さて、日本企業(シャープなど)が大きな岐路に立たされていますね。
人員を切るしかない経営の対応策。
特筆すべき商品のないなか、次なる戦略を模索しなければならなくなりました。
今年、3月に私は中国電力株式会社で、顧客さま向けのセミナーをしました。そのセミナーに至るまでに、担当者の方とセミナーの打ち合わせなどを何度かしました。
その時に、中国電力さまが「私、うえたから学ぶこと」をいくつかあげてくださいました。
たしかに、一番伝えたいのは
・「集客」集客のアプローチに色の効果を使っている
ふだん、見慣れた色ではあるが、経済的なメリットや効果があるというのは、どういうことだろうか?という説明をしました。
これは通常のセミナーでも。
そのなかで、これでしょう、と思うものがあります。
・「色」に気付いた、その着眼点
なぜ?これがビジネスに役立つのかということに気付いた点。また、それらを検証した点。著書にまとめた・・・というのが、中国電力の担当者さまにすごく響いたのはたしかです。
後で、よく私なりに考えたのは、
大手企業さまが、次なる方針や戦略に困っているというところでしょう。
ジョブズ的な発想が苦手な日本人。
「パソコンにデザイン性」を追求した発想は、私たち日本人にはあり得なかった発想です。(これが、世界を圧巻させてますけどね)
「色」という情緒やニュアンスといった内容をビジネスに持ってきた私は、中国電力の担当者さまからすると、
「なんだ?」
「しかし、これが今の日本に必要な観点なんだ!」
という内容のことをおっしゃっていたのを思い出します。
さて、私のセミナーのターゲットはほとんど中小企業さまから中堅企業なんです。そして、ごくごく最近までは、
「色って、ビジネスになんの影響あるの?」
という男性がほとんど。
「発想」や「着眼点」のことを学ぶ・・・となると、
中も小も言ってられませんん。大手企業さまも学んでほしい時代に入ったかもしれませんね。