私のコラムが少々気になったり、著書の「あとがき」など・・・。私のその過程に興味を持ってくださる方も多いとおもいます。今日は少し語りましょう。
「色彩学」「心理学」の勉強をして、今の基礎を築いて16年になります。創業して10年ちかく。
困難と苦難。理解されない岡山の地。
どうすりゃいいか、そんなところからのスタートです。マーケティングの中で、「色彩」と「集客」について書いている本がないことに気づき、その分野に興味を持ちました。というのも、工夫すれば「お客さまがどっと増えたり」、「人が集まったり」。女性の私にも、ビジネスで「優位に立てる」と思いました。また、おもしろいですしね。
しかし、現実は仕事をもらうのもたいへん。職業が明確に分からないというところ。ここから確立していきましたもん。でも、最初はカラーコーディネイトで仕事をもらったり、ともかく何でも仕事を拾っていた・・という感じがしますね。(もちろん、バカにされたりしましたよ。)
本当に変り種みたなことですからね。
「食べなきゃいけないし」
自分の仕事をどう伝えていけばいいのか、さんざん悩んだ5年くらい。最初の1,2年はご愛嬌でいただけても、それからは実力ですからね。
しだいに、「うえたさんにお願いすると、『お客さんが集まるね』。」と経営者の方々の中で、口コミになりました。そう「集客のプロ」となったのは、その頃から。
そして、地元の商工会議所の方から注目されます。
あの頃は時間がかかりましたね。食べられなくなったことは何度もありました。その時は、自分のちょっとした書いたものを経営者に売ったり、セールスレターみたいなものを書いてあげたりしてともかく目先のお金ではありましたが、稼いでなんとか生きた・・・という感じでした。
正直、実家の母は「帰ってきなさい。いいかげん、見切りをつけなさい。」
としょっちゅう言われました。
そんな新分野を何もあなたが見つけなくても、食べること、貯金することを考えなさい。たしかにそのとおりではあるけれど、もうここまで来て、あきらめてはいけないとねばる自分がいました。
たしかに、何度も限界を感じたことはありましたし、周りから「バカ」にされていましたし、「潰れる会社第1位」と言われていました。本当に「あきらめなかった」からいつのまにか、本を出版(本の出版はこれまでの遅さを払拭するかのようにトントン拍子に話しがすすみました。)することにもなりました。
「集客」「色彩」という新分野は、ほとんど周りの人々に頼らず、自分ひとりで開拓したようなもの。だって、仕事をいただくときにそんなうんちくを言って仕事が得られるかどうかわかりませんからね。理論は自分で温めておきました。(本を出版してから、この新分野を伝えたくらいです。)道のりはたいへんでしたけど、新しい扉をこれからまた開くことと思います。
「あきらめない」シンプルだけど、大切なこと。
レールがあって、その上を走ることは簡単ですが、自分で開拓することのたいへんさ。だって、「これが正しい」という答えもありませんし、みなさんが理解してくれるかどうかもなんの保障もありませんからね。人生で挫折しそうなとき、岐路に立たされたとき、無理をすることはないけれど「あきらめない」という選択肢も入れてほしいと思います。
さて、女性のための「あきらめない人生哲学」をテーマに講演もいたします。一般女性から「何か人生の先輩として、語るものがありませんか?」と言われ、考えたものです。
くわしくは、
「セミナー・講演」
をご覧ください。