私のセミナーを聞いて、
「よし、やるぞ!」
と気合いを入れて頑張る経営者が大勢います。ありがたいことですね。
教えている側の私も、たいへんうれしいです。
後日、ある経営者に呼ばれ会社にお伺いしたときのことでした。
「あれ?赤のジャンパー着てる」
ということに気づきました。
いろいろ従業員さんを交えて話をしていると
「社長、変えたのは赤のジャンパーを着るだけのこと」
社員さんたちも、何か改革をするのかと意気揚々とされていたのでしょう。
経営者が、赤のジャンパーに変えただけというのは、この会社にかぎったことではありません。
何かスピルチュアルなものに傾倒した経営者は、黄色のジャンパーを毎日着ています。
この色にする
と一度決められると、その色ばかり熱心に着ているのは、男性に多いといえるでしょう。本当にその色を着て何か起こるのでしょうか?
もって、2ヶ月です。
最初は、「わ、すごい!」と見られますが、慣れてくると、この人はこんな色のイメージかと浸透し、奇抜な色でありながらも注目度が薄いのですよね。
変化球を投げる事
「先生、集客のチラシで色が大事ですが、注意することってありますか?」
とセミナー終了後、ある商工会議所の職員の方に訊かれました。
「今日、お話した色の効果や影響は大事です。そして、ターゲットに合わせながらも変化球を投げ続けることが大切です」
ずっと、同じ色ばかり着てもいけないのです。
人間は慣れてきますからね。主体の色は決めていいと思います。そして、たまには黒を着て大人の雰囲気にさせてみるとか、今日はカジュアルな雰囲気にさせたり・・・・というふうに、変化を付けることが大事なのです。
色のリズムというのでしょうか。
経営者の服だけでなく、お店、チラシやホームページの色にも注意してみてください。