「あのお店が気になる。」「これ、なんかおいしそう!!」「素敵な感じのお店。」・・・。
これは、ほとんど「見た目」で決まってきています。購買意欲をおこすもの、それも、ほとんどが「色」で左右されているんです。
さて、昨日の商工会の打ち合わせで、Nさんがおっしゃったとおり、実はビジネスにおいて色彩心理(科学的アプローチ)がとても重要であります。それは、上記の話からもわかると思います。
 
 本を出版したとき
「本当に、色を替えるだけで、人がくるんですか?」
という質問をしてきた人が多かったですね。
 
この質問をした方々は、おそらく現場で、数字とにらみっこしながら、商品を売ったことがないのだと思いますね。たしかに、色を変えるだけで、いきなり繁盛店になるほど甘い世界ではありませんが、やはり、私も現場で、消費者であるお客さまの行動を見ていると、
「やっぱり、見た目とか、色とか重要だわ。」
と実感してきます。
 
男性の経営者の方々も、
「人間の本能的な部分が大きいね。色は。だから、センスやコーディネイトなどおしゃれな美的なセンスという意味あいではなく、色が私たちに与える心理的、生理的な効果というのは、絶対に知っておかなければいけないことだね。」
 
と言われたことがありました。この方はすごいですね。まさにそのとおりです。
 
「色彩心理」・・・色が私たちの心と結びつきある以上、心理学と同様、知っておかなければいけないですし、それをうまくビジネスに活用することが大事ですね。
 
私がとくに色でこんなに変わる!?って驚いたのが、外資系時代の販売。
外資系企業ですので、デザインが同じでカラーバリエーションが豊富という商品展開がふつうでした。
店頭のメインテーブルに、同じデザインでも色が異なると、わっと群がる客層が異なってくるのに気づきました。
ピンクやかわいいパステル系だと、若い女性が集まります。そんな時、私の後輩や部下は同世代なので、たいへん接客がしやすいですよね。
ところが、地味な茶系の色の商品を並べると、年配の女性が
「あら、すてきな色」
と言って手にとってくれます。20代の後輩たちは売りづらそうでした。
外資系は、数字勝負の世界ですから、色だけでこんなに変わることもさっと見抜きながら、商品を並べるのも工夫しましたよ。
 
1日の中で、商品の色だけで、客層がコロコロと変わるのを見た私にとって、「色」が与える心理的な効果はたいへん興味深いものでした。
 
力づくで売ったり、営業したり、人を集めるのに四苦八苦したり・・・。
「科学的アプローチ」はそれらをよりラクに経済活動をしていく・・・「色彩心理」はその一つです。
 
昨日の商工会のNさんも、そういった意味で、「色彩心理」を経営者の方々が知っていただければ、と開催に胸をはずませているようです。

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