セミナー後、女性の方々からの質問で多いのが
「どうして、コンサルタントとしてなり得たのですか?」
私は、士業ではないので、後ろに何の看板も背負ってませんからね。
しかも、「集客」だけでなく、「色」までついてきて・・・理解不能ですよね?
私も当初は、「集客」だけにしようかと思ったのです。ニーズがあるのは、「集客」。
でも、当時、ランチェスターの勉強会でとある経営者が、
「うえたさん、集客だけのコンサルタントなんか、ごまんといるよ。絶対に、色という分野を捨てたらダメ!どんなに苦しくても放しちゃだめだよ。その色がいつか刃に変わるときがくるんだから。」
ランチェスターといえば、竹田陽一先生の。
だって、あの当時はビジネスに「色」の話を持ち出すと、コーディネイトの姉ちゃんか、と思われる程度でしたね。コンサルタントとして食べようとしている私に、この色という分野はいつもみごとに私の成長という足を引っ張ってくれました。
それでも、ずっと発信をし続けました。コラムで説明したり、セミナーで説明していくうちに、
「この分野、おもしろい!」
と言われるようになったのは、ごく最近です。
そして、ランチェスターですね。やっぱり。闘わずして勝つことができるんです。
集客の切り口に色ってなんだそりゃ?とセミナー担当者は思われるのですが、
「今年、やってみましょう。」
と開催されるようになりました。で、実際に驚かれるのはここから。いざ、集めようとすると、こんなの待ってました!といわんばかりにどっと集まります。(担当者の方々から、「世間のニーズはこれだったんですね。」とようやく言われるまでになりました。)
だから、ようやく来たか〜と思っています。
10年の苦労がどうにかこうにか・・・。
それで、若い女性は不思議に思うのですよね?どうやって、これまで仕事をもらえたのか?
事例となる話は、結局いただいた案件ですし・・・
おそらく・・・これがきっかけではないでしょうか?
ある経営者の団体に入ってましたが、●●委員会の役員をすることになりました。この●●委員会はこの団体の中でも弱小で。
●●委員会のイベントで、「集客ができるというなら、この案内の文章を考えてメールで会員に流してよ。」
と言われ、私が書いて流すのですが、そこから●●委員会は劇的に変わるのです。大勢の参加。委員会にも活気がでます。
そうなると、それまで主流で強かった☆☆委員会の集まりが弱くなってきまして・・・。
●●委員会は、弱小からこの団体の模範的な組織へと成長します。
「いい会社と悪い会社の例を見たような感じ。」と上の方々が、●●委員会と☆☆委員会を比較していったことがあります。
それから、この団体の大きな大会の「集客」もしたことがあり、想像以上に成功し人を動員させ、会を盛り上げたことでしょう。
そんな成果からだと思います。
ただし、影の立役者です。
お金にもならないし、重責ばかり・・・という日々もありました。逃げ出したいよね。っていう日も、もちろんあります。
でも、見ている人は見ていますし、評価をくださるんですよ。少し後にはなりますが。
たしかにその時は何も起こらないしお金に困るばかりなのですが、数年たった時、あれがきっかけでランクアップしているな、と気付かされます。
人生に無駄はないのですよね。
もちろん、最初から周囲の方々にコンサルタントと認められたわけではありません。与えられた仕事をきちんとこなすだけでなく、成果をだし、みなさんを盛り上げ、モチベーションを高めることまでしたので、
「うえたさんがいると、圧勝だな。」「うえたさんがいるから絶対に成功する。」
ちょっとした噂から、少しずつ認められたといえるでしょう。
そうして「コンサルタント」として認められたわけです。
どんなことがあっても、めげずに「集客」と「色」を考えたこと、「色」のことで男性に笑われたこともありましたが、いつのまにか第1人者、オンリーワンの道を作ってくれました。
最初から、すんなりと世間に認められたわけでなく、地道にコツコツ。ここにオンリーワンの道があるとも思っていませんでした。がむしゃらでしてきたことが、今の道を作ってくれたわけです。