかわかりますか?
事例に出てくる方々、それぞれが今も勢いをつけてビジネスをしているからです。つまり、身近に見る成功事例があるからでしょう。
ただし、セミナーの内容を理解されたかどうかは、わかりません。
建設業や製造業に特化したわけではなく、依頼がいつのまにかそうなったのはどうしてでしょうか?
従来の価値観と違うことをしているのだなと理解されていたと思います。
「色」で、何か経済的なメリットがあるらしいよ。風水じゃないけど。
とまわりの経営者に理解されていたようでしたね。
よくニュースレターにこんなことを書きました。
「色」に対する意識が欧米、アメリカ人と私たち日本人とでは、異なっています。アメリカ人は合理主義。「色」も何らかの効果や働きがないといけないくらいに思っています。
日本人にとっての色は、ややセンスやコーディネイトにちかいでしょう。色はきれいにしてくれるもの、というふうにとらえています。
80のところを80にするのは、ふつう。80の力で100は少し良い。80の力で120出すのが経営者であり、さらに科学的アプローチを使用すると、そうなるとよく説明してきました。
そういったことから、依頼があったのですよね。
今思えば、あの頃はたいへんでしたが、みなさんが熱心に聞いてくださり依頼をしてくださって、事例となったこと、今も好調な成果を出して伸びているお客さま。本当にありがたいことだとしみじみと思ったしだいです。