コミュニケーションの観点から改善していくこと
最近のニュースを私、うえたが心の目で読み解く回です。どうぞお付き合いください。
最近のニュースで気になったのは、自治体の首長さんたちのハラスメントですね。私、うえたも男女共同参画推進事業で自治体の職員の方々、首長さんたちと関わりますので注意深く見ております。
また、私の分野がコミュニケーション、ハラスメントも関連してきますので静観しつつニュースを注視しています。
私も行政に関わった経歴ゆえにわかることですが、民間企業と違って明らかに自治体のトップの首長は全ての権限、決裁、決議を持っています。民間企業では、お客さまと接する現場の意見が会社の決裁に反映してくることが多く、そのような会社はやはり風通しが良く、業績が良いとされます。
自治体は、トップの首長さんの意見で全てが決まるようなもの。自治体では、生産性を追求はしないので、現場の意見よりも法令遵守、上司、トップの意見が最優先です。
もちろん、私と既に関わった自治体の職員、首長さんたちは、外部の私の講演の話を聞こうという「聞く耳」を持たれています。このような自治体は、やはり人口が増えているんですよね。
さて、ニュースになった自治体の首長さんたちは何をしなければいけないのか。
「リーダーとは何ぞや」
をもう一度、考えてみるべきでしょう。今の状態では、ボス、お山の大将にすぎないのです。
新しい時代になったリーダーとは、職員の皆さんと対等な意識を持たなければいけません。そして、現場の意見を聞かなければいけないでしょう。自治体の現場の意見とは、住民の方々の抱えている問題や悩み、改善してほしいことがあります。
それらを汲み取って政策に生かしていかなければいけない、責任を持って遂行するのがリーダーです。
ハラスメントが起きている職場環境では、ほとんどの場合、職員の方々、首長さんとの間にコミュニケーションのズレが発生しています。
職員の方々とコミュニケーションのズレを感じた時は、怒鳴ったり嫌味な発言をするのではなく、ご自身の口グセ、思考パターン(マインドセット)、考え方を見直すことです。これは、新しい時代のリーダーに求められてきます。
ぜひ、私の男女間コミュニケーションから学んでみてほしいです。全てのコミュニケーションの基本とは男女間コミュニケーション、日常会話からきているのだと気付きますからね。
それから、講演も職員の方々と受けてほしいものです。「いろいろな気づきがありました」と職員の方々、首長さんたちからご感想もいただいていますので、おすすめですね。