実をいいますと、私のセミナーを受講してくださる方や検討されている企業さまの多くは、男性だけの組織、男性を主体とする幹部、男性客をターゲットとする男性オーナー、男性社員・・・の方々が多いでしょう。
多くの方が時代にちょっと合わない窮屈さを感じているので、セミナーに参加されています。
そういえば、ここ最近、こんなニュースが飛び交っていますね。
日本女子柔道のナショナルチームの選手たちが、協会やJOCに訴えているというニュース。
おそらく、驚いたにちがいありません。
「女子柔道に女性の幹部がいないのですか?」
っと。
それから、驚くのは、私の業界もそうなんですよ。
「マーケティング」
の業界に、女性がコンサルタントとして動いているのは、極めて稀というかいないのではないでしょうか?
営業コンサルタントはいますが、「マーケティング」の集客になってくると、女性はほぼゼロにちかいといえるでしょう。
コンサルタント業というのは、自分の理論に基づいて案件を取ってきて、成果を出して・・・が基本です。
こうやって、積み重ねて・・・著書を出版し、全国へセミナーに飛ぶわけです。
*宣伝ではないですが、私の著書も東京の書店さんがいうには、
「女性の経営系コンサルの本はあまり出版されていないのですよ。女性の視点から見たビジネスもおもしろいですよ」
とのこと。実に珍しいわけです。
その案件というべき、仕事を取る段階で、男性のコンサルタントに負けてしまいます。男性経営者にとって、心おきなく語ることができるのは、やはり男性コンサルタントですからね。
そこで、主張したのが、「女性目線」。
何も、女性の色気を指しているのではありません。女性の消費は今やあなどれません。女性の価値観という尺度を大切にすることを進めてきました。
でも、なかには中小企業の経営者は、私が「女性目線」というと
「うちに、若手の女性を採用しているんだ。だから、大丈夫」
と言う方もかなりいました。
「女性目線」を何か勘違いされていないでしょうか?
たしかに、私を雇うとお金が相当高くつくかもしれません。
しかし、若手の女性がどこまで経験し実績を積み上げ、感情ではなく客観的に語るレベルに達しているでしょうか?
ビジネスは思いつき、感覚も大事でしょうが、
それらを検証、別の視点で見るという動きも大切です。それらを知識と体感的に経験した女性の観点が真の意味での
「女性目線」
になります。
「全てが刺激的で、明日から仕事頑張ろって思いましたよ。先生の次のセミナー。僕、受講します」
受講された男性の方のご感想です。
上記の方の会社も男性だけの組織。
「ええ、そんな考えもあるのか?」
今や2度受講してくださる熱心なファンの方々もいます。
その多くは、男性の組織だけでは発想しない視点やアイデア、策にしびれるほどの感動を覚えるのではないでしょうか?
男性だけの組織で、女性を採用することもできない・・・というのでしたら、
ぜひ、私のセミナーや講演、おすすめです。