2011年11月3日

この日、四国は高松市仏生山町の菩提寺、法然寺にて、五重塔の建立を祝ったそうです。

私の世代で、「キャー五重塔!!」という方はいないと思うのですけど、私は五重塔のことを知っており、五重塔とは少々関係のある現代女性であります。

「あなたは、K家の考えに似ているわね。本を書いたり、人前で講演したりしてるのは、まさにそうよ。」

と以前から言われたことがありました。K家は、先祖代々の墓地に五重塔があったそうです。K家とは私の曾祖母(ひいおばあちゃん)のご実家。高松松平藩の藩士で、武家。

さて、現代を生きる私たちにとって、五重塔の存在は「謎」でありました。どういう意味でK家が建立したのかわかりませんでした。

法然寺、高松松平藩主、初代藩公、頼重公の理念(この当時はそうは言ってないですが)「極楽浄土」を表すのが五重塔で、高松をひとつのプロジェクトにしていたようですね。(新聞とかの内容から)

それでも、謎なのは、K家の五重塔。たしかに藩のご重役であり、幕末には曾祖母の祖父や父は攻めてくる他の藩に対し、戦わず無血状態で城を明渡す選択を迫られたようです。

藩公の考えである五重塔を自分たちの墓地に・・・。武家としての権力誇示?見栄っ張りな先祖ではなかったようです。松平藩に仕えていたことを自慢するものでもないと思うのです。今の会社でいえば、経営理念を家に持って帰って実行している・・・

墓地は子孫が必ず見てくれると思いますから、

あくまでも私の推論ですけど、「信念を貫いて、前進せよ。」という意味のような気がします。初代藩主が亡くなって最低でも百年以上たって、K家は五重塔を墓地に建立したようですね。

今回の法然寺の五重塔は初代藩主没後300年。

「初代藩主の悲願だった」と新聞に書かれていました。

自分が正しいと思ったことなら、必ずそれを形に具現化しなければいけない・・・

私の先祖はK家所有の墓地にある五重塔を通して、そう問いかけてきたのかもしれません。あの当時はなかなか、藩士のみなさんが同意して行動に移してくれなかったのでしょう。反対派がいたのですね。ならば、当家だけでもと、墓地に建立したのかもしれません。(私の先祖なら、やりかねないと思います)法然寺の五重塔を建立され、喜んでいるのは私の先祖でもありますね。

時々、私も自分の仕事や自分の考えを世に問うてもいいのだろうか?と思い悩んだこともありました。でも、なんだか悩むことよりも、実行して発信していかなければ、何百年後かになってしまいます。コンサルしている企業さまでも、「今、このとき変革を」といえることがありますね。

自信をもって、堂々と前へ進みますよ!私も。

それから、改めて気づかされた高松の法然寺の五重塔を参拝せねば、と思いました。

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